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09

1月

2012

自傷行為は自動行為である

自己連帯としての「自傷行為」

◯自傷行為とは苦しみを生き抜いてきた自分を過去に置き去りにしないために用いられる共感的、連帯的行為である。

◯自分に対する見捨てられ不安

◯同時に、自分という人間の存在確認のための自助的な手立ての一つである。

                               リストカット考 向谷地

 

年末から年始にかけて一週間程休みであった。

休みの間はそれなりにだらだら過ごして人と会ったりして楽しかったのだが、休日最終日の夕方頃から不安が高まり、泣きながら自分の頭を叩いていた。

 

今、行っている事務所はとてもいい人たちばかりで、とても居心地が良い。過去に経験した仕事に比べれれば雲泥の差である。なのに、明日、事務所に行くのがとても怖い。

自分でも、なんで泣いて頭を叩いているのか分からなかったが、なんとかその日は薬を飲んで寝た。

 

次の日、朝起きて普通に事務所に行った。事務所はいつもどおり居心地が良く、安心して仕事をした。

 

1月7日に中野でべてるの集いがあったので参加してきた。朝起きられなかったら行かなくてもいいと思っていたのですが、目が覚めた時に間に合う時間だったので行ってきました。

 

会場についたらべてるの人たちはもう来ていて会場はたくさん人が入っていた。

私は向谷地さんに挨拶をした。

向谷地さんは「良いところに来てくれたね。今日はパーソナリティ系の苦労をしてる人がメインなんだよ」と言った。

そして、私が泣きながら頭を叩いたことについて「自分いじめというのは過去の苦労している自分、世の中で他に苦しんでいる人と連帯するためにしているんだね」と言われた。

私はこの言葉がものすごく腑に落ちた。

 

ああ、そうか。とおもった。

 

私が幸せになってしまったら過去の自分がかわいそうだ。辛い思いをしてきた過去の自分が、今の幸せな私を許さないのではないだろうか。そして、世の中には苦しんでいる人がたくさんいる。不況が続き、震災も起き、行き場のない人達がたくさんいる。そんな中で私は私が幸せになるのが許せないのだ。だから私は自傷行為をしてしまうのだ。と理解した。

 

そして、自傷行為とは自動行為なのである。

自傷行為は医療者や支援者にとっては当事者が支援者を困らせようと嫌がらせをしていると思っている。

でも、それは違う。自傷行為をする時に「あの人を困らせてやろう」とまで考えて行動しない。反射的なものだ。

 

しかし、自分いじめも度を過ぎると死に至ったり、医療費がかかったり、周りの人に心労をかけるので、出来れば避けたい。これは今後の研究課題だと思いました。

03

1月

2012

困ってる人 大野更紗

昨年出版され、話題になった大野更紗さんの「困ってる人」を読んだ。

 

大野さんはうら若き20代の大学院生女子。ビルマの難民問題に興味を持ち、ビルマ難民のリサーチをしたり、ビルマ研究者になろう!とパワフルに行動して、これから色々なことがスタートするという矢先に難病にかかった。

そして、日本の医療、社会福祉制度の狭間で日本で難民になってしまったのだ。非常に興味深く面白い本だった。面白いというと内容に反して語弊があるかもしれないが、大野さんの文体は若い女子の若い文章で明るく書かれているので、面白く読めた。これを太宰治に書かせたら自殺者が増えそうな内容の本である。

 

大野さんは体中に斑点ができたり、関節がほとんど曲がらなくなったり、高熱が続いたり、体が風船のように膨らんでパンパンになったり、歩くことすらままならないような状態だった。そんな状態の大野さんが自分の病名を付けられるまで一年かかった。

 

まあ、どこの病院でもさじを投げられて、ぐるぐる病院を回り、最後に大野さんがオアシスと呼ぶ病院にたどり着き、そこから他の病院で検査入院して麻酔なしで筋肉を切ったり、針を刺されて電流を流されたり、それはそれは恐ろしい検査を受ける。そうして、検査の結果<皮膚筋炎><筋膜炎脂肪繊炎症候群>と診断される。

 

大野さんの主治医、パパ先生は非常に厳しい人だと大野さんも読者も感じると思う。パパ先生は難病患者をたくさん診てきている。だからこそ、あそこまで厳しいのだと思う。

患者に優しくするのは簡単だ。食事の介助や入浴の介助、社会制度を使って医療費を最小限にしたり、移動手段などもお金がかからないようにすることもできる。

 

でも、パパ先生はそういうことを好まない先生だ。大野さんからしたら、冷たい先生だと感じることもあると思う。しかし、いくら難病だろうが、自分でできることを自分でできるように努力する。頭を使って他の手段を考える、社会制度に頼りすぎてはいけない、それは後々後悔するからだ。社会制度は国民を助けるためにあるものなのだが、社会制度が患者の生きる力を妨げている側面がある。パパ先生はそういう考えなのだと思う。

 

私はパパ先生の考えも大野さんの気持ちも分かる。私も病気になったばかりの頃は社会制度を使わなければ生きていけない、と思っていたからである。しかし、長い間使っていると、感覚が麻痺してくる。普通の人が普通に払っている金額よりも安い額を払うのが当たり前になってくる。

当たり前は怖い。当たり前に、みんなが買い出しをしてくれる。当たり前に手伝ってくれる。

そこに、大野さんは入り込んでしまって、とても後悔するシーンがある。

 

友達だからといって支援してくれても、友達はそこに何らかの行動の意味を持たないと続かなくなる。大野さんからお礼をにこやかに言ってもらう。大野さんが友達の支援によって元気になる、などの見返りがないと友達も疲れてくるのだ。もちろん、大野さんは難病で人生に絶望していて友達にそこまで気が回らない。体だってめちゃくちゃだ。友達といえどお礼の言葉も口に出す余裕もない。難病だから治る見込みもない。

 

そこまで病気はひどく、病気がひどくなると心は病み、未来が見えず、絶望のまっただ中に落とされる。

 

クマ先生はそこをお見通しで、死ぬことで頭がいっぱいで洗面台でカミソリを持っている大野さんをたまたま見かけてこう言う。

「シャワー室に鍵かけて、シャワー流しっぱなしにして、カミソリで手首でも切ろうと思ってるんでしょ」

大野さんは思い切って「はい」という。

先生は嫌な顔ひとつせず「それは、苦痛から逃れたいという、ごく当たり前の人間の反応、ですよ」と微動だにせずにいう。

先生は大野さんのような患者をたくさん診てきている。だから、分かる。大野さんの思考の流れが。

 

そんなパパ先生も、人間なので、ある日、大野さんが激怒する事を口走ったのを聞かれてしまう。

大野さんが同じ病院でとある男性と相思相愛になり、ガチガチの体でありながら、病衣を脱ぎ、タイツを履いてお洒落をして男性と病院の桜の木の下でベンチに座ってデートをしたことがある。とても、ロマンティクで美しい思い出だった。

 

そのデートから帰ってきて、いつもの様にパパ先生に処置をしてもらうのだが、いつも病衣なのでタイツを脱ぐのに手間がかかった。その時は何も言わなかったが、その後、パパ先生は「靴下も履くのが大変なのにタイツなんか履いちゃって」と看護師と話しているのを聞いてしまう。大野さんは激怒する。

 

でも、これはとても当たり前の事なのだ。私達患者は、先生に命を託しているフシがある。だから、先生が絶対的なものになり、神聖な、それこそ神のように感じてしまうことがある。でも、それは間違いだ。先生は神様ではない。私は、大野さんはここで先生の話を聞いてしまったのは良かったことだと思う。先生を神様の座から落として、神様に忠誠を誓う信徒ではなく、神様に反逆して自分の頭で考えて行動できるようになったからだ。

 

大野さんは一年で日本の患者が悩むことを全て体験してしまった。私は15年かかった。

 

大野さんは現在も絶賛生存中である。

悩める難病女子としてこれからも生き抜いていただきたい。

これから、同じ道を歩く人の道標になるであろうと思う。

13

11月

2011

親は唯一の理解者か

障害者の経済学の3章にある、「親は唯一の理解者か」という表題の章がある。

精神病になると、親との関係が非常に難しくなる。多分、みんな苦労していると思う。それについて、この章では述べられているので、触れてみようと思う。

この本はあくまで「障害者」を扱っているが、精神病に置き換えて書きます。

 

親は、子供が精神病になると、「私の育て方が悪かったのでは?なぜ、私の子供は病気になってしまったのだろう。私が死んだら、この子の面倒はだれがみるのだろう」という不安が常につきまとっている。私は精神病の当事者だけれど、親はだいたいこういうことを考えているのは分かる。

 

子供の頃は親の愛は必須である。食事や身の回りの世話をしてもらえなければ生きてけない。でも、成人して病気になってからも親は子供の面倒をみなければならないのだろうか。

 

成人になってからも親からの食事の世話や、身の回りの世話をするのは親にも子供にもよくないと思う。

私が実家にいた頃、母親が家事をほぼすべてやってくれていた。私はそれをなんの違和感を感じずに受け続けていた。特に、「家事を手伝え」と言われなかったので、まったくやらなかった。今思えば、母は私に罪悪感を感じて家事を勧めなかったのかもしれない。また、たまに、料理を作るように言われて作ることもあったが、母親が斜め後ろにずっとついて私に細かく指示を出すので、私は怖いし、嫌でしょうがなかった。いちおう、実家に戻る前に二回ほど一人暮らしを経験していたので、料理や家事はやれば出来るのだが、母は私の生活能力は分からなかったようだ。

今、私は実家を出て一人暮らしをしている。実家にいる時よりもとても精神的に安定している。

母親がこの間、私のアパートに来て驚いていた。「ずいぶんきれいにしてるのね」と言っていた。

 

私は母親に自分の生活能力を奪われていたと思う。母親は病気の子供の為に身の回りの世話を一生懸命やるけれど、子供のできることまで手を出し過ぎているのではないか、と思う。「うちの子はできない」と言い切っている親もいるが、なぜ分かるのだろう。家にいるときにまったく家事をしなくても、一人暮らしになって必要に迫られたら自ずと覚えるだろう。病状によって一人暮らしが不安ならグループホームなどに一時的に入所するのもありだと思う。

 

自分で、身の回りのことをして、お金の管理をして、ゴミの出し方を覚えて、出来ることが増えていけば当事者の自信にもつながる。でも、親がいると全てやってしまうので、ヤル気が失せてしまう。それに、病気の人と親の間には確執がある場合が多い。

病気の当事者も「私は親のせいで病気になった。だから親に家事をやってもらって当たり前」と思っているフシもある。(これは私自身に言える)親も「私のせいで子供は病気になった。ずっと親の私が守ってあげなければならない」とおかしな共生関係になってしまっている。

 

親にとっては子供はいつまでも子供だ。病気になったらなおさら「守ってやらなければ」という思いが強くなると思う。でも、子供にとっては親は案外どうでもいい存在であり、むしろうっとおしい存在だ。小津安二郎の「東京物語」がいい例だ。

 

子供が病気になっても親は子供を手放す勇気を持って欲しい。それには社会の受け皿が必要だ。親は死んでも社会はなくならない。これからは社会が病者を受け入れるようになってほしいと思う。

22

10月

2011

障害者の経済学

今、中島忠信という人の「障害者の経済学」という本を読んでいる。

大変面白く、興味深い本である。全部読み終わってから感想を書こうと思ったのだが、書きたいことがたくさんあるので、少しづつ紹介していきたいと思う。

ちなみに、この本は精神障害について書かれた本ではなく3障害「身体」「知的」「精神」の3つについて書かれている。(聴覚と視覚については筆者の能力不足により触れられていないとありました)

 

とりあえず、今回は第一章に書いてあることについて感想を書こうと思う。

第一章のタイトルは「障害者問題が分かりにくい理由」というタイトルだ。

まず、私達が街中を歩いていて障害者に出会う機会はそう多くない。街を歩いていても車椅子はほとんど見かることがないと思う。見かけると、「あ、車椅子だ」とビクッと反応してしまう。

それはなぜかというと、街の中が車椅子の人にとって移動しづらい街の作りだからだ。道はデコボコしているし、電車に乗るのも一苦労だ。そのために私たちは車椅子の人を見ることが少ない。少ないとどうなるか。目立つのである。

他の障害にも言える。知的障害者や精神障害者の施設は不便なところにあることが多い。何故かというと地域住民の反対や「良い環境を」ということで町外れの郊外に施設ができるようになった。そういうことが続いたため障害者は街中で見かけなくなってしまった。見かけることが少なくなってきたので、健常者は障害者について考えない、考える機会が奪われてしまったのである。

 

では、昔はどうだったのだろう。

昔は普通に古典落語に知的障害者と思われる人が出てきているそうだ。他にも興味深いのはお祭りに使われる「ひょっとこ」の面は脳性まひの人を表すものだそうだ。確かにお面を思い起こすとそう見えないくもない。

そして、この語源は古代の人が大切な火を守る仕事をする人「火を守る男」→「火男」→「ひょっとこ」となったらしい。

そういうことを考えると昔は普通に障害者は障害者として社会に溶け込んでいたのだろう。脳性まひの人はうまく動けない、その間は動けるものは狩りに行ったりする間、火を守るという大切な仕事を任されていた。

現代社会でも障害者は障害者としてできること、自然に健常者と共に生きることは出来るのだと思う。

 

そして、この本の表紙にはエビス様が描かれている。「古事記」の中でイザナギとイザナミの最初の子供は蛭子(ヒルコ)だった。それが漁師に救われエビス(ヒルコ)として復活する。

なんと、障害者が神様になっていたのである。

 

という目が醒めるようなエピソードを読んだ。

 

今回は引用ばかりになってしまいましたが、これから、自分の意見や体験なども書いていきたいと思います。

 

Amazon 障害者の経済学

 

 

22

9月

2011

第6回コンボ亭12/17(土)に向谷地生良さんが来ます

第六回のコンボ亭が12月17日に開催されます。

第六回のテーマは「恋愛と結婚を本気(マジ)で考える大研究」というクリスマス前の研究テーマです。「マジ」という懐かしい響きに心を奪われるものがあります。

 

精神障害者の恋愛はもとより、結婚はタブー視されてきました。親や周囲の意見としては「病気で自分のこともままならないのに結婚したりできるわけがない」というのが通例でした。

確かに、精神病で家事が出来なかったり、仕事が順調にいかなかったり、ましてや子供ができたら育てられるのか、と思うのは当然のことです。

でも、健康な人達でも恋愛をしたり、家庭を持つことは周りにたくさん迷惑をかけて助けてもらって成し得ていくものだと思います。

精神障害者が結婚をすると、普通の人たちよりも周囲の助けが多くなるだけで、結婚自体が無理なわけではありません。

向谷地生良さんの考え方は「精神障害者が結婚をすることで、支援者がどうやって支援していったらいいかというモデルになる。だから、たくさん苦労しなさい。たくさん迷惑をかけなさい。そうすることで支援者が育つ」という考え方です。

べてるの家では精神疾患を持ったカップルが結婚をして妊娠した場合、向谷地生良さんは産むことをすすめるそうです。

 

ネットで疾病別の医療機関にかかっている患者数の推移を発見しました。http://cl-co.com/wp-content/uploads/2011/08/1107065dai_11.jpg

ここ10年くらいですごい勢いで伸びています。

 

人口の減少している日本ですが、精神障害を持った人も周りにサポートされて安心して結婚して子供を産んでいける世の中になったらいいな、と思います。

 

●事前締切日12月2日(金)
●開場13:00 上演 13:30~16:00(30分程度延長の場合あり)
●場所:東京都内(場所未定)/参加費:事前申込 3000円(コンボ賛助会員は2000円)、当日:3500円

 

【お申し込み方法】
①参加費を郵便局から郵便振替用紙で振り込み
 口座番号…00280-4-116662
 加入者名…こんぼ亭
②必要事項をメール、ファックス、ハガキ、電話のいずれかで、コンボまでご連絡ください。

 

必要事項…お名前、郵便番号・ご住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号、賛助会員番号、振込日、参加をご希望のイベントの題名
●送り先…メール:comhbotei@gmail.com(スペル間違いにご注意ください!)
●電話番号:047-320-3870 ファックス:047-320-3871
●ハガキ:〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F コンボ・こんぼ亭係

 

 

10

9月

2011

親と子と周囲の大人

8月の中頃の事を書こうと思います。

 

お盆休みが終わった頃、私はいつもの様に事務所に向かっていました。

夏休みなので子供たちや親子の姿が目立ちます。

駅のホームで母親と小学校低学年くらいの男の子、その子の妹と思われる幼稚園くらいの女の子が母親に連れられて駅のホームを歩いていました。

 

母親は足早に歩きながら、イライラしている様子で小学生の息子に何やかや言っていました。息子は口をモゴモゴさせながら母親の後をついて行っていました。妹はその後ろを黙ってついて行っていました。

 

私はそれを見ていて「夏休みだからどこか遠くに出かけるのかもしれない。でも、ちょっと母親はカリカリし過ぎだな」と思って見ていました。

しばらく見ていたのだけれど、母親はイライラが全く収まらず、ずっと息子に何か言葉をぶつけていました。それがあまりにも長いので、ちょっと母親にひとこと言いたいくらいだったのですが、30代の見知らぬ女に口を出されても母親は私の話など聞かないだろうし、通勤時間帯で周りに沢山大人がいるけれど、だれも親子に注目していないので、私も口を出さずにいました。

 

と、その時、母親は息子の頭をパシンとはたきました。あくまで「バシッ!」という風に叩いたのではなくて「はたいた」という言葉のほうが合っている気がします。

私はそれを見て凄く驚きました。公衆の面前で子供をはたくという行為にびっくりしたのです。

息子は、はたかれる前もその後も泣いたり大声を出したりなどは一切せず、母親の言葉に口をモゴモゴさせていました。なにか言ったのかもしれませんが小さすぎて聞こえませんでした。

息子はその後、黙って母親の後をついていき、妹も黙ってその後を付いて行きました。

私はその場面を見てびっくりして、なにか言わなきゃと思いつつ親子がホームの先に行ってしまうのを見ていることしか出来ませんでした。

 

とても情け無くて悔しくてしばらく落ち込んでいて、この光景が頭から離れませんでした。

 

ちょっと、昔の話をします。

私が4歳くらいの時のことです。近所の年上の男の子と一緒に遊んでいました。男の子が補助輪付きの自転車に乗って走り出しました。私はその男の子の後を追いかけたのですが、男の子は早くて私は追いつけなくていつの間にか男の子を見失ってしまいました。

私は気がついたら知らない場所にいました。夕方だったと思います。

私は家に帰れない不安から大声で泣きました。でも、帰宅途中や買い物に行く大人たちがたくさん通り過ぎるのに誰も私に声をかけず、どんどん通り過ぎていきます。

正直、泣くのに疲れてきたのですが、泣くのをやめたら家に帰れないと思って頑張って泣いていました。

そしたら、一人のおばさんが「あらあら、大丈夫?」と声をかけてくれました。おばさんは私を慰めてくれて交番に連れていってくれました。そして、「お腹が減ったでしょ」とパンを買ってきてくれました。クロワッサンに生クリームが挟まっていてさくらんぼののったパンでした。

私はそれを頬張りました。

パンを食べたら落ち着いてきて、警察の人に自宅の電話番号を教えることが出来ました。(はっきりと覚えていないですが、何らかの手段で電話番号は伝えたと思います)

おばさんはバイバイして去って行きました。

 

しばらくしたら母親が迎えに来ました。私ははるか遠いところに来てしまったと思っていのですが、自宅からそんなに離れていないところで迷子になっていたようでした。

 

なぜ、この話をしたかというと、私はこの時に見知らぬ大人に助けられたという思いが強く残っているのです。私は小さくて弱い子供だけどしっかりと社会の中で大人に守られて生きていたんだ、と思うことができるのです。

 

特に、子供にとって外で親に叱られたり、「うちの子はダメな子で」など親が他の親と話しているのを聞くのはとても辛いことです。「うちの子はダメな子で」というのも母親同士の社交辞令のような会話だと思っても「私は恥ずかしい子供なんだ」と思ってしまいます。

 

話は戻りますが、あの駅のホームで母親にはたかれた男の子は相当つらかったと思います。公衆の面前で親にはたかれる。でも、周りの大人は見て見ぬふり。仕方なく黙って母親についていく。

 

大きなお世話かもしれないけど、母親が男の子をはたいたとき「さっきから見ていたんですけど、こんなに周りに人がいっぱいいる中で、お子さんをはたかなくてもいいんじゃないですか。」と母親に言って「大丈夫?何かあったの?」と男の子に言えてたらな、と思うのです。

 

私が小さい頃、迷子になった私を助けてくれたおばさんになりたいのです。

17

8月

2011

精神病新聞vol.10「こころの元気+」書きました

久しぶりに精神病新聞を書きました。

今回は「こころの元気+」という当事者向けの雑誌についてです。

左の「精神病新聞」のところからいけます。

「こころの元気+」のどこまでも当事者に寄り添い、向き合う姿勢には感激します。

最近は障害者年金についての連載もスタートしました。

ここからも行けます。

クリック

30

7月

2011

差別語と表現規制

世の中には差別がある。被差別者を守ろうとするために表現規制がかかる。

 

例えば「狂う」だがこれはまずいらしい。狂うというと「頭がおかしい」というのが先に来てしまうためイメージが悪いようだ。

 

私が中学生の時に筒井康隆の「断筆宣言への軌跡」を読んだ時に「狂うという漢字を使ったものの中にも『狂い咲き』など美しい言葉がある」とあった。20年くらい前に読んだので確かかどうか分からないが、そう書いてなくても「狂い咲き」という言葉は私も美しいと思う。

狂うのが美しいといえば映画「サンセット大通り」の往年の女優が狂気の中、ラストシーンで高貴に階段を降りていくさまは美しいと私は思う。それに、何かを表現するときに「狂う」ということを使うのは物語を豊かにする。

でも、「傷つく人がいるから使ってはいけない」という人がいる。しかし、世の中には確実に狂っている人がいるのであり、言葉を変えたからと言ってその人達はいなくなるわけではない。また別の呼び方で呼ばれ傷つくだろう。

 

ネットでは「キチガイ」を「基地外」と使う人がいる。これは「キチガイ」と使ったらまずいから当て字で「基地外」としているわけだが、もしこれがずっと続いたら「キチガイ」という言葉はなくなりキチガイは「基地外」というものになってしまうかもしれない。もうこれは言葉が言葉をなしていない大変おかしな自体である。

 

それと、震災であやふやになってしまったが都条例の問題がある。いわゆる「二次元で未成年の女性にいやらしいことをする表現を規制しなさい」という条例だ。これについては元エロ漫画を編集していながら性虐待を受けていた私の意見を書こうと思う。

 

「近親相姦も強姦もどんどん書いてください。そうしないと女性が危機意識を持たない」ということである。

 

私は幼少期に兄に性的虐待を受けていた。

強姦はないが夜道で男性に後ろから抱きつかれて口を塞がれて倒されて下着の上から性器を触られた。そのことが起こった場所の近くの家の人が出てきてくれたから犯人は逃げたけどそのままだったら強姦されていたかもしれない。

 

他にも中学生の時に塾の男性教師が生徒を自分のアパートにあげて勉強を教えていた。でもその先生が家に上げるのはほとんど女の子だけだった。私は勉強を教えてもらうためにアパートの鍵を借りて上がって勉強していた。私は胸を触られAVを見せられ古いエロ本を見せられたり、コンドームを見せられたり、卑猥な言葉を言われたりした。他の女の子もそうだった。お金をもらってる子もいた。でも、私は先生のアパートに通い続けた。なぜか。先生は勉強を教えるのが凄く上手いのだ。

このような設定はエロ漫画では鉄板であろう。「エロ漫画を規制したら性犯罪が増える」という人がいるが、この時は20年以上前である。規制しなくてもこういうことが行われていたのだ。

 

女性は男性向けのエロ漫画を目にすると不快感を覚えると思う。私もエロ漫画を編集していて不快だった。でも、残念ながら男性は女性をそういう目で見ていて興奮しているのだ。その点で当事者の私としては世の中の女性に自衛として知っておいてもらうためにエロ漫画に規制をかけないで欲しい。

10

7月

2011

心を病む人のための 高森流コミュニケーションQ&A

先日誕生日を迎えて、かっちゃんに誕生日プレゼントに漫画家でイラストレーターの田中六大さんの絵をプレゼントしてもらいました。大変嬉しく飾っています。

 

「心を病む人のための高森流コミュニケーションQ&A」という本を読みました。高森信子さんという方が著者なのですが、SSTのリーダーとして活躍しておられるそうです。SSTは簡単にいえば「コミュニケーションの練習」なのですが、精神病者が「今使いたいコミュニケーションの方法」が地に足の着いた感じで書かれていてとても好感が持てました。当事者向けだと思います。同時に家族の方にも読んでいただきたいです。精神病を抱えた当事者が「今、何に悩んでいるのか」ということが理解できると思います。

 

どれくらい地に足の着いた感じかといえば「美容院などで「お仕事は何ですか?」と聞かれたときにどう答えていいか分からない」という悩みなどが載っています。多分、健康な人には到底理解出来ない悩みだと思います。でも、これに悩んでいる人はとても多いです。

精神病の人は基本的に、嘘がつけないので、つい本当のことを言ってしまう。そこを高森さんは「美容師の人は「今日は天気がいいですね」と同じくらいの挨拶程度に聞いているんですよ」と答えています。本当に当たり前といえば、当たり前すぎますが、それが当事者には分からないのです。また、そういう時のうまい答え方なども書いてあります。

 

しかし、私が一番びっくりしたのは高森さんが当事者と家族の両者の気持ちをしっかりと理解しているという点です。その上でどういうふうにコミュニケーションをとればうまく親子で生活できるか、ということを提示してくれています。

 

例えば、20歳を過ぎても家でごろごろしている精神病の息子がいるとしましょう。家族にしてみたら「いい年をして働きもしないで」という思いでしょうが、息子にしてみたら「体がだるくて動けない。寝ていることしか出来ない」という状態なのです。

 

そういう状態の家族の関係を上手なコミュニケーションをして両者の気持ちを理解し合い、尊重し、折り合いをつけるやり方が書かれています。

 

家族以外にも友達とのコミュニケーションのことや診察の上手い受け方。一人暮らしをするためにはどうしたらいいか、結婚がしたい。など、今すぐ使えるものから未来に向けて書かれています。私の感覚では実用書的な感じに使っています。

 

実用書と呼んだのは、私が主治医が変わり、初診に不満があったためどうしたものか悩んでいたときにこの本を読みました。この本を読んだら医者に伝えるべき点が挙げてあってその通りにしたらうまくいったのです。

 

ただ「眠れません」「やる気が出ません」「死にたいです」などの言葉では医者もどうしていいか分からないでしょうし、医者は薬を適切に出すのが仕事なので患者の愚痴を聞いている暇はありません。

 

要点として

①どれくらい眠れているか。(例:薬を飲んだ時間や眠った時間、朝どうしても起きられない)

②薬についての質問(例:どこに効いて副作用は何か)

③気分の調子(例:朝は気分がよい、週末は気分が落ち込む)

④生活の広がり(例:作業所に行けるようになった、コンビニに買い物に行けるようになった)

の四点が大事だとありました。

 

早速次の診察の時に実行してみました。診察時は私は緊張してしまうので、あらかじめ紙に書いておきました。そうしたら、薬が減って新しい薬が出て、説明もちゃんとしてもらえて自分自身も納得のいく診察になりました。

 

私のその頃の悩みは「朝早く起きてしまって体が痛くて二度寝も出来ない」というもので、それで仕事に行くのを休んでしまうこともあって、休むと罪悪感にさいなまれるので悪循環に陥っていました。

 

そして、新しく処方された薬を飲んだらとても良く眠れました。体の痛みはありませんでした。何年間もこんなにぐっすり眠れたことはなかったので自分でも驚きました。そして、眠れたことにより、仕事もパニックになったりすることが少なくなりました。

 

病気によってマイナス思考になり、作業効率が悪くなることが引き起こされると思っていたのですが、ぐっすり寝てすっきり起きたら全て解消されました。睡眠が大事だということにずっと気づきませんでした。そして、薬が効いたことにより医者への信頼感が高まりました。

 

私はこの部分がとても役に立ちました。いろんな項目があるので必要なときに必要なところを読むといいと思います。

 

そして、よく出てくるのは「私、メッセージ」という単語です。

当事者はよく相手のせいにしたり、自分の考えをはっきり言わないことが多いです。そういう事をやめて「私はこう感じているんです」とはっきり伝えれば誤解や摩擦も少なくなるとありました。積極的に実践していきたいです。

23

6月

2011

「ぶっころせ!刑法39条ちゃん」の感想

6月12日に行われた文学フリマという自費出版物の即売会に行ってきました。

お客さんで行くのは初めてでした。友達のミニコミだけ買って帰ろうと思いましたが、見て回っているときに「ぶっころせ!刑法39条ちゃん」という文庫サイズの本を売っている人がいました。

 

刑法39条には「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減刑する」とあります。

精神病の私は興味を持って文庫本を手に取って眺めていました。萌えなイラストの描かれた本でライトノベルのようでした。

作者なのかどうか分からないけれど、売っている人が「この本はキチガイなら人を殺してもいいという法律を・・・キチガイは・・・キチガイだと・・」となんどもキチガイと繰り返すので少し嫌な気分になりました。自分で自分のことをキチガイと自虐的に言うことはありますが、キチガイか正常かわからない人でしかも他人の口から「キチガイ」という単語を何回も発せられるのはちょっときつかったです。

 

「私も精神病だけど39条には反対です」といったら「そういう人には是非読んでいただきたいです」と言われたので買いました。

 

家に帰って手にとってみました。あのキチガイという単語の乱発でちょっと嫌な思いをしたので、少し反発心を持ちながら読みましたが、なんだか面白くてどんどん読み進めてしまいました。読後は単純に「あー、面白かった!」という感想です。

 

内容はエロいしグロいし使えない単語がバンバン出てきているので今の出版状況ではどこもだせないと思います。でも、「ぶっころせ!刑法39条ちゃん」はそういうタブーとされているものを使わなければ出来上がらない物語で、面白半分にキチガイとか39条とかを使っているものではなかったです。それに、作品も39条に反対している内容なので好感が持てました。

 

39条は健常者と精神病者の溝を深める法律だと思っています。過去に起こった事件などで精神鑑定で罰せられないことがあると、私は辛くなります。「ああ、また精神病者への差別が深まるだろうな」と。

 

遺族からしてみれば「気が狂ってれば何をしてもいいのか!?」という気持ちだと思います。同時に私としては、気が狂っていても正しく罰して欲しい。精神病者には罰を受ける権利すらないのか、という気持ちです。

 

精神病者もきちんと罰を受けるようになれば遺族の怒りも精神病者全体に向けられることはないと思います。

 

今まで優生保護法などで精神病者はパイプカットされたり避妊手術をさせられたり、ロボトミー手術をされたりして、ひたすら権利を奪われてきました。最近ようやく精神病者の権利が叫ばれるようになってきましたが、健常者と同じ権利を得るなら健常者と同じく罰せられなければいけないと思います。

 

「ぶっころせ!刑法39条ちゃん」はそのタイトルのとおり「ぶっころせ!刑法39条ちゃん」な内容であって、絶対に普通の流通に乗ることはないけれど楽しく読ませていただきました。

 

04

6月

2011

こころの元気+に記事を書きました

NPO法人地域精神保健福祉機構(通称コンボ)の発行しているメンタルヘルスマガジン「こころの元気+」の「ちょっとおすすめ」のコーナーに書評を書きました。「ツレと貂々、うつの先生に会いに行く」という漫画の本の書評です。書評というと大げで偉そうな感じなので感想文とでも思ってください。

 

子供の頃から感想文がすごく苦手で、ただの本の説明になってしまうことが多かったです。

 

6月号の「こころの元気+」の特集は「親子で同居しています」という特集です。

精神病を若いうちに発症した人は経済的な問題もあり、親が子供を心配することもあるので同居の方が多いと思います。病を抱えた上での同居には色々と苦労があると思いますので、参考になるかもしれません。

 

「こころの元気+」

 

ちなみに創刊号はダウンロードできます。上のこころの元気+のリンクを飛んだところにダンロード先があります。

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5月

2011

精神障害者が地域で暮らすこと ACTの取り組み

私は精神病院に3回入院したことがあります。

 

一度目は一ヵ月半、2回目と3回目は一週間位の短いものでした。

入院によって感じたことはたくさんあります。私は一ヵ月半で退院できましたが、長い患者さんでは5年くらい入院している人もいました。まだ20代くらいの男性でした。他にもおばあさんも入院していましたが、かなりの長期入院らしく他の患者さんの話では「家族が引き取りたがらない」という話でした。そのおばあさんは入院患者の個室のドアをひとつひとつノックして歩いていました。

私は最初の2週間は散歩すら許されず飛び降り防止のために数センチしか開かない病棟の窓から外の空気を吸って強烈に「外に出たい」と思いました。

 

何年か前にテレビでACTについてやっていたのを見たことがあります。

ACTとは地域包括支援のことで地域で暮らす精神病の患者の支援を行っています。

そのテレビ番組は衝撃的で今でもよく覚えています。両親のもとで暮らす精神障害を持った女性がいるのですが、見たところではかなり病状は重そうでした。うまくしゃべれないし、心もひらこうとしません。そんな女性をACTのスタッフが訪問に行き、その女性が歌が好きだということを知ってスタッフはギターを持ってきました。ギターを弾いたら女性は歌い始めました。そして、次々に曲をリクエストし始めました。その後スタッフと外に出て甘いものが食べたいと言ってお店で買物をしたりするようになりました。

 

何に感動したかといえば、あれだけ病状の重い患者さんでも支援があれば地域で暮らせる、ということです。病気が重ければ入院を余儀なくされますが、入院しなくてすむのならそれに越したことはないと思うのです。好きな時間に外に出て散歩ができる生活を送れるということはどんなに素晴らしいことかと思うのです。出来れば、私みたいに数センチの隙間から外の空気を吸わなければならないような惨めな思いは誰にもしてほしくないです。

 

コンボ亭月例会についてのコンボお知らせメール便にアメリカのACTに関わっていた方の文章を読んでとても感動しました。

 

以下

 

【私がアメリカで感じたACTの魅力】
私が初めてACTに出会ったのは、ACT発祥の地であるアメリカウィスコンシン州マディソ
ン市で学生をしていた頃です。ACTがどんな人を対象としてサービスを提供しているの
か、全米中に広がっているプログラムであることなど、全く無知のまま実習へと向かい
ました。
右も左も分からないまま訪問活動が始まり、利用者さんと買い物に行ったり、仕事に応
募するための履歴書を一緒に書いたり、家のお掃除を一緒にしたり、家の中で不安で
たまらない利用者さんと一緒に時間を過ごしたりと、一人ひとりの生活に密着した関わ
りでした。そのときの印象では、「入院したほうがいいんじゃないか…」と思ってしまうこと
も多々ありました。でも、スタッフの支援を受けながら地域で生活することを皆望んでお
り、それを実現していたのです。
私がACTの何に衝撃を受けたのか…今振り返ってみると、ACTに関わる人たちのこと
ば・姿だったような気がします。「自分も何か貢献したい」「仕事をして税金を支払いたい
」「誰かの役に立ちたい」という利用者さんのことば、「利用者さんが仕事をすることは治
療効果がある」というスタッフのことば、むやみやたらに手を出さず、利用者さんのこと
を見守る姿勢を大事にしているスタッフ、医者がトップに立たずチームが対等に機能し
ていることなどです。でも、実習の最後のころにはそれらが特別なことには感じなくなっ
ていました。それまでは、医療に頼ることばかり考えていたり、スタッフがすべて答えを
持っていると思い込んでいました。ACTに関わることで、利用者さんから教わったことが
たくさんあります。やっぱり彼ら一人一人の答えは彼らの中にあるということ、それを待
つという姿勢が大切であることなど、一緒に活動する中で伝えてもらいました。そんな感
覚を短い時間ですが、今回のこんぼ亭の中で、ACT-Jの皆さんのことばや姿から感じと
っていただければと思っています。

 

以上

 

私はACTの事は先述したテレビ番組と「ACTーKの挑戦」という本で読んだことがあるくらいですが6月11日にコンボ亭月例会という集まりでACTについての話が聞けるというので聞いてこようと思います。

私は一人暮らしをして通院していますが、訪問看護などは特に受けていません。受けれるなら受けたいとは思っていますが、そういう取り組みはまだ日本では進んでおらず受けれないのが現状です。

 

コンボ亭月例会

 

≪日時、場所、参加費≫
日 時: 6月11日(土)13:30 ~ 16:00 (13:00開場)
場 所: 帝京平成大学 池袋キャンパス 716教室 (JR池袋より徒歩12分)*地図はこ
ちらから。
http://www.thu.ac.jp/access/index.html
参加費: 事前申込 3000円(コンボ賛助会員は2000円)、当日:3500円
定 員: 300人
事前申込み締め切り日: 6月2日(木)
*第3回&第4回月例会チラシのダウンロードはこちらから。
http://comhbo.net/event/pdf_data/110519_3_4_comhbo_arbor_flyer.pdf
≪申込方法≫
1,参加費を郵便局から郵便振替用紙にてお振り込みください。
⇒ 口座番号:00280-4-116662  加入者名:こんぼ亭
2,参加申込用紙に必要事項をご記入の上、ファックス、電子メール、郵送にてコンボま
でお送りください。
⇒ 申込用紙のダウンロードはこちらから。(チラシの裏面です。)
http://comhbo.net/event/pdf_data/110519_3_4_comhbo_arbor_flyer.pdf
3,上記1&2が確認できましたら、入場券(ハガキ)をお送りいたしますので、当日ご持
参ください。
※お申し込みは先着順に受け付け、定員に達したところで締め切らせていただきます。
※お振り込み後のキャンセルには対応いたしませんので、ご了承ください。
==============================
≪送り先&お問い合わせ≫
NPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボ 「こんぼ亭」係
Email: comhbotei@gmail.com
FAX: 047-320-3871
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL: 047-320-3870

22

5月

2011

精神病と差別

差別

①差をつけて取りあつかうこと。わけへだて。正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。「ー意識」

②区別すること。けじめ。大小のーがある」

広辞苑より抜粋

 

自分が精神病を患うようになってから「差別」という言葉は大きくのしかかっています。

「差別された!」などと声をあげるのも嫌悪感を感じるけど精神病者への差別は確実にある、と実感するからです。

 

ネットではひきこもりやニートは見下されているし、その背景に何があるかなんて考えもしない。自傷行為をしたり奇異な行動をとったりしたら、あの人はおかしい、という目で見られる。

 

精神病者は家族とも社会ともうまくやっていけず、その対処のため健常者からしたら「おかしい」行動を取る。「おかしい」行動は健康な人には理解出来ないので「おかしい」ものとして見なかったり排除したりする。その行為が「差別」なのである。

 

じゃあ差別はどうしたらなくなるのだろう、と考えたとき「教育」しかないのではないかと思った。

 

私は短大卒だが学校で「精神病とはこういう病気です」という教育は受けてこなかった。「精神病」という言葉すら聞かなかった。自分自身、精神病になるまでは精神病の正しい知識も得ることが出来ず「精神科に行ったら負けだ。絶対に行くものか」と思っていた。夜も一睡もできず毎日死に方を考えて、字を読むことすら出来ない状態になりながらそう思っていた。

 

精神病とはどういう状態になることか、薬を飲めば症状は改善される、などを教えてくれれば精神病に対するネガティブなイメージが取り払われもうちょっと早く受診したり考え方が変わったかもしれない。欲を言うならば精神病の当事者に学校に来てもらって講演会などを開いてもらって話を聞いたりすることが出来ればもっと楽になったと思う。

 

よく「貧乏は遺伝する」と言われる。その負の連鎖を解くためには教育しかない。私は「差別意識も遺伝する」と思っている。実際私の母親の親族に精神病の人がいて母は精神病を、恥ずかしいものと捉えていたので、私自身もそう思っていた。もっと早くから教育で精神病について触れられていたら母親の意識も変わっただろうと思う。そして、その差別意識は私にも遺伝しなかったと思う。

 

精神病になるとどんな差別と偏見の目に晒されるかを書こうと思ったが、愚痴っぽくなりそうなので書かないでおきます。でも、自分が感じている差別の目、声もあげられず亡くなっていく精神病の当事者のためにいつかまとめて書いておきたいと思う。

 

17

5月

2011

コンボ亭月例会:第二回「統合失調症を解明するための冒険」受付中

平成23年4月から始まったコンボの新企画「こんぼ亭月例会」、第2回のお客様は、統合失調症研究の第一人者である糸川昌成先生です。統合失調症発症の原因を解明すべく、遺伝子レベルの研究に日々邁進中。環境との相互作用はどうなっているのか、これまで「常識」とされていたことははたして本当なのか、等々、最新の研究情報をわかりやすくお伝えします。
糸川先生は、昨年6月に、これまでの統合失調症の概念とはまったく違う「カルボニルストレス性統合失調症」を発見。およそ統合失調症の人の4割がこのタイプなのではないか、といいます。そして、そのための全く新しい薬も開発中です。


http://prit.igakuken.or.jp/Ja/PSchizo_Dep/TSchizo/schizoteam_seika6_ippann.html

 

そんな糸川先生のお話からは、同じく精神科医であるこんぼ亭「亭主」伊藤順一郎がびっくりするような新常識が飛び出すかもしれません。研究は試行錯誤の連続です。それはまさに冒険。統合失調症の謎を解くためのワクワクするような冒険にあなたをご案内します。当事者・家族必見の講演会です!糸川先生は『こころの元気+』誌上で、「統合失調症のジーンをめぐる冒険」を好評連載中です。

【第2回月例会のご案内】
「統合失調症を解明するための冒険!~この日から、統合失調症の常識がちょっと変わる?~」

«出演者»
お客様:糸川昌成(精神科医・東京都医学総合研究所)
亭主:伊藤順一郎(精神科医・国立精神・神経医療研究センター)
司会:井筒屋勝己(NHK制作局福祉番組チーフディレクター)
*出演者プロフィールはこちらへ。

«日時、場所、参加費»
日 時:5月28日(土)13:30 ~ 16:00 (13:00開場)
場 所:帝京平成大学 池袋キャンパス 716教室 (JR池袋より徒歩12分) *地図はこちらから。
参加費:事前申込 3000円(コンボ賛助会員は2000円)、当日:3500円
定 員:300人
事前申込み締め切り日:5月19日(木)
*第2回&第3回月例会チラシのダウンロードはこちらから。

«申込方法»
①参加費を郵便局から郵便振替用紙にてお振り込みください。
→ 口座番号:00280-4-116662 加入者名:こんぼ亭
②参加申込用紙に必要事項をご記入の上、ファックス、電子メール、郵送にてコンボまでお送りいただくか、お電話で下記の必要事項をコンボまでご連絡ください。
→ 申込用紙のダウンロードはこちらから。(チラシの裏面です。)
→ 必要事項: お名前(フリガナも)、ご所属、賛助会員番号(コンボ賛助会員の方)、郵便番号・ご住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、振込日、参加をご希望のイベント名
③上記①&②が確認できましたら、入場券(ハガキ)をお送りいたしますので、当日ご持参ください。
※お申し込みは先着順に受け付け、定員に達したところで締め切らせていただきます。
※お振り込み後のキャンセルには対応いたしませんので、ご了承ください。

«送り先&お問い合わせ»
NPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボ 「こんぼ亭」係
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL: 047-320-3870 FAX: 047-320-3871
Email: comhbotei@gmail.com

【今後の月例会】
«第3回月例会» 6/11(土)「今話題のACTって何ですか」 ※申込受付中!(詳しくはこちらへ。)
出演: ACT-Jスタッフ、利用者、家族、他
«第4回月例会» 7/2(土)「境界性パーソナリティー障害~治療のトレンドを知る」
出演: 遊佐安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所所長)、他
*詳細は当ページや「コンボお知らせメール便」にて順次お知らせしていきます。
→「お知らせメール便」の登録はこちらから。)
*テーマ、出演者は変更の可能性があります。


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15

5月

2011

ナーシングカフェ

昨日、医学書院で行われた「ナーシングカフェ『当事者研究の研究』」に参加してきました。

前日に調子を崩して爆発してしまって、行くのをやめようかと思っていたのですが、行かないと見捨てられる気がして、行くと決めたものの具合がわるいので一人で行く自信がなく、かっちゃんに付き添ってもらって行ってきました。

 

最近、当事者研究から離れていたので、また勉強することができてよかったです。それに、「リハビリの夜」で新潮ドキュメント賞を受賞した熊谷晋一郎さん、そのパートナーで「発達障害当事者研究」を書かれた綾屋紗月さん、ダルクの上岡陽江さん、精神科医の宮地尚子さんや東大の教授の方など豪華な面々で大変興味深く話を聞かせていただきました。もちろん、べてるの家の向谷地生良さんとべてるメンバーも4人も来ていて充実していました。

 

まず、「当事者研究とは体験発表ではない」ということが話に出て「ここは基本だった」と思いました。当事者の体験を語るのではなく当事者が考えてデータを集めたことを発表するのだと再認識しました。「考える」という行為が重要なのだ、と思いました。体験発表をして「辛かったんだね、そうだったんだね」というだけではなにも建設的なことは生まれません。自分の苦労の体験を能動的に研究して発表してそれをみんなの知恵にする、というこだと思いました。

 

そして、当事者研究で言われている「病気が私を助けてくれている」という考えを私はすっかり忘れていて「病気なんてなければいいのに」と病気を憎んだりしていた自分の考えを修正することが出来ました。自分らしくない生き方をすると病気が出るのです。病気が出たときは「無理をしないで」というサインなのです。病気が私を守っているのです。

 

熊谷晋一郎さんは脳性まひの当事者で車椅子生活を送っているのですが、幼児期から中学生までの間は毎日リハビリに明け暮れていたそうです。熊谷さんにとって健常者はスーパーマンであり遠い存在でした。しかし、医者は「健常者になれ」とリハビリを勧めます。熊谷さんは18歳頃当事者会に出会い先輩の当事者と触れ合うことで「健常者として生きるな、障害者として生きる」という考えにたどり着いたそうです。「健常者と同じコップの持ち方をしなくても障害者のコップの持ち方がある」という、実に刺激的な話を聞かせていただきました。

そして、リハビリをし過ぎるとだめになるそうです。ここのところは医学書院から出ている「リハビリの夜」に詳しく書かれていると思います。「思います」と書いたのは、恥ずかしながら私はまだ「リハビリの夜」を読んでいないので「思います」と書きました。最近情けないくらい本が読めませんが気持ちが落ち着いて時間があるときにゆっくり読もうと思います。

 

私は、今仕事をお手伝いさせていただいているNPOはリハビリも兼ねて行っているのですが「痛くても頑張らなければいけない。動かなくても無理に動かさなくてはいけない」と思ってどんなに体がだるくても頭が回らなくても仕事をこなしていました。痛いのを我慢してリハビリをすれば自分は健常者並に働けると思っていたからです。特に、昔、終電まで仕事をして、週末は遊びに行ったりすることが出来ていたぶん「昔みたいに働けるのでは」と思ってしまっていました。

 

これからは無理をせず痛いときは「痛いです」と伝えて、私なりの働き方を模索しようと思います。

 

ちなみに、5時間以上の長丁場でしたが、私が家に一人で帰れないおそれがあるので、その間に医学書院の一階の椅子で私を待ち続けていたかっちゃんには敬意を表します。

30

4月

2011

私は私の死を死にたい

精神病院に通院するようになって15年経ちます。

私も30歳を過ぎて、ぼんやり物事が見えてきて思うことは「どうせ治らない病気なら精神病以外の病気になりたかった」と思います。

 

精神医療の現場やそれを取り巻く環境があまりにもひどすぎるからです。

 

だいたい、医者や病院が変わるだけで病名がコロコロ変わることって他の病気ではありえない。精神疾患以外の病気なら「ここが悪いからあなたはこういう病気です」ってきちんと説明を受けて適切な処置を受けて治療に専念できるのだと思うのですが。

精神病では病名も告げられずに、この薬がどこに効くのか、どんな副作用があるのかなどは主治医は教えてくれません。「これを処方します」で終わりです。まあ、睡眠薬とかくらいは教えてくれますけど。

 

精神病になるといつ死ぬかわかりません。薬を大量に処方されていて、朝起きたら突然死していた、ということもありますし、入院して突然薬を服用するようになって悪性症候群になってしまうこともあります。悪性症候群は運が悪ければ死ぬこともあります。一番の問題は自殺です。精神病になって自殺を考えたことがない人はいないと思います。そういうふうに精神病の人は常に死と隣り合わせに生きています。

 

しかし、そんな危険な病気なのに、精神病の当事者は差別され、適切な医療も受けることが出来ず苦しみ続けています。もう、どこに助けを求めていいか分からない。差別され、後ろめたい思いを抱えながらぼろ布のように生きています。

 

だから、私は精神病以外の病気になって、清潔な環境で誠実なお医者さんと看護婦にきちんと診てもらって人として死にたいと思います。たとえ、余命が半年と言われようが精神病で10年生きるより、そっちのほうがいいです。

 

なんか、今の私の気持ちはこの歌のような気持ちです。

19

4月

2011

コンボ亭始まります!

NPO法人コンボが「コンボ亭」という新企画を始めるそうです。

豪華な出演陣です!伊藤順一郎先生は本もたくさん出していますが、生で話が聞けるのはいい機会だと思うので参加したい方は行ってみるといいと思います。ライブなのでここだけの話とかが聞けるかもしれません。

詳細は以下

 

====================================
★この春、コンボの新企画「こんぼ亭」がいよいよスタート!
 4月23日(土)~第1回目ゲストは、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」出演のあの人です!
テーマは、こんな時だからこそ「リカバリー」!
====================================

平成23年4月23日、コンボの新企画「こんぼ亭月例会」がスタートします。月に一度、コンボのネットワークを活かした出演者の皆さまとともに、リラックスした雰囲気の中で、「元気になる」話題や情報をとりあげ、『こころの元気+』のあの話題が気になる!
リカバリーフォーラムでのやりとりをもっと深めたい! もっと情報がほしい!
という声に応えていきます。こんぼ亭の「亭主」を務めるのは、『こころの元気+』でもおなじみの精神科医・伊藤順一郎です。さまざまなお客様をお迎えし、ざっくばらんに語っていただくお手伝いをいたします。『元気+』のライブ版ともいえるこのイベントシリーズに、どうぞご期待ください。
(詳しくは ⇒ http://www.comhbo.net/new/report/report_20110303.html

【第1回月例会のご案内】

≪テーマ≫ 「リカバリーのことを語ろうじゃないか」

≪当日券あります≫
事前申込は必要ありません。会場に直接おこしください。コンボ賛助会員の方は、ID番号を持参してください。参加費は当日受付でお支払いください。お近くに当日参加されたい方がいらっしゃいましたら、お誘い合わせの上ご来場ください。

≪出演者≫
副島賢和さん(院内学級、さいかち学級担任・小学校教諭)
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0124/index.html
伊藤順一郎 (精神科医・NPO法人コンボ)
宇田川健 (NPO法人コンボ)
出演者プロフィールはこちら
http://www.comhbo.net/new/pdf_data/0423_pavilion_comhbo_profile1.pdf

≪日時、場所≫
日時: 4月23日(土) 13:30 ~ 16:00 (13:00開場)
場所: 帝京平成大学 池袋キャンパス
参加費: 3000円 (コンボ賛助会員は2000円)
定 員: 500人
第1回月例会チラシのダウンロードはこちら
http://www.comhbo.net/new/pdf_data/0423_pavilion_comhbo_flyer.pdf


≪第1回目は「リカバリー」≫
シリーズの第1回目では、最近注目を集めつつある言葉「リカバリー」をとりあげます。一人ひとりが自らの望む生活・人生を主体的に選択していく過程である「リカバリー」、そのプロセスは人によって様々です。過去2回のリカバリーフォーラムでも、トークライブを中心にとりあげましたが、「リカバリー」についての語り合いはまだまだ始まったばかりです。また「自分の人生の主役は自分」という考え方は、特にメンタルヘルスの分野に限ったものでもありません。
コンボがこだわる「リカバリー」について、より幅広い視点で会話を深めていくべく、第1回目は小学校教諭・副島賢和さんにご登場いただきます。副島さんは病気やけがで入院中の子供たちに病院内で勉強を教える院内学級の担任です。病気になったことで不安や心配と向き合わざるを得ず、自分を責めてしまいがちな子供たちと、日々どう接し、何を伝えようとしているのか、お聞きしていきます。
また今回は、自身も心の病をきっかけに始まった「リカバリー」の真っただ中にいるという、宇田川健も、こんぼ亭「常連さん」として参加。「リカバリー」のさまざまなあり方について、語り合います。

【今後の月例会】
≪第2回月例会≫ 5/28(土)「統合失調症を解明するための冒険」
     出演: 糸川昌成(東京都精神医学総合研究所)、伊藤順一郎(こんぼ亭亭主)
≪第3回月例会≫ 6/11(土)「今話題のACTって何ですか」
     出演: ACT-Jスタッフ、利用者、家族、他
≪第4回月例会≫ 7/2(土)「境界性パーソナリティー障害~治療のトレンドを知る」
     出演: 遊佐安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所所長)、他
≪お問い合わせ≫
NPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボ 「こんぼ亭」係
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL: 047-320-3870 FAX: 047-320-3871 Email: comhbotei@gmail.com

14

4月

2011

当事者の家族

「あなたも多量服薬の当事者研究とかして大変だったかもしれないけど、うちの子はもっと大変なんだよ。本当に死んじゃうかもしれないんだよ!」

 

これはべてるの講演会に来た当事者の家族の方の講演会後の言葉である。

 

私は多量服薬の研究を発表した。私は何回も多量服薬をしてきて本当に毎回死にそうになって、心も体もぼろぼろだった。そんな私が自分の体と精神と医療機関に沢山のお金を払って研究した大事な研究である。その感想がこれだ。

まだ、自分の子供のことを永遠と話してるだけの方がましだ。自分の子供のことが確かに心配かもしれないが、電車賃とお金を払って話を聴きにきてこの言葉はいかなるものかと思う。この言葉を言われたのは2年くらい前だが、いまだに忘れられないし、その人の顔も覚えている。

 

講演会で当事者が話す言葉はとても貴重だと思っている。当事者は長いこと言葉を奪われてきた存在だからだ。当事者にとっても、自分のことを話すのはとても苦痛だ。だから、話すときは安心できる場所でないといけないと思う。そうでないと、ますます当事者は声をあげることができないだろう。

 

私はこの親を責める気はない。親にとって子供はとても大切な存在だ。実際、私の母親も私のことでうつ病になってしまったくらいだ。

私はこの親の子どもが可哀想だと思う。多分親は自分の子どもの顔色を絶えずうかがい、身の回りの世話を全てして腫れ物を触るように扱っているだろう。そういう親では子供の回復は望めない。

 

だからといって当事者の親のことも責める気はない。親としてもとても辛いと思う。自分の大切な子どもが精神病になり、死ぬかもしれないのだ。医療機関も国や市の行う福祉も頼りにならず、わらにもすがる思いでべてるの講演会に来たのだろう。

 

べてるの講演会には何回も行ったが、そこに来ている親は、ずっと向谷地さんの話を聞いているように見えて全く聞いていない。向谷地さんの話したことには一切触れず自分の子供のことを話して「どうしたらいいですか?」と丸投げしているのである。

要するに「自分の子どもが良くなればいい」と思っているのである。他の家族の子どもがどうなのかとかは関係ない。読んで不快に感じる人もいるかも知れないが、当事者の私はそう感じる。

 

じゃあ、どうしたらいいのかと考えると、当事者が回復するしかない。そのためには周りの支援が必要だ。よい医療。当事者を支えるワーカー。グループホームや作業所などの社会資源の充実。しかし、残念ながら日本の精神医療はまだまだそこまでたどり着いていない。

 

あんまり書いていると長くなってきりがないのだが、一個人の幸福は世の中全体が幸せにならない限りありえないのである。

31

3月

2011

3月11日から今日まで

3月11日に東北関東大震災がありました。震災についてはコメントできませんが、自分が今までどのように過ごしていたかを書いておこうと思います。

 

3月11日は事務所にいました。仕事中に大きな揺れがあり急いで机の下に隠れました。その後も何回も余震が続きました。事務所にテレビが無いのでユーストリームでNHKを見ていました。

 

信じられない程の大惨事。繰り返される恐ろしい映像。私は具合が悪くなり、体の血の気が引くのを感じました。事務所の人にも「大丈夫?顔が真っ青だよ」と言われ「すみません!ちょっとアルコール入れます!」と言ってコンビニでビールを一缶買いました。コンビニは人が結構いましたが、そんな混乱した感じではなかったです。

 

アルコールを入れて少し落ち着いて友達や家族の安否確認をしました。友達はだいたいツイッターで安否確認出来ましたが、できない人もいたり、実家に電話がつながらなくてどうしたらいいか分からないのでぼんやり事務所の人と話をしていました。

そして、電車が動かないということになり、帰宅難民になりました。事務所の床にダンボールを敷いて2,3時間ほど横になって少し眠りました。私は服用している薬が寝る前だけなので薬は頓服くらいしか持ち歩かず、しかも全然使わないので中身も確認していませんでした。「今晩は薬が飲めないけど仕方ないな」と思いましたが、運良くずいぶん前に、突然泊まることになったときのために用意しておいた薬が一回分あったのでそれを飲みました。眠剤はあえて飲みませんでした。

 

朝になってもなかなか電車が動かず、私の使っている線が動く見込みもなく、恐怖と寝不足と心労で疲れ果てて、私は何も考えることができませんでした。朝9時頃になって電車が動き始めましたが、どういう路線を使って帰ればいいのか分からないし、正直、通い慣れた事務所から駅までも一人で歩くことができず、事務所の人に手をつないでもらって駅まで連れていってもらうという有様でした。

 

事務所の人に送ってもらって何とかアパートに帰ってきました。オーブントースターが床に落ちて壊れていたり本棚から本が落ちたりしていましたが大きな被害はなかったです。散らかってるものを適当に片付けて布団に横になりました。眠れなくて体の節々が変に痛みました。

 

夜にやっと起きだしてテレビやネットで被害の甚大さを知り、節電のためもありテレビや電化製品のコンセントを引っこ抜きました。ツイッターもTLが大騒ぎで情報が錯綜しているので友達のツイートしか見ないようにしました。

 

次の週は自宅待機していました。計画停電もあり、電車のダイヤも乱れているのでおとなしくしていました。テレビも計画停電と知っておかなければならない情報だけ入れるようにして無駄に被害地の映像を見るのはやめました。原発も誰が言ってることが正しくて何をすればいいのかよく分からないので、あんまり気にしないようにしました。とりあえず今の自分がするべきことは「普段どおりの生活を送る」ということだと思い、自宅待機が終わってから事務所に行って普段どおりに仕事をして、スーパーでも無駄に買うのはやめました。最初の時はカップラーメンや日持ちのするものを買ったりしていましたが、そういうのはやめました。

 

募金もどこにしたらいいのか悩んだのですが、友達が「市役所が一番いい」というので市役所に行って募金してきました。その後、友達の家に行って情報交換をしたり、お互いの家族や実家の状態などいろいろ話しました。

 

最近は状況はどうあれ、それなりに生活が出来ています。ただ、震災からお腹がずっとごろごろしてます。余震で朝早く目が醒めてしまったりして、困ることもあります。

 

アップした写真は震災前のにゃんずです。大きくなりました。

復興には何年もかかるでしょうし、この震災で心の病にかかる人も増えると思います。精神科医や支援者に期待が寄せられていると思います。しかし、精神科医も支援者も人間なので限界があると思います。こういう時こそ仲間や友達の力が必要なのではないかと思います。

16

3月

2011

災害時のメンタルケア

友人から送られてきた災害時のメンタルケアについてのメールが来たので一部転載します。

【災害時のメンタルケア】

◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。

今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。こういう時
は何かをしたくてたまらなくなりますが、まずはその自分自身の感覚に意識を向けて
みましょう。細々意識してみることをトラッキングといいます。
自分自身に対するサポートを最初にしてください。

私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々な
ことが違ってきます。

◆2. テレビの視聴には気をつけてください。*特にお子様、感受性の強い老若男女
の方々。

身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきた
り、不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報の
みが流れてくる全く違う番組にしてください。

テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます(と
かく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。

人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょ
う。

こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。

***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!*
**

トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強力です。

サンフランシスコ大地震の時は、繰り返されるメディア報道が人々にもたらすネガ
ティブなインパクトは甚大だったといいます。


◆3. 今一番に必要なのは、身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。


◆4. そして非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーションです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。

その時の自分の思いを言葉にして、所属するコミュニティでシェアしたり、身近な人
に伝えてみてください。
もちろん、手段はメールでも構いません。

 

以上です

 

皆さん、力を合わせていきましょう。

08

3月

2011

毎日新聞に載りました

3月8日の毎日新聞の「スマイル写真館」というコーナーに載りました。

このコーナーでは、毎月一回「こころの元気+」の表紙モデルを紹介しています。私も表紙モデルをやらせていただいたことがあるので、取材のお話が来たので受けさせていただきました。

 

でも、実はけっこう抵抗感がありました。

「こころの元気+」はメンタルヘルスマガジンでNPOが出している発行物ですので、店頭に並ぶこともなく、そんなに人目にふれることはありません。新聞ですし、発行部数も桁が違います。悩みましたが、自分が顔を出して自分が病気で苦労してきた体験談を読者の方が読んで勇気づけられたらと思い取材を受けました。

 

取材してくれた方は、私の半生を真剣に聞いてメモを取っていました。新聞社に勤めているような方からしたら、私など底辺の人間ですし、頭も悪いですし、取るに足らない人間だと思いますが、記者の方は私の今までの経験を、記者という立場から聞き出し、仕事で得た知識からアドバイスも下さいました。

 

私は今回の取材は精神病新聞とは関係ないので、記事に書いてもらうのは避けてもらおうと思っていたのですが、記者の方がとても精神病新聞を褒めてくださって「紹介することになってもいいでしょうか?」と尋ねてきたので「記事を書く上でどうしても必要だったら書いても大丈夫です」とお伝えしたら、なんだか精神病新聞の宣伝みたいに随分と色々書いてくださいました。

 

取材は3時間半以上にも及び、私は自分の人生を語り始めていたら、過去の体験を思い出して、感極まって声が震えることもありましたが、きちんと聴いてくださいました。とても嬉しかったです。毎日新聞さんに感謝いたします。

ネットでも一ヶ月間公開しているそうです。

毎日新聞「スマイル写真館」

12

2月

2011

精神障害と就労

精神障害と就労について私の考えを書こうと思う。

 

精神障害を持っている人が働くのは非常に困難である。私の周りにも精神障害及び精神疾患を持っていて働けてない人は多い。精神障害を持っていて正社員でバリバリ働いている人なんて私の周りにはほとんどいない。ほとんどの人は、何年間も実家に引きこもっているか、なんとかデイケアに通っているとか、よくて作業所といった現状である。

 

世の中において働いていない人はダメな人間であり、特に精神疾患を抱えていて医療費を国に7割ないし9割負担してもらって、なおかつ障害年金なんてもらっていようものなら避難を浴びる世の中である。国民の血税で脛をかじっていいご身分だ、と言われてしまう。

 

私も長い間引き篭っていて働くことができなかった。私は20才の頃ある会社に務めていたが仕事のストレスで多量服薬をしてしまい、退職してしまった。退院後、一生懸命職を探したがどこも受からず会社員を諦めバイトを探し始めたがそれも全く受からない。もう、水商売しか無いなと思って日曜日に入ってくる求人の折り込みチラシでホステスの募集のチェックをしていた。しかし、実家だったのと勇気が出ないために水商売は見送った。

 

その後、行き場がなくデイケアに通ったりしていた。デイケアに通うのも苦痛になっていた頃、またバイトの面接を受け始め、奇跡的にコンビニのバイトに受かった。履歴書は最後の会社勤めから何年も空白があり、それについて聞かれてごまかせないので、精神病であるということを話した。落ちるだろうと思ったらマネージャーや店長の好意で雇ってもらえた。

久しぶりの労働なので週一回3時間というもの凄くゆるい勤務だった。コンビニは過去にも勤めたことがあるので大丈夫だと思ったが、私の病気はそれを阻んだ。

 

バイトは15時からなのだが前日から不安でなかなか眠れない。時間が近づくにつれ恐怖でいっぱいになり、布団の中でずっと泣いて病院に電話をかけたりしていた。バイトにはきちんと出ていたが仕事ができない。コンビニは仕事の種類が多く覚えきれない。緊張で頭の中がオガクズが詰まったようにパンパンになり何も考えられない。「3−2」とかいう簡単な計算もできないくらい頭の中はフリーズしてしまう。仕事ができない罪悪感も入り交じり、結局泣きながら仕事をすることが多くなり、主治医の勧めもあり半年ほどでコンビニを辞めてしまった。精神病であるということを知って雇ってくれたのに今でも申し訳ないと思っている。でも、あの仕事は私には容量が多すぎて処理できなかった。そもそも接客業が大の苦手なのだ。しかも、そういう事があるので優しい主治医はどんどん薬を出す。私は薬を一日で30錠くらい飲んでいた時期があった。その頃の写真の私は無表情で口が半開きで目はうつろであった。歩くのもすり足みたいだったと当時を知る友人に言われた。

 

それから6年くらい経った今、私はとある事務所でバイトだが仕事をさせてもらっている。デスクワークなのと環境がいいので気持よく働かせてもらっている。しかし、私は活動限界が4〜5時間くらいなのだ。朝事務所に来て仕事を始めたときは頭はスッキリしてちゃんと物事を順序立てて考えられるのだが、時間が経ってくると頭にオガクズが詰まった状態になる。「あ」という文字を見ても「あ」と読めない。「あ」をずっと眺めて読み方を考えてもなんだかサッパリ分からず、ずーっと眺めていると「あ」が何かの記号か何かみたいでもうよく分からなくてこれ以上事務所にいても仕事が進まないので3時くらいには帰らせてもらう。でも、一日寝て頭をリセットすればまたちゃんと考えられるのでそれの繰り返しである。

 

私が言いたいのは精神障害を持っている人も健常者と同じくらいの力で働けないが3割とかそれくらいの力でなら働けると思うのである。精神障害を持って引き篭っている人も3割の力でなら働けると思う。今まで0だった労働力が3割でも労働力として提供することが出来たら、国にとっては大きな利益だ。当事者にとっても引きこもりから脱して働いているということで誇りが生まれ生きる勇気が沸くだろう。

 

双方に利益が出てより良い社会になるのではないかと考えている。

29

1月

2011

報告

どういった方々が私のサイトを訪れているか分からないのと、わざわざブログに書くことではないと思っていたのですが、一応、現在、働いております。

よろしくお願いします。

16

1月

2011

コンボからのお知らせを掲載

コンボ<地域精神保健福祉機構>からのおしらせです。

 

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寄付金を募集しています

寄付金を募集しています。実はコンボでは、当事者が主体性を持って生きる社会を準備するためになる事業を、将来展開するための準備を行ったり、将来の日本の精神保健福祉がリカバリー志向になり、親亡き後のことを心配する必要がない社会の仕組みを作るための事業を立ち上げる準備を行ったりという、今お金にならなくても、当事者や家族にとって、必ず将来役に立つ事業を各地で展開するためのいわば、種まきを行っています。私たちが、なぜ役に立つ確信を持っているかというと、海外ではすでに行われていて、それが役に立つと科学的に証明されているからです。それを日本で展開するための準備に、今年度は重きを置いてきましました。数々の事業がうまくいっています。一方でこれは社会福祉制度のない場での、制度を立ち上げるための準備の面があります。ですので、資金繰りに困っています。いろいろなところに、支払いを延ばしてもらっているのが現状です。科学的に有効であることが証明されている事業であるのに、日本で手がつけられてこなかったことに、先進的に乗り出しているコンボですが、このままの事業規模を維持するのが、来年は困難になる見通しです。

 

おこころのある方はどうか以下の口座に寄付をお願いします。コンボはまだ認定NPOになっていませんが、今後、認定NPOになった場合、ご寄付いただいた金額の領収書が税の控除に使うことができるようになります。なお、領収書を必ず発行しなければいけないので、郵便事業株式会社(郵便局)の郵便振替で、お願いいたします。必ずお名前とご住所、ををお書きください。

 

郵便振替 00150-3-372934

加入者名: 地域精神保健福祉機構

 

また、銀行・インターネットバンキングなどの金融機関を通してのご寄付は以下の口座にご寄付をお願いします。領収書を発行いたしますので、必ずお名前と、ご住所をお知らせください。

 

ゆうちょ銀行019(ゼロイチキュウ)店  当座 0372934

加入者名 地域精神保健福祉機構

 

コンボは2007年にNPOとして発足するとき今後10年間で何を達成するかを決めました。以下のホームページをご覧ください。

http://www.comhbo.net/modules/pico/index.php/content0001.html

http://www.comhbo.net/uploads/comhbo_brochure_feb2007.pdf

 

 

 

第三回目のコンボの読者交流会があるそうです。

 

■日時 2011年1月31日 15時~18時
■場所 コンボ事務局会議室
■集合場所 JR総武線本八幡駅改札付近 14時30分 改札を出てこころの元気+を見えるように、持っていてください。 
■問い合わせ先 コンボ事務局(電話) 047-320-3870 担当:宇田川

 

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以前にも書きましたが、日本は医療にはお金をかけますが、福祉にはお金をかけません。

アメリカなどでは医療に1割、福祉に9割お金をかけるのに、日本では医療に9割、福祉に1割です。

きっと、このホームページを見ている方は、何らかの形で精神医療に関わっている人だと思っています。

日本の精神医療は日本の精神医療をこれからもっと良くするために、皆さまのご協力をお願いいたします。

 

02

1月

2010

「こころの元気+」の読者交流会

2010年末にコンボ(地域精神保健福祉機構)が発行しているうつ病や統合失調症を持っている人のための雑誌「こころの元気+」の読者交流会に参加してきました。

 

「こころの元気+」という雑誌については今度、精神病新聞で詳しく書きたいと思っているとてもいい雑誌なのですが、今回は読者交流会について書こうと思います。

 

参加者は全国から来ていて、遠くは福島から来ている方までいました。

 

私は年末で忘年会シーズンということもあり、読者交流会というのは本当に読者交流会でお菓子なんかをつまみながら当事者同士でおしゃべりをするものかな、と勝手に思っていました。

 

読者交流会が始まる前はとても静かでした。私はみんなと初対面だし、他の参加者もだいたいそんな感じでした。一部、知り合い同士の方々もいるようでしたが。

 

そして、会が始まり、当事者でナルコレプシーを持っている方がファシリテーターをして「こころの元気+」の究極の一冊を作るならどんな内容にしたいか、という会議が始まりました。

 

グループごとに模造紙が配られて、みんなで「どんな内容にしよう」という作戦会議が始まりました。そのみんなの意気込みはすごかったです。さすがに電車賃と時間を裂いて来ているだけあり、みんなの「やる気」が凄く伝わってきました。

 

「究極の一冊なのだから、病気についての知識は絶対入れるべき」

「病気になったとき、病気じゃないかと思ったときどこに相談したらいいか、社会資源について知らない当事者や家族は多い」

「薬についても必要」

「全国の当事者をつなげる記事を入れたい。全国津々浦々のおすすめスポットなどを当事者が書いたりしたらネットワークができるんじゃないか」

「ダイエット法について載せて欲しい。病気でない人のダイエット法でなく、薬を服用している人のダイエット法があったらいい」

「病気になって薬を飲むようになってから太った。大きいサイズの服が売っている情報がほしい」

 

など、実に様々な意見が出て、それらの意見は「当事者の目線」でした。

 

病気になって本当に苦労してきた人たちからでるものすごく貴重な意見です。

私も世間の精神医療について考える事はよくあり、親しい友人ともそれらについて話しますが、今まで思いつかなかった意見が出たりしてとても参考になりました。

 

それと、自分だけかと思っていたのですが、「こころの元気+」を医療関係者は読んでいないどころか知らないということを初めて知りました。

私もですが、他の当事者も「こころの元気+」の読者モデルをやったということを主治医に話したら、「そんな雑誌は知らない」という返事だったそうです。

「こころの元気+」は非常にまれな雑誌で当事者が毎号読者モデルをやるという凄い雑誌で、中身も大野裕先生など有名な方が文章を書いていたり、「ツレがうつになりまして」で有名になった細川貂々さんなども連載を描いたりしつつ、当事者の書いた文章や漫画が載っていたりします。

なんでこんないい本を精神医療者(特に精神科医)が読まないのか疑問です。

 

予定時間を一時間以上オーバーして、3時間以上の長い会議の結果、究極の一冊を各グループで提案して、みんなで発表しました。

 

集まっている人は本名を明かさない人もいるし、年齢も性別も住むところもバラバラですが、「病気」がみんなを一つにしたと感じました。

 

発表の後、当事者の方がハーモニカを披露してくれたり、編集長の丹羽さんが芸を披露してくれたりして、和やかに会は終了しました。

 

次回も参加したいです。

 

「こころの元気+」は月刊誌でネットから申し込みできます。送料込みで416円。年間で申し込みをすると5000円です。

お申し込みはコンボのホームページからどうぞ

http://www.comhbo.net/

 

それといまさらですが、明けましておめでとうございます。

 

画像は9月に保護した子猫たちの最近の写真です。黒い猫は先住猫です。猫たちが仲良く元気でとても嬉しいです。

26

12月

2010

精神病新聞vol.9べてるの家の恋愛大研究

精神病新聞「vol.9べてるの家の恋愛大研究」を書きました。

大月出版からでた「べてるの家の恋愛大研究」の紹介です。

クリック

20

12月

2010

まーこと裁判所へ行こう!

なんだか、暗い文章の書いてある画像を載ってますが、これについてはあとで説明します。

 

7月4日の日記で誕生日を祝ってもらったことを書きましたが、その時に一緒に祝ってくれた、まーこさんが「まーこと裁判所へ行こう!」という本を出したので買いました。

 

まーこさんの裁判傍聴記をにしかわたくさんという方が漫画にして、その裁判の漫画についてまーこさんの考えが書かれています。

 

私は裁判というものにはあんまり興味がなく、まーこさんが本を出したから、という軽い理由で購入しました。私は本を買っても手にとって読むまでに時間がかかり、この本も出てからすぐに買ったのですが一ヶ月以上放置してました。すみません。

 

本が読めるくらい調子のいい時に手にとって読みました。

 

まーこさんも裁判に特に興味があったわけでなく、仕事で北尾トロさん(「裁判長ここは懲役4年でどうですか」著者)とその本を漫画化している松橋犬輔さんとの対談の原稿作成のために裁判を初めて傍聴してハマり、それらの傍聴をまとめて一冊の本にしました。裁判傍聴に通いつめ目の前で行われる検察や弁護士、被告の繰り広げる人間劇を書いたものです。漫画の絵はかわいい絵でその内容の緊張感を和らげてくれます。傍聴猫むーこもとても可愛いです。

 

アルコール依存症で197円の発泡酒を万引きして捕まった人から残忍な殺人事件まで取り扱っていて凄く奥深く、その裁判を膨張しているまーこさんの感覚が非常にまっとうなのでとても面白く読ませてもらいました。

 

本の中で「これから刑務所へ行きます」という章があります。

80代なかばの男性が自宅に火をつけたことで捕まりました。放火は殺人と同じくらい罪が重いそうです。

被告は心臓に持病を持ち入院していた病院から帰宅後、飲酒して福祉事務所へ「生活保護費前借りできんかね」と電話しましたが、あえなく却下。電話を切ったあと新聞を丸めて火をつけます。「ラクになるには一日も早く刑務所へ行くこと」

 

刑務所へ行けば食事もでるし、お風呂にも入れますし、他の囚人たちもいます。自由こそありませんが、最低限の生活は保証されているのです。

80歳で家族もなく仕事もなく頼るあてもなんにもない。そこで刑務所へ行くことを望む。悲しいけれどもこれが現実です。そして、私はこの章で泣いてしまいました。このおじいさんと私があんまりにも似ているからです。

 

おじいさんは検察官にこう話します。

「私なんて社会にとっても役に立たない。早くあの世に行ったほうが行ったほうがいいんじゃないですか」

私が考えていることと全く同じ。違う点はおじいさんは刑務所を望んだけど私は死を望みました。というか、おじいさんにとっての刑務所は「死」なのでしょうが、私は刑務所というところまで考えが及ばずに「死」にすっ飛んでいってしまったのですが。刑務所へ行ってまで生きようとするおじいさんよりも死のうとした私はヘタレです。

 

おじいさんが放火する前に書いた衝撃的な文章があります。

 

「これから刑ム所へ行きます。

他の住居人には申し訳ない。

死刑になったり

ムキになっても

すでに80才をこえた私には

ミレンはありません

バカヤロ!」

 

で、私がトップにこの暗い画像を持ってきたかということに移ろうと思います。この画像は私が書いたもので去年多量服薬する一ヶ月くらい前に書いたものです。精神病新聞最終号のつもりで書きました。行き詰ってどうしようもできなくて「死んでやる!」として書いたものです。書いたあとは結局多量服薬しなかったのですが。

 

一緒ですよね。もうやけくそなんですよ。

この「バカヤロ!」も「やっと死ねた!」も。

 

社会で人並みに生きたいのにうまくいきれない。

どうにかしたいのにどうにもできない。

バカヤロウ!しらねーよ!自分が死んだって誰一人悲しまねーよ!

 

おじいさんは計五回刑務所に入っており、28年間刑務所で過ごしています。50年間くらい仕事もしていません。おじいさんにとっては現実社会よりも刑務所のほうが生きやすいんでしょう。

 

おじいさんは無事(?)刑務所に入れました。病気もあるし年齢もあるのでこれからどうなるかは分かりません。

 

刑務所にいるおじいさんと私は同じなんです。

 

おじいさんに自分を投影して泣いてしまいました。

 

「まーこと裁判所へ行こう!」は名著です。

重い裁判もありますが、裁判についても分かりやすく説明されており、読みやすいうえに、心にズシッとくるものがありました。

また、随所にユーモアも散りばめられています。そのユーモアも好きです。毒のように感じるけど毒があるくらいが体にはいいんじゃないかと思います。

 

 

「まーこと裁判所へ行こう」

 

絵 にしかわたく

文 岡本まーこ

 

アマゾンで買えます

 

 

 

 

 

 

 

11

12月

2010

精神病新聞の昔と今とこれから

先日の文学フリマで隣にいた武蔵野ヘルスセンターのあらみさんに「もう精神病新聞でかなまら祭りのルポとかああいうのはやらないんですか?」と聞かれた。

 

私は「かなまら祭りのルポなんて、私よりももっと面白く書ける人がいるし、せっかく精神病なのに書いても意味が無い」と言った。あらみさんは「えりこさんが書くかなまら祭りのルポを読みたいと思ってる人もいると思うけどな」と言っていた。

 

もともと精神病新聞は軽い気持ちで始めたものだった。友達がフリーペーパーを作ってたから「暇だし私もやってみようかな」と思って始めた。「精神病新聞」とちょっとビックリするタイトルをつけたが、私のうりは「精神病」しかなく、精神病の界隈でずっと生きてきたので特にたいした意味はなかった。

 

最初の頃の精神病新聞は「及川光博のコンサートで現実逃避」とか「精神病院入院記」とか特にまとまりはないが、面白おかしい文章を書いていた。皮肉ったり自虐的だったり。100部ほど刷って中野のタコシェに毎月置いていた。月刊で書いていたのだが置きに行くたびに自分の書いたフリーペーパーが持っていった時より少なくなっていて嬉しかった。

 

その後、友達がミニコミ(自費出版の本)を作っているのに触発され私も「精神病の本」というミニコミを100部ほど作った。精神病院に入院したときの話や、精神病院で知り合って絶縁した人とのファックスの公開など独特のものだった。しかし、初めてのミニコミ作りで右も左もわからずWordでプリントアウトしたものを漫画の原稿用紙に貼って下手くそなイラストを添付したお粗末なものだった。

 

友達にミニコミを置いてくれそうなお店を教えてもらってお店に電話したら「とりあえず持ってきてください」と言われたので3店舗回る予定だったのだが、自分の中で勝手に「一つのお店で30部づつくらい置いてくれるだろう」と思い、90冊くらいを腕がちぎれそうになりながら持っていった。

 

結果は散々で一つのお店には「うちには置けない」と断られ、もう一つのお店は「じゃあ、とりあえず10部」となり、タコシェは「フリーペーパー置いてくれてるから」という理由で15部置いてくれた。

 

私はもの凄く焦った。大量の在庫を抱えてお金も万単位で出して作ったのにどうしよう・・・となってしまった。売れる見込みが無いと思ったので、次の日にデイケアに持って行って知らない人にまで配りまくった。もちろん無料で。

 

そうしたら、その日の夜にタコシェから電話があり、「一日で8冊売れました。追加をお願いします」と言われた。その後誰かに聞いた話だがミニコミは月に10冊売れればヒットらしい。そりゃあ、無名の人の本をお金を出して買うなんてよっぽどだ。その後何回か追加で持って行き、全部なくなった。在庫を抱えて怖い思いをしてこりごりだったから、もうミニコミを作る気は全くなかった。フリーペーパーだけ続けていた。

 

その後、クイックジャパンという雑誌の取材を受けた。まともな取材は初めてだった。とてもきちんとまとめて紹介してくれてとても嬉しかった。そうしたら、クイックジャパン効果でタコシェに「精神病の本」がないかというという問い合わせが随分来て、タコシェの店員さんに「問い合わせがきているので増刷してください」と何回か言われたのだが(今思うと異例)「もうミニコミは作る気無いので」と言って何回も断った。在庫を抱えるのが嫌だったからだ。

 

でも、その後月イチで出してるフリーペーパーをせっかくだからまとめて本にしようと思って「精神病新聞全部」を出した。表紙を見てもらうとわかるがもの凄くやる気のないミニコミだ。正直言って私がお客さんだったら手にも取らないと思う。しかし、クイックジャパン効果で一月で300冊売れた。それでやる気が出てミニコミもフリーペーパーも続けよう、という気になった。

ただ内容が病気のことを取り扱って面白おかしく書く内容でそういう内容がウケるのかなと思ってふざけた内容のものばかり書いていた。終いには精神病と全然関係ないものになっていった。「精神病」というセンセーショナルな名前が乗っかっただけのただのふざけたミニコミになってしまった。

一応それなりに売れていたのだがなんとなく疑問を持ち始めた。「精神病」って付ける意味がどこにあるのか、読者はなんでこれを買うのか、せっかく私は精神障害ということで普通の人には体験できないことをたくさんしているのにそれが一つも伝えられていないのではないか。

 

契機になったのは前回の大量服薬だ。本当に苦しく辛い思いをして、周りの信頼を一気に無くした。月並みな表現だけど、心も体もボロボロだった。

しかし、私以外にも多量服薬や精神障害で苦しんでいる人はたくさんいる。そういう人たちの何かの支えになったらという思いと自分の人生の精算の思いを込めて、ミニコミの「和解」を作った。

多量服薬して、内科から退院したあと何故か精神病院に入院しなかったので実家の古いパソコンで体の痛みや不快感、頭の中の混乱を押さえつつ書いた。

 

多量服薬して病院に運ばれて苦しむ中での医者や看護婦や家族とのやり取り、その後の回復の過程。表紙も凄く良く出来て全てに意味があり、本当に命がけで書いた一冊だ。これは300円で販売してるのだけれども、正直1万円でもいいんじゃないかと思う。多量服薬をした本人の苦しみのさまが克明に書かれていてなおかつ回復に向かうさまが書かれている。私だったら一万円だしても買う。多量服薬をしたことがない人にとっても興味がある人はあるだろうし、精神障害者と関わる人っだったらもの凄く読みたいと思う。

 

しかし、「和解」みたいに命を削って書くのはもうこりごりなので、私が今までに体験した精神障害というものをみんなに伝えていきたいと思う。精神障害を抱える人に少しでも益になるものを書いていこうと思う。

私が体験したかなまら祭りより、私が体験した精神病の世界を伝えていきたい。

でもやっぱり、多くの人はかなまら祭りとかそういうのが読みたいだろうと思うけど、私は少数の人向けに精神障害について伝えていきたい。

だから、精神病新聞はますます売れなくなり、一部の人にしか相手にされなくなるとおもう。でも、その一部の人達になにか残ったらいいと思う。

 

 

06

12月

2010

文学フリマ終了

文学フリマ終了しました。

購入してくださった方々、本当にありがとうございました!

「応援しています」とか「頑張ってください」と声をかけていただいたり、興味を持った方が話しかけてくださったりして、とても嬉しかったです。

以前、ミリオン出版の企画で話しをさせていただいた作家の平山夢明さんも来て下さいました。

平山夢明さんは何度も「あんた元気でやってるんだー!」と連呼されて、たしかに私が生きているのは奇跡に近いので驚いているのかな、と思いました。

それと、今日マチ子さんもブースをおずれてくださりミニコミも買ってくださってとても嬉しかったです。

とにかくいろんな人にお会いできて、会場で初めて精神病新聞を知る方も多いのでいい宣伝になったのではないかと思います。

10時に搬入で17時まで開催だったのですが1時くらいには、体力精神力共に消耗してしまって、どうしたものかと思っていたのですが、隣に友達のあらみさんという方がブースを出していて「店番しておきますから休んできても大丈夫ですよ」と声をかけて下さり、レストランでカツ丼を食べて缶コーヒーを飲んだら元気が出てなんとか持ち直しました。

 

でも、ミニコミは持っていた数の4分の1くらいしか売れず、グッズもあんまり売れなくて帰りが荷物が重くて大変でした。

精神病新聞は作りはじめて12年くらい経つのですが、順調に売れなくなってきました。

 

以前書いた日記の通り、売れない方向性でと思っているので予想通りなのですが、「これは売れないぞ!」と思って作ったミニコミが売れないのはいいのですが、持っていったミニコミが「売れない自信作」のミニコミではなかったので、ちょっと残念でした。

 

今、書いているミニコミは売れない自信がもの凄くあるので、発行部数を減らして今までより高値で売る予定です。(刷る刷数が少ないと一冊あたりのコストが高くなります)

今まで、自己肯定感の低さから高い値段設定が出来なかったのですが、むしろ、高い値段設定にしても買いたいと思う人がいるなら、その値段だけの価値があるということなので、売れたら自己肯定感が高まりそうなので高くします。そしてますます売れなくなります。

 

26

11月

2010

抗精神病薬多剤大量処方への警鐘

コンボの事務局の当事者スタッフUさんから来たメール

 

ー突然汚い話ですみませんが、Uは喉の奥まで指を突っ込んでも、そこの反射が麻痺しているため、オエッとかゴホンゴホンとかなりません。私も以前は多剤大量処方の犠牲者でした。そのせいだと思います。

 

厚生労働省で、抗精神病薬の多剤大量処方による身体合併症や突然死を防ぐための記者会見をしてきました。というより、多剤大量処方をすると、身体合併症や突然死が起こるので、それに警鐘を鳴らすための記者会見をしてきました。

 

Uの個人的な体験も話しました。病気になって20年間に、友達の中で4人が、ある日、朝になったら、布団の中で心臓が止まっていました。自殺ではありません。自殺ならわかるのです。大量の薬を飲んだあとには、周り中に薬の殻がばらまかれているからです。その4人は、ただ、心臓が止まっていたという、死に方でした。その他に、2人の人が寿司を勢い良く食べている時に、気管に入ってしまって、家族の目の前で顔が真赤になって、苦しみながら窒息死してしまったことを話しました。Uひとりで6人も突然死んでしまった友達がいるのです。

 

冒頭の私の喉の反射が麻痺していることは、Uも気を付けないと、窒息死してしまう可能性があるということです。

 

コンボでは、これからの10年間にすることを、「こころの元気+」創刊号(2007年3月号)で宣言しました。その課題3に、「統合失調症薬の多剤大量処方の是正に関する情報提供および諸活動」と掲げました。

 

そこで、コンボでは、長嶺敬彦先生の「ココ・カラ主義で減らす 統合失調症治療薬の副作用」を発行し、次の題名で記者会見をしてきました。

 

<知られざる統合失調症の薬物治療、身体合併症の発症リスクを啓発

―NPOコンボ わが国初の当事者むけ 対処法をまとめた書籍を発行―

統合失調症の薬の副作用で他疾患の合併症に。突然死も問題。

多くの精神科病院では定期的な血液検査などの対処せず>

 

主に以下のことについて話をしてきました。

 

●統合失調症の治療薬(抗精神病薬)は、「多剤・大量処方」による副作用が問題に

●長年にわたる副作用によって、他疾患の合併症になることが多い

●薬の副作用によって、こうした合併症を併発することはこれまでほとんど問題にされてこなかった

●糖尿病・高脂血症・高血圧・心臓疾患・肝機能障害などの身体合併症が広く認められる

●上記身体合併症の他に、突然死が多いことも問題

●それにもかかわらず、定期的な血液検査はほとんどの精神科病院で行われていない

 

【当事者本人が合併症の知識を持つことが必要な現状に――当事者むけに対処法をまとめた初の書籍発行】

 

統合失調症の身体合併症や突然死に関して、長年にわたり、この問題を訴え続けてきた数少ない内科医である長嶺敬彦医師(山口県・吉南病院内科部長)は、「こうした状況だからこそ、合併症の問題や対処方法を本人が知っておく必要性が極めて高い」と話しています。

コンボでは、かかる統合失調症の薬物治療と身体合併症の問題について、広く患者さん達に知識と対処方法を知ってもらうために、長嶺先生による「ココカラ主義で減らす 統合失調症治療薬の副作用」を11月19日に発行いたしました。

 

当日発表した詳しい資料は以下のリンクからご覧ください。

http://www.slideshare.net/comhbo/ss-5882813

http://www.slideshare.net/comhbo/ss-5882810

 

 

こころの元気+」に連載されていた長嶺敬彦先生の連載「ココ・カラ主義でいこう!」が一冊の本にまとまり、出版されました。

 

コンボ先生教育談義

ココ・カラ主義で減らす 統合失調症治療薬の副作用

長嶺敬彦著(吉南病院内科部長)

定価 1400円+税

発行 コンボ 四六判 224頁

 

コンボのwebサイトから購入できます。

http://www.comhbo.net/

 

 

 

【この本を読んでいただきたい方】

精神科にかかっている本人とご家族(特に精神科にかかっていて不都合を感じている人、回復を実感できない人とそのご家族)

精神科の看護師、コメディカル、とくに入院施設のナースステーションで。患者さんへの説明をするための参考書として使っていただきたいです。

デイケア、地域活動支援センターなどの地域にある施設のスタッフ。特に精神障害の回復(リカバリー)に興味を持っておられる方

 

【Uによる解説】

この本は連載記事にかなり加筆修正をされています。主題は統合失調症薬の副作用をよく知り、それを避けながら、希望を持って発達することです。病気を持つ前よりも、もっと健康になろうという、ココ・カラ主義です。

よく、薬の副作用の本は、ある薬を取り上げ、その薬の副作用はこれとこれと・・・・と列挙するものが多いです。

この本では逆に精神科でよく使われる薬の副作用をひとつひとつ取り上げ、その副作用でどんな困りごとが起こるか、その結果どうなるか、どうすればその副作用を少なくすることができるかを解説していきます。

 

神科の薬とうまく付き合うために、私たちは薬を飲む前に、前もって副作用を知ることが可能で、その必要があります。この本を読めば、それが書いてあるのです。

 

分かりやすくそして、読みやすさを考えてコンボ先生と長嶺先生の会話調になっています。統合失調症の発病から回復までの経過も解説しています。

 

時間がかかるのですが、薬とうまく付き合うことで、病気の経過の中で必ず回復する。そして回復とは病気になる前に戻るのではなく、それよりもっと健康になることです。病気があっても心と体は発達する。治療行為の中では脳科学だけでなく日常生活の希望を視野に入れるべきです。日常生活の中でたとえ障害があっても満足でき、希望を持って何かに貢献できる人生を歩むことができるということが、回復だと言っています。

 

病気を持つ前の私たちは「これから病気になる病気の種子がある状態で、不安定で危ういところがあったはず」なので、発病しても、「発達」することで、治ることとは「病気の前よりもよくなること」だと、コンボ先生は言っています。「病気の前より安定する。それは発達である」と引用されています。

 

長嶺敬彦先生は精神病院で働く内科の先生です。

 

統合失調症で使われる薬は、うつ病や躁うつ病でも使われることがあるし、回復についての考え方は、まさにリカバリー(プロカバリー)について、語られているので、精神科にかかわっているすべての方に読んでいただきたい本です。ー

 

以上です。

Uさんがブログに載せて広く知らせてください、ということなので載せました。

メールには本名の公開について書いていなかったのですが、念のために「U」さんにしておきました。

 

23

11月

2010

文学フリマに出店します

12月5日に大田区産業プラザpioで行われる文学フリマに出店します。11時から17時までです。

 

文学フリマ公式サイト

http://bunfree.net/

 

精神病新聞社の名前で出店します。ブースはR-17です。

 

新刊は出さないのですが、グッズ販売をします。写真のステッカー(縦7センチ横4センチくらい)を5色一セット100円で販売します。まだ出来上がっていませんが、このイラストで作った缶バッチも一つ100円で販売します。

 

このイラストは消しゴムハンコで出来ていて精神病新聞のロゴとして、消しゴム版画家の渡辺なおさんに作っていただきました。

ぽん豆ヤhttp://ponzuya.futene.net/

 

ちなみにステッカーは、消しゴムハンコという特性を活かし、一枚一枚手押しで押して作りました。世界で一枚だけのステッカーですので、好きなものに貼っていただけるとありがたいです。

 

過去に出したミニコミのバックナンバーも販売しますので、よろしくお願いします。

 

 

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13

11月

2010

全日本ミニコミサミット3

新宿歌舞伎町にあるロフトプラスワンというトークライブハウスで行われる「全日本ミニコミサミット3」に参加します。

 

急なのですが、明日、11月14日の12時に会場です。開演は13時です。参加費は1000円です。

 

もしかしたら、当事者研究を発表するかも知れません。

 

歌舞伎町のアングラな雰囲気のするところなので、そういう雰囲気が苦手な人は遠慮したほうがいいかも知れません。

 

フリーペーパーの配布とミニコミの販売もします。

 

お暇な方は来て下さると嬉しいです。

 

全日本ミニコミサミット3

http://www.geocities.jp/saitoukanchou/html/minikomi3.html

10

11月

2010

降りていく生き方

昨日、池袋のホームレスを支援する団体のところで食事会に参加してしてきました。

 

ホームレスの6割は何らかの精神疾患を抱えているという調査結果が出ています。

 

私が参加したのはNPO法人の事務所で以前ホームレスをしていてNPOのスタッフの援助を受けてグループホーム等で暮らして作業所に通ったりデイケアに行ってる精神疾患(主に統合失調症)を抱えた人と一緒に食事を作って食べる会でした。

 

参加している方々は40歳過ぎくらいの男性ばかりでした。上下スウェットなどの人もいましたが、身だしなみもそれなりにきちんとしていました。

 

私はここのところ引きこもりがちでほとんど人にあっていなかったので、なんかその場にいただけでほっとしました。

 

みんなで役割分担をしてとん汁とご飯とお漬物を作って食べました。お漬物はスーパーで買ったものですが。

 

料理が出来上がってみんなで手をあわせて「いただきます」をして食べました。食事をするときに手を合わせるのは小学生の時以来でした。

お米は古米だし、とん汁なんて別に贅沢な食べ物ではありませんが、なんだかもの凄く美味しかったです。先日、講演会に参加して偉い方々と結構な中華料理をご馳走になり、普段食べられないホタテやらエビやらを食べましたが、緊張して味も何もわかりませんでしたが、古米ととん汁をみんなで食べたほうが何倍も美味しかったです。

 

ある、男性が言いました。

「みんなで食べると美味しいなー」

本当にそのとおりです。

 

高級な料理でなくても、みんなで食べると美味しいということに気が付きました。

そして、なぜ、偉い方々と高級な料理を食べても美味しくなくてホームレスをしていた方々質素な食事を食べたら美味しいのかと思うと、そこには「弱さ」があったからです。

弱さが集まると場が優しくなります。

 

ここに来ている人たちは皆若い頃大変な苦労をされた方々で、とび職をしていて足に大怪我を負ったり、テキ屋で働いたりしたことがあるような人たちでした。この人達は年を重ね精神疾患も抱え、多分これからは昇っていく生き方はできないと思います。高級外車を乗り回したり、いい家にすんだり、毎日美味しい物を食べるような日々は来ないと思います。人生を降りていっていると感じました。

だからと言って、絶望や悲しみはなく、温かさを感じました。最低限の生活だけれど、共に生きていく仲間がいる喜びを感じました。

 

私は今、自分の生活に不満が満載で、流しでお湯が出て、お風呂も沸かすのに40分もかからないで、スーパーで買い物をするときに値段をあんまり気にしないですんで、毎月貯金もできるような生活がしたい、と思っていました。その不満が周りの裕福な人への妬みや憎しみに変わっていましたが、この人達と居たら、なんとなくどうでもよくなってきました。

 

私はまだ30を少しすぎたくらいなのでもうちょっと昇ってから降りたいですが、これが「降りていく生き方」で「弱さでつながる」ことなのだなと実感しました。

 

 

 

 

03

11月

2010

リスパダールコンスタ

医学書院から出ている「精神看護」11月号にリスペリドン持効性注射剤について書かれていて、ネットなどを見ても医者や医療従事者の見解はあるものの、実際に打っていた当事者の声は全くないので書いてみようと思います。

 

リスペリドン持効性注射剤(以下リスパダールコンスタ)はリスペリドンが入っている統合失調症の人に使う、筋肉注射の薬です。今までデポ剤(筋肉注射剤)は油で出来ているものしか日本では認可されておらず、油で出来ているものはかなり痛かったり、しこりが残ったりして、あんまり評判はよくありませんでした。

 

リスパダールコンスタは水溶性なので今までより痛みは少ないと言われています。私は油で出来ているのを打ったことはありませんが、リスパダールコンスタは結構痛いと感じました。

 

リスパダールコンスタは2週間に一度打てばリスペリドンが体の中に入っているのでリスパダールの錠剤や液剤を飲まなくても大丈夫になります。要するに2週間に一度の注射で服薬しなくても良くなります。

 

しかし、大概の患者さんはリスパダール以外にも薬を飲んでいると思うのでリスパダールコンスタを打ちながら他の薬を飲むメリットは見当たりません。むしろ、2週間に一度の注射の痛みと毎日の服用で負担は倍になる気がします。

 

それと、副作用の問題もあります。副作用は錠剤よりも減ると言われています。

しかし、私は副作用がひどく出ました。

 

ずっと25ミリを打っていましたが、色々なストレスで多量服薬してしまい、「薬の量が少ないから多量服薬した」ということになり、生きるか死ぬか分からない最中に37.5ミリを注射されました。

 

なんとか一命をとりとめましたが、退院後、体がむずむずして一日中体を動かし続け、体の違和感の苦しみで叫んだり、体を叩いたりしていました。多量服薬の影響だと思っていたのですが、医師に聞いたら、アカシジアだと言われました。しかし、2回37.5ミリを打ってしまったので薬が抜けるのに2ヶ月以上かかり大変苦しい思いをしました。

 

この点を考えるとリスパダールコンスタを使用するのはリスパダール単剤を服用していて副作用が出ない人で、なおかつ服用がうまくいかない人に使用するのが限られると思います。

 

ただ、リスパダールコンスタは薬価が非常に高いです。

25ミリでも23000円以上します。ミリ数が上がったらものすごい額です。

日本精神科病院協会に提言が載っていました。

http://www.nisseikyo.or.jp/home/about/05teigen/2009/06.html

 

それと話はそれますが、アメリカでは医療は国が行っているそうです。そのため医療費を減らすために薬を減らしたり、ベット数の削減に力を入れているそうです。しかし、そのために刑務所の収容人数が非常に増えてしまったという弊害もあるのですが。

日本は医療を民間に任せているため、どうしても利益を追求してしまって、薬を増やしたり、入院日数を増やしたりすることが多いそうです。

 

私はずっとうつ病だと言われていたのですが、なぜか突然統合失調症と診断されリスパダールを服用するようになりそのまま医師の勧めでリスパダールコンスタを打つようになりました。ちなみに私は幻聴や幻覚のたぐいは一切ありません。リスパダールにしても症状は大してよくなりませんでした。むしろ、他に飲んでいた薬を切られてしまって離脱症状に苦しみました。そして、今は、別の医者にかかっていますが、やはりうつ病と言われリスパダールコンスタをやめてジェイゾロフトを服用しています。

 

 

 

 

 

 

22

10月

2010

本日の誤作動「子猫を保護する」

本日の誤作動「子猫を保護する」アップしました。

なんにも考えないで子猫を保護してしまって、沢山の人に迷惑をかけてしまいました。

でも、この写真の通り子猫たちは元気に育っております!!

耳も大きくなって猫らしくなりました。やっぱり保護したのは間違いじゃなかったと確信しております。

子猫たちに早く会いに行きたいです。

本日の誤作動は子猫編がしばらく続きます。もう、ネームは出来上がってます。

本日の誤作動クリック

21

10月

2010

べてるの家の恋愛大研究

「べてるの家の恋愛大研究」という本が大月出版から出ました。

精神病者の恋愛についての本です。この本に2本ほど寄稿させてもらいました。

私と9年以上付き合っている彼氏とのことを書きました。私のダメ女っぷりに読者の方はがっかりされるかも知れませんが、こういう人間なので申し訳ありません。

それと、久高亜矢子さんという方のラブソング幻聴さんの研究も私が以前書いたものです。

精神病の人が恋愛についてここまで突っ込んだ内容のものは、今までなかったと思うので、当事者で恋愛について悩んでいる方には参考になるかと思います。

Amazonで売ってます。

べてるの家の恋愛大研究

07

10月

2010

精神病新聞「vol.8擬似子育て」

新しい精神病新聞「vol.8擬似子育て」書きました。

子猫を保護した時のことです。

子猫を育てるのは人間の子育ての縮小版でした。

精神病新聞のカテゴリのところにあります。

クリックしても行けます。クリック

28

9月

2010

「障害者」という表記について内閣府にご意見をお寄せください

「障害者」は「障碍者」という表記でしたが、文部科学省が「障碍者」の「碍」の字を常用漢字から外してしまいました。戦後は「障害者」という表記になりました。

 

「害」という字は「人を殺める」などの意味も含まれており、韓国、中国などの漢字圏では人に対して「害」という字は使われておりません。

 

「障碍者」の「碍」の字は「障碍を目の前にして困っている」という意味を表していました。

しかし、「碍」の字が使えないことにより「障がい者」という平仮名と漢字のまぜこぜの表記に今なっております。

 

2010年6月に文化審議会が常用漢字表を改定しました。しかし、「碍」の字をまた入れて欲しいという要望があるため、6月の改定時に保留にしました。

 

内閣府が国民の皆様へアンケートを取っているのでご意見を寄せていただきたいです。9月30日までです。

 

内閣府のページはこちら

https://form.cao.go.jp/shougai/opinion-0004.html

 

私はうまくこの問題について詳しく説明できないので、こちらの豊田さんという方のブログに詳細が乗っていますので御覧下さい。

http://d.hatena.ne.jp/tokujirou/20100812/1281609864

21

9月

2010

ずっといっしょ

子猫は二匹とも一緒に貰ってくださる方が見つかりました。

 

茶色の子の里親になってくださる方が事故にあってしまい、引き取れなくなり、黒い子を貰ってくださるかたに伝えたところ、二匹一緒に飼ってくださることになりました。良かったです。

 

茶色の子の方が「ミュウミュウ」黒い子の方が「ブルー」(目が青いため)という名前になりました。

 

もう少し大きくなったら対面させてくださるそうなのでとても楽しみです。

 

本当にありがとうございました。

 

<宣伝>

NPO法人コンボが出している「こころの元気+」という雑誌に、私の当事者研究が載りました。「多量服薬という名の魔球の研究」です。http://www.comhbo.net/

当事者や家族向けのとても勉強になる良い雑誌ですので、興味のある方はどうぞ。

 

それと、9月28日のNHK教育の福祉ネットワークに当事者研究が紹介されます。

 

よろしくお願いします。

13

9月

2010

里親先が見つかりました!!

子猫を保護しててんやわんやでした。みなさまお騒がせしてすみません。

 

無事里親先が決まりましたー!!

 

良かったです・・・本当に良かったです・・・

 

子猫の元気のなさ、飼えない環境、自分の病気、と、いろいろな心労が重なり、泣きながら友人に電話したり、保温プレートやタオルなども友人が送ってくれたり。しかも、そのかたは食料品や「子猫の病院代に使ってください」と現金まで送ってくださいました。さすがに、現金はお返しする予定です。

 

眠剤を飲まないと眠れないため、薬を飲みつつも授乳のために4時頃起きたり、育児うつになりお風呂に入れなかったり、その一方で里親探しや自分の生活もしなければならないので、非常に追い詰められていました。

 

ライフボートというNPO団体に電話をして育児相談をしたり、そこで掲示板を使わせてもらって、なんとか茶色の子の方は里親先が決まりました。多摩地区に住んでらっしゃる方です。20年以上の猫の飼育歴があり、一戸建てでご家族がいるそうなので、何回かメールのやりとりをしてから信頼できる方と思いお譲りすることに決めました。ただ、こちらは千葉の流山在住ですので引き渡すのが大変だなとは感じていますが。

 

黒と白の子猫は池袋の主婦の方にお渡しすることが決まりました。ツイッターのRT拡散で知り、連絡をくれました。ツイッター凄い!!

 

旦那さんと、子猫の動画を見て下さり、旦那さんが「こんなに小さいのなら、すぐに死んでしまうかも知れない。こちらで動物病院で預かってもらったあと、うちで飼いたい」という運びになり連絡が来ました。YouTubeにアップした動画を載せますが、私とかっちゃんがあんまりにもノーテンキな話しっぷりなので心配になったのかも知れません・・・でも、ちゃんと育児してるし、元気に育ってるし、病院にも2回連れて行ってるし、お医者さんにも「頑張りましたね」と言われましたし。

 

黒白の子猫の方は木曜日にお渡しする予定です。茶色の子の方はこちらの希望の日にちをお伝えしたまま返事が来てないのですが、共働きでお子さんもいるので、焦らず返事を待ちます。(焦ってるけど)

 

とにかく、皆さんにご迷惑をおかけしましたが、なんとか2つの命が助かりました!皆さん本当にありがとうございます!

 

続きを読むをクリックするとYouTubeに載せた動画が見れます。

11

9月

2010

子猫の動画をアップしました

子猫の動画をアップしました。

 

9月11日の時点で黒と白の方が139グラム、茶色と白の方が119グラム。

一日約10グラムづつ増えているので2匹とも順調と言えます。

 

でも、3時間毎の授乳、排泄、保温(ペットボトルにお湯を入れてます)は、大変です。

 

最初は私とかっちゃんもパニクって大変でしたが、二匹がどんどん大きくなって、ミルクをたくさん飲んで、うんちやオシッコをするのを見るのは、なんか凄く嬉しいです。

 

最初は「不安」「恐怖」「後悔」などの思いでいっぱいでしたが、今は「かわいい・・・」と思えるまでに成長できました。子猫の感情と自分の感情がリンクしていたのだと思います。

 

子猫が安心だと私も安心。

 

前に実家で飼っていた猫も、捨て猫でしたが、生後一ヶ月経っており、オシッコも自分でできたのでそんなに大変ではなかったのですが(と言ってもやっぱり初めての猫で欝になって最初の頃、母親に世話を任せてしまった)こんな乳飲み子はちょっとおっかなびっくりです。

 

しかし、おんなじように乳飲み子を立派に育てた友人や猫好きの人たちからの助言や支援物資などをいただきなんとかやっております。

 

早く、里親が見つかるといいのですが・・・・

 

この子猫たちの優しいお父さんお母さんになってくれる方を待っています。

 

今日もちょっと疲れてきたのでお風呂に入らずに寝ます。

 

里親希望の方は問い合わせフォームにてご連絡下さい。

 

10

9月

2010

子猫を二匹保護しています

昨日、私の近所の空き地に2匹の子猫が捨てられていました。目も開いておらず自分でもほとんど歩けません。多分生後一週間くらいではないかと思います。

 

その後のことも考えずに、とりあえず、急いで自分のアパートに連れていきました。かっちゃんがミルクと哺乳瓶など必要なものを自転車を飛ばしてペットショップで買ってきてくれました。

 

私は、猫のことに詳しい友達に電話をしたのですが、動物愛護団体などに渡しても殺処分されるそうです。愛護団体に渡される動物の8割はこのような乳飲み子なので、飼育できないのでしょう。

 

一時間ごとのミルク。自分では排泄ができないため、排泄の世話。自分では体温調節ができないためペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ替わりにしてます。湯たんぽも3時間おきに取り替えなければなりません。

 

私が保護しなければ他にもっと優しい人が拾ったのでは?とも考えたのですが、カラスに襲われたり、虐待されたりしてしまうかも知れないし、半日か一日でもミルクを飲まないと子猫は死んでしまうそうです。

 

私は環境的にも経済的にもペットは飼えない状態なので、里親が見つかればと願っています。

 

ミルクを飲まないので、動物病院に連れていきました。体重などを測ってもらって、ミルクを飲まないので、カテーテルで飲ませてもらいました。でも、黒い方はお医者さんが飲ませたら勢い良く飲みました。生存確認は50%だと言われました。

「2週間後にまた来て下さい」と言われましたが、「育てられるのか」「里親が見つかるのか」「近所の人に見つかったら大変だ」などと考えてしまって、不安感でいっぱいになり調子を崩し薬を多めに飲んで寝てしまいました。かっちゃんが夜の間におきて子猫の世話をしました。私は今起きてかっちゃんは寝ています。

 

ネットで里親紹介など色いろあるようですが、やはり虐待やいたずら等があるので相手の住所や電話番号、成長経過などを送ってもらったほうがいいようです。

 

それよりも、この子達が生きれるかが心配です。そして、自分の世話もできないのに子猫の世話を出来るかが心配です。私も病気持ちなので、誰か心優しい人のところにもらわれていけばと思っています。

01

9月

2010

8月29日あきる野市でのべてるの講演会

8月29日にあきる野市で行われたべてるの講演会に行ってきました。

なんだか私も前に出ることになってしまい、大変申し訳なかったのです。私は2回ほどべてるに行きましたが、べてるの人間ではないし、多分来ている皆さんが聞きたいのも私の話ではないと思うので。

 

当日は木林さんと吉野雅子さんと吉田めぐみさんがべてるのメンバーとして来ていました。

 

で、まあ、鉄板のネタを書きます。

 

講演会で質疑応答の時間になると、必ず出てくるのが「べてるはうちの子供を受け入れてくれますか?子供をべてるに行かせたい」という質問。

 

もう、これは必ず出る。

そこで、木林さんが「何年間も講演会に行くけどこの質問は本当に多い」と言っていましたが、私も関東で行われるべてるの集いに行くと必ず出る。

べてるに子供を行かせればオールオッケーと思っている親は本当に多い。まだ、当事者自身が「僕はべてるに行きたいんですけど」って言えば見込みがあるけど、そういう当事者が講演会を聞きに来たことはない。当事者の私から言わせてもらえば、親はべてるに自分の子供を丸投げしている気がする。そういう親は多分べてるに行ったこともないかも知れないし、行ってたとしても「親」の視点から見てるので子供の気持ちは分からないと思う。べてるは甘くないです。当事者の私は2週間行ったけどきつくてしょうがなかった。

 

繰り返される予定調和の日々。しかし、そう見えてトラブルだらけ。永遠に続く仕事とミーティング。

そこは「病気と共に生きる」という他の地域では考えられない場所です。作業所と医療機関とワーカーとグループホーム等の固い連携。当事者主体の世界。本当に「病気」を磨くのにはもってこいの場所です。

でも、私はべてるに行っても、相変わらず誤作動を起こして泣きまくり、会いたいべてるのメンバーは調子が悪くて会えなかったり、なんか、本当になんにもない街で寂しくなった。なんにもないんだけど、人との密度は濃いので苦しくもなった。なんにもないのに、なんか毎日色々トラブルが起きて大変だった。

 

べてるは合う人には合うし、合わない人には合わない。

 

べてるが築いてきた理念、伝統、技法はどんどん盗んでいっていいと思います。

べてるみたいなコミュニティが全国に広がっていったらいいと思います。

親がべてるに行かせてうまく行った例はあんまりないみたいですし。やっぱり当事者の自主性に任せるべきだと思います。

25

8月

2010

本日の誤作動「偽善か否か」

本日の誤作動更新しました。「偽善か否か」というタイトルです。クリック

今度からあしなが募金とかきちんとしたのには募金をしたいと思いますが、やっぱりまだ抵抗感があります。募金をする団体にもよるかな。

 

昔は「偽善」という言葉に異常に反応していて、書くとかなり長くなりそうなのでやめますが、結果的に「傍観」という結論にいたってしまいました。

 

電車における席の譲り合いに置いては(これもかなり悩んだ)私は目に見えないけど障害があり、立っているのがきつく、席が空いていたら座りますが、優先席には座らないようにしています。電車内が満杯でも優先席は必ず空けておくべきだと思ってます。

 

学生時代にアフリカの子供達の養育費や学費を払うのをやろうとしたこともありますが、金だけ払うのかよ、ならアフリカに行って支援してこいよ、とかも思ってしまって、しませんでした。(そういう団体に寄付したお金がアフリカの子供達にちゃんと行くのかも怪しいし)

 

確か、坂口安吾の「堕落論」だったと思うのですが、バスの中が凄い混んでても、空いている席を見もしない中学生というくだりがいまだに頭の中に焼き付いています。

18

8月

2010

精神病新聞vol.7「アルコール依存症」

精神病新聞vol.7「アルコール依存症」について書きました。

今まで、なんでアルコール依存症について書かなかったのか自分でも謎です。

アルコールで悩んでる人には読んでいただきたいです。

 

16

8月

2010

「死」と向き合う

死刑囚の人には教戒師と言ってキリストの教えを説く牧師さんがつきます。

そのことによって死刑囚は罪を悔い改めることもあるそうです。

郷田マモラの漫画「モリのアサガオ」という漫画は、死刑囚と死刑執行人の友情を描いた漫画です。

そんな深いテーマをどう描くのかと思いますが、郷田マモラは描ききりました。

 

人は皆、死刑囚だと思います。死刑囚には、いつ死刑が執行されるかということは知らされません。何年もたってからある日突然「今日これから死刑を執行します」と言われ独房から出され、死刑が執行されます。

長いこといる死刑囚が死刑が執行されずに、その人よりもあとに来た人が死刑が執行されたり、何年も待たされたり。いつ死ぬのか分からない。しかし、「死」は確実に来る。そういう点では皆死刑囚なのではないかと思いました。

 

また昔、アックスという漫画雑誌で「人生はモラトリアムだ」というセリフの載っている漫画があり、ぐさりときました。社会にでる前の人間を「モラトリアム」といいますが、「死」を迎えるまでの人間はすべてモラトリアムなのではないかと思いました。

 

なんかよく分からないけど、そういう話です。

13

8月

2010

本日の誤作動「の子さん」

本日の誤作動更新しました。クリック

 

昨日、神聖かまってちゃんとミドリの対バンに行ってきました。

 

今まで見たライブの中で5本の指に入るほどいいライブでした。

 

そのせいか、躁転しており、ちょっと変な感じです。

 

今回の本日の誤作動は精神病と全く関係ないです。関係があるとすれば、神聖かまってちゃんのボーカルのの子さんが精神病ということくらいでしょうか。

05

8月

2010

「べてるな人々第二集」に載りました

「べてるな人々第二集」に私のことが少しですが載っています。

ただ、向谷地生良さんに迷惑をかけたことが載ってるだけですが。

空腹誤作動の話です。

実は私もまだ全部読んでいないのですが。

ちょっと、アマゾンでも入手が困難で、地方の本屋にも売っていないので、手に入れるのは難しいかもしれませんが。べてるの家の講演会では売っていると思います。アマゾンでも待っていれば届くかもしれません。べてるの家のショッピングカートからの方が入手しやすかいもしれません。

 

本日の誤作動をアップしました。「診察」です。クリック

31

7月

2010

おサケについてのまじめな話

西原理恵子と月乃光司の「おサケについてのまじめな話」を読みました。アルコール依存症の入門編としてはとてもいい本です。

 

「イネーブラー」(助力者)という言葉を初めて知りました。イネーブラーとは依存症者に世話を焼いたり面倒をみることで結果的にアルコール依存を手助けしてしまう人の事です。いわゆる、家族やパートナーです。

 

回復の第一歩としては「底つき」が必要だそうです。家族も去り、仕事も、家も、酒を飼う金すら無くなってどん底に落ちた時から回復は始まるのだそうです。

 

アルコール依存症の回復については「一滴も飲まない」ということただひとつ。

 

アルコールは完全に「薬物」なので、そこを意識したほうがいいと思います。合法ドラック。

 

家族はなんとか家族の力でやろうとしてしまうけど、専門家に任せたほうがいいそうです。アルコール専門の病院。

 

本日の誤作動更新しました。「練習したい!」です。SSTがしたいきっかけ。クリック

27

7月

2010

認知療法、認知行動療法が報酬上の評価

認知療法、認知行動療法が報酬上の評価が新設されたそうです。

だから、病院で、認知療法、認知行動療法を受けたら診療報酬が出るということです。

これを機会に認知療法、認知行動療法が広がっていくのではないでしょうか。

 

本日の誤作動をアップしました。おなじ苦労というタイトルです。ちなみに私はもう10年以上リスカはしてないです。クリック

22

7月

2010

精神病新聞vol.6 ピアサポート

精神病新聞vol.6「ピアサポート」を精神病新聞のところにアップしました。

明日、タコシェに持って行きます。模索舎と吉祥寺ブックスルーエには後日発送します。

サイトの方に先に載せておきます。クリック

16

7月

2010

どうにも止まらない涙の研究

「どうにも止まらない涙の研究」はべてるの家の吉田めぐみさん(通称吉めぐ)さんの研究です。

 

自己病名は「慢性涙腺ゆるみっぱなし症候群自分いじめ型」だそうです。

私もかなり泣いているので、参考にしています。私は3日に一回くらい泣いているのですが、それで彼氏ともめてしまい、(彼氏は私が泣くと責められてる感じがするそうです)どうしたものかと、吉めぐさんに相談しました。ちなみに「どうにも止まらない涙の研究」は「泣く以外の他の対処法を見つけていきたい」という感じで終わっており、結局泣く以外どういう対処をしていいか分からず聞いてみました。

 

吉めぐさんは「いやー、結局まだ他の対処法は見つかっていない」と言っていました。

 

ただ、アドバイスとして「言葉を変える。「涙が出ているのでなく涙腺が緩んでいる」と伝えたらいいと言われました。私も悲しくて泣いているというより、なんか感情が高まると涙が溢れてしまう、別に誰かに嫌な気分をさせようとしているわけではない。ということははっきりしていて吉めぐさんともそこは意見が一致しました。ただ、「今、こういう気持ちなんだ」ということを伝えられるといいね」と言われました。でも、やっぱり「うまく言えないよね。話しても伝わらない気がするし」とも言っていました。激しく同意です。

 

とりあえず、今後は泣いてしまったら自分の気持をうまく伝えられるようにしたいです。あと、「情けなさに自信を持つといいよ」とも言われました。ちなみに吉めぐさんは最高で8時間泣いたそうです。

 

本日の誤作動更新しました。未来の予定という内容です。私は初めて多量服薬したとき、もう会社に行けないのに(死んでるだろうからと思い)定期を買っていました。クリック

13

7月

2010

誤作動中

誤作動中で頭の中が混乱しており、ブログが更新できておりません。

しかし、なぜか4コマ漫画だけは描いたので更新します。クリック

本を読むこともできず、頼まれてることもできなくてちょっと辛いです。

元気が出たらまた更新します。

 

08

7月

2010

本日の誤作動アップしました

本日の誤作動アップしました。クリック

 

ブログを何か書かなきゃ、と思いつつ何も書く事が無く、でも、4コマ漫画はできたのでアップのお知らせです。

 

やらなきゃならないことや、やりたこともいろいろ出てきて、これから本格的に物事に取り組もうと思っております。

 

皆様に支えられて生きております。

 

これからもよろしくお願いします。

04

7月

2010

病気でない人とのつながり

こちらのブログでは、なるべく精神保健関係とかべてるのことを書いて、個人的なことは書かないようにしているのですが、昨日あまりにも嬉しいことがあったので書きます。

 

以前務めていた会社の同僚つながりの人たちとジャガイモ掘りに行ってきました。その人達とは4,5年くらいからつながっています。と、言ってもみんな自由業で会うのは一年に1,2回くらいのものです。

 

私はみんなの本名とか、はっきりとどんな仕事をしているかも知らないし、みんなもそうみたいで、とある人が「ねえ?今なんの仕事してるの?」とそこに来てた子に聞いたら「うーん、なんだろうね」とはぐらかしていました。でも、みんな楽しそうです。

 

私はうまくみんなの輪にはいれてない気がして、家も遠いので「すみません、そろそろ帰ります」と言って帰ろうとしたら「ちょっと10分くらい待って」と言われて「なんだろう」と思ったら名前入りのバースデーケーキが出てきて、そこに居たみんなが私にプレゼントをくれました。もう、びっくりしてしまってオロオロしてしまって「ありがとうございます」と繰り返すことしかできませんでした。ちなみに私は今月が誕生月です。

 

みんな仕事もてんでバラバラで安定した職業ではないみたいです。だからきっと収入もあんまりないかもしれません。それなのに皆がわざわざ私のためにプレゼントとケーキと花束を買ってくれたことに感激しました。

 

ここに来てる皆は病気ではありません。なんで、病気でない皆が私にこんなに良くしてくれたのか分かりませんでした。

 

べてるでは「3度の飯よりミーティング」と言ってありのままを話すことを大切にしています。それは病気だからだと思います。ここの皆は病気ではないので、それこそ生の「現実の苦労」に直面していると思います。話の端々からなんとなく、皆が苦労しているのは分かりました。でも、皆があえて突っ込んだ話をしないのは「なんとなく他の皆も苦労しているのはわかる。分かっている」というわきまえからかもしれません。話さなくてもお互いが何かを分かち合っていて、仮に本当に困って相談してきたときにはのってあげると思います。

 

ネットで一部の人達とはつながっているので、それとなく私が苦労しているのは伝わっていたのだと思います。それで誕生日を祝ってくれたのかもしれません。

 

私はなんとなく自分が病気だということで劣等感をいだいているので、皆が祝ってくれて本当に嬉しかったです。私も皆と対等と思っていいのかな、と思いました。

 

最後にお別れするときに主催した方に、せめてもと思って皆の飲み物代とかにと思ってお札を渡そうとしたのですがどうしても受け取ってもらえず、持っていた紙袋にお札を入れられてしまい、これ以上渡そうとするのは失礼だと思い、帰りました。

 

帰り道で、うれし泣きをしてしまいました。

 

皆さん本当にありがとうございます。画像は皆からもらったプレゼントです。

 

 

 

 

 

 

29

6月

2010

経験は「宝」だと実感

最近非常に体のほうが不調です。頭が痛かったり、体がだるくて力が入らなかったり、背中が痛かったり。

 

昨日も昼間に猛烈に背中が痛くなり、苦しくて唸っていた時にふと、「そういえば当事者研究に身体症状の研究があったな」と思いだし、雑誌に載っている研究を読んでいました。

 

「耳鳴り、めまい、肩こり、胃痛など、様々な身体症状は寂しかったり、イライラしたり、不安だったりするときに起きる」という研究結果が載っていました。

 

じゃあ、私も何か不安とか精神的なものからこの痛みがきているのかな、と思い、思えば、昨日、彼氏と喧嘩して仲直りをしないでそのまま放置していました。

 

「この喧嘩が原因で背中が痛いのかも」と思って、勇気を出して彼氏の家まで行ってきました。

 

前日ケンカしたときは言い争う形になってしまったので、問題を外在化するためにお互いの苦労を紙に書き出しました。紙に書いて「このことが起こったときは私はこう感じた」「この時俺はこう感じた」とひとつの出来事をとっても、お互いぜんぜん違うふうに認知していたことが分かりました。そうして、これからどういうふうにお互いが関わっていったらいいかを考えて紙に書き出してお互いが納得する形で終りました。そうしたら不思議と背中の痛いのがかなり治まりました。私の背中が痛かったのは私の心のサインだったみたいです。

 

当事者研究は自分一人が研究して納得してお終いでなく、自分と似たような苦労をしている人の役に立ち受け継がれていくものなのだな、と肌で実感しました。

 

身体症状の研究をしてくださった、安倍智穂さんとうめだ小春さんに心から感謝します。

 

本日誤作動アップしました。今回のできごとについて。「経験は「宝」」というタイトルです。クリック

26

6月

2010

認知行動療法べてる式

認知行動療法べてる式のDVDを見ました。本とDVDがセットになっていて両方共一度読んだし見たけど、もう一度見直してみました。最近色々本を読んでいるので新しい発見とかあるかな,と思って。

 

内容はSST(Social Skills Trainingの略。生活技能訓練のこと)と当事者研究について。当事者研究はSSTの流れを組んでいます。

 

まず、このDVDのいい点は上手なSSTが収録されているのはモチロンのこと、ちょっと直す点があるSST 、べてるにきてまだ一年くらいしか経っていないワーカーさんがやる,まだ慣れていないSSTも収録されていることです。こういう所を修正すればいいのか,と参考になりました。

 

大濱さんというワーカーさんのSSTはちょっと直す点があるSST でした。

入院患者さんのSSTだったのですが「食事制限をされているので甘いものが食べたい。病院の自販機でジュースを買いたくなる、ということで困っている」という内容でした。

 

大濱さんは、SSTの参加者に「自販機の役をやってください」といって、もう一人の人に「ジュースを飲むのを我慢する方」の役をやってもらいます。自販機のには「美味しいよー、甘いよー」と言ってもらい、我慢する方には「ジュースを飲んだら入院が長引くよー,子供に会えないよー」と言います。どちらの方に行くかと言うので患者さんは我慢する方に行きますが,ここでの直すべき点は伊藤絵美さん(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長)は「我慢する方は「入院が長引く,子供に会えない」などの否定的な表現が多いからそこをもっと違う言い方に直すべき」と言っていました。

 

わたしは、それも思ったけど,もっと違う助け方を探したらいいのではないかと思いました。例えば、ジュースを飲まずに散歩するとか、友達おしゃべりするとか。ジュースを飲むか我慢するかの二者択一なのでそれ以外の方法を見つけられたら良かったのではないかと思いました。でも、この意見はあくまで私の意見でなんにも勉強していないので全然的はずれかもしれないけど。

 

全体的にべてるのSSTは楽しそうでした。私も参加したいなー,と思わせるSSTでした。というか、11月に行ったときに参加したんですけどね。大濱さんのことを書いてしまったけど,大濱さんにはお会いしたことがあるので「これを読んで嫌われたらどうしよう」というお客さんが入ってます。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

 

精神病新聞vol.5「「アヒルの子」を観て」をアップしました。クリック

22

6月

2010

会田誠展を観たあと芸術について考える

前、友達に頼まれて書いた「会田誠展を観たあと芸術について考える」という文章を書いたのですが、結局、いろんな事情で使えなくて、もったいないのでこちらでアップします。精神病と関係ないですが、あしからず。

 

会田誠展を観たあと芸術について考える

 

この間、飯田橋のミヅマアートギャラリーに会田誠の絵を観に行った。会田誠は現代芸術家でかなり、今までの常識をぶち破る作家だ。ものすごい画力を持っていて世界的に有名な作家でありながら、エロ漫画を書いてみたり、映像作品で、ビンラディンのコスプレをして、ビンラディンが日本旅館で酒を飲みながら「ワタシ ホントウハ ヘイワガスキネ ニホンノオサケ オイシイネ」などという作品があったりして、かなりアバンギャルド。やりすぎ。

特に衝撃的なのは、会田誠が海外で展覧会をやるので、日本より先に海外で作品を発表して、絵が売れてしまったら、日本の人たちに見てもらえない、と、いうので、かなり政治を批判した激しい作品を描き、その国で問題になり新聞にまで載ってしまったと言うことがある。結局、絵は売れず会田誠の作戦通りとなった。

芸術というものは一部の金持ちのものであってはいけない。みんなのものでなければならない。その点、岡本太郎はすごい。「コップの底に顔があってもいいじゃないか」と言ってCMに出演し、サントリーウイスキーについてくるコップに自分の作品の顔を載せたりしていた。正直、そういうことをすると、その作家の作品の価値は下がる。大量生産され大衆の手に行き届くとその作家は評価が下がる。でも、岡本太郎は気にしない。テレビに出て「芸術は爆発だ!」と言い、青山のアトリエに飾られている角だらけの鐘があるのだが、みんな勝手に鳴らしてもいいと言うことになっている。「明日の神話」と言うものすごく大きい壁画があるが、写真撮影しても大丈夫だ。

しかし、生きているうちに評価されるという作家は本当に少ない。

ヘンリー・ダーガーと言う作家がいるが、この人は身よりもなくアルバイトをして少ない給料でアパートに一人暮らしをして、結構長生きをしたが、ひっそりと死んでいった。そのあと、アパートの管理人が彼の遺品を整理しようと思って、部屋に入ったら膨大な量の作品が見つかった。「非現実の王国で」と言うタイトルの小説が何千ページも有り、何部作にもなっていて、それに合わせた挿絵が大量に出てきた。それらはなんとも奇妙な作品で、ヘンリー・ダーガーは少女性愛があったのか、広告などの少女の写真をトレースして同じような少女を何回もトレースし、何故か少女にペニスがあったり、少女たちが残虐なことをしていたり。

管理人が気づかなかったら、彼の作品はゴミとして処分されていただろう。それがたまたま見つかり、評論家が「素晴らしい!」と言えば展覧会が開かれ、絵に何千万と言う値がつくのだから芸術はわからない。ゴッホですら生きている間に売れた作品は、たった一枚だ。

有名な話だが、結構高名な作家が展覧会に「これは芸術だ」といって洋式便器を展示したことがあった。随分いろんな議論が起こったようだが、芸術というものは、評価されるか否かで作ってはいけない。評価されようとして作った作品は終りだ。ただただ、自分の中のものを表して、食べられなくても、デッサンの消しゴム用のパンを食べるべきか悩んで結局食べないでデッサンに使う。食べるために書くのではなく、生きるために書かなければならないと思う。

随分偉そうなことを長々と書きましたが、私は、ちょっと絵が好きだけれど、大して何も考えていないつまらない女です。   

 

22

6月

2010

横浜当事者研究会6月20日

6月20日に行われた横浜当事者研究会に参加してきました。

午前中は家族の会。午後は当事者の会です。

 

家族の会は家族の方の気持ちもよく分かるし、ここにこうして参加しているだけでも凄いと思いますが、やはり愚痴っぽくなりがちと言うか、自分の苦労よりも子供の苦労を自分の主観で語ってしまっていて残念です。

家族の方が「うちの子は幼稚で依存心が強くて・・・当事者研究でもやって欲しい」ということを言っていたのですが、向谷地生良さんは「そういうことはあまり言わない方がいい」と言っていました。研究というのは失った誇りを取り戻す作業なので。それに、自分の親がそんなふうに思っているのは子供としても辛いですよね。

 

私たちは個人だけで生きていると思いがちです。特に病気になるとひとりだけで生きてると思いがちです。

しかし、実際は個人は家族につながり、家族は地域につながり、地域は社会につながり、社会は日本に日本は世界につながっているのです。個人は世界につながっているのです。

 

向谷地生良さんも自分が教師に暴行されても自分は深遠なテーマと向かい合っている。他の国で飢餓や戦争で苦しんでいる人たちと苦労がリンクしていると感じていたそうです。

 

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16

6月

2010

「奇跡のリンゴ」を読んで

「奇跡のリンゴ」を読み終わりました。

今まで読んでいなかったのが恥ずかしいです。

 

表紙に写っている木村秋則さんはすごく穏やかな顔をしているので、本を読むまで木村秋則さんが壮絶な人生を送ってきたとは気付きませんでした。

 

りんごというのはいろんな種類の相当の量の農薬を使うそうです。奥さんが農薬に敏感な体質なため農薬を使うのを一切やめました。農薬を使うのは不可能と言われていました。無農薬を始めた木村秋則さんは、周りのリンゴ農家からも「あいつはおかしい」と村八分に遭い、リンゴの木が実をつけず、収入も減り、出稼ぎに出たり、畑仕事が終わってから街に行きキャバレーで客引きやボーイの仕事までしていたそうです。

収入が無くなっていくのに木村秋則さんはかなり責任を感じて自殺まで考えました。

 

山に登って紐をくくって首をつろうとしますが、紐がポーンと遠くに飛んでしまい、失敗します。そこで、地面に落ちた紐をとろうとしたときに、山の土に触れます。そこにはドングリの木がいきいきと生い茂っています。「山や森には農薬が無い。なのにこんなに木がこんなにもいきいきとして実をつけるのはなぜなのか?」と思い、木村秋則さんは農薬を使うのを一切やめます。しかし、酢を撒くなど最低限のことはしていたそうです。しかし、雑草などは刈りませんでした。虫や、動物が集まり周りからは「荒れ放題のひどい畑」と思われますが、逆に言えば「自然のままの状態」の畑になったと言うことです。

 

8年間、一切花も実もつけなかったりんご畑はようやく花と実をつけました。無農薬でリンゴを栽培することに成功しました。リンゴに農薬も有機肥料も与えず、自然のままの状態に戻すことで、リンゴの木がリンゴの木本来の力を取り戻したのでしょう。

 

これはまさに「自然」と「リンゴの木」と「木村秋則さん」が成し遂げた偉業です。

 

これは、今の精神医療界にも非常にリンクすると思います。

 

「自然」は「社会」。「リンゴの木」は「当事者」。「木村秋則さん」は「医療」だと思います。

 

当事者の力を取り戻し、薬漬けにするのでなく、最低限の薬、支援の仕方で当事者自身の力に任せることが大事なのではないでしょうか。

 

そして私たちは非常に複雑な「社会」の中で生きています。その中ではいろいろな事象や人が関わり合って生きています。私たち人間は一人で生きているのではありません。木村秋則さんの言葉にこうあります。

 

「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって自分独りで生きていると思っている。」

 

本日の誤作動をアップしました。「安心出来る場所」というタイトルです。アヒルの子関連です。

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14

6月

2010

アヒルの子

ドキュメンタリー映画「アヒルの子」を観てきました。

 

未だに自分の心が揺れており、見るべきだったのか、見ない方が良かったのか分かりません。

 

このサイトを見ている方は知っていると思いますが、私は小学校3年生の頃兄から半年間性的虐待を受けていました。知り合いに「観に行きませんか?」と勧められYouTubeで予告を見て「ヘー、面白そうだな」と興味を持って「行きます」と返事したあと、詳しい作品解説のURLが送られてきて、読んだら「実の兄から性的虐待を受け、そのことを兄に追求する」とあり、怖くなって「やっぱりやめておきます」と断ってしまいました。しかし、ある支援者にその作品解説のURLを貼って「見た方がいいでしょうか?」と送ったら「第3者的な視点で見たらいい」と言われました。その人は「アヒルの子」は観ていないのですが。かなり悩んだのですが、監督が上映終了後にトークをするみたいなので、昨日勇気を出して行ってきました。具合が悪くなったり、途中で出てしまうかもしれないので誰かと一緒に行ったら迷惑をかけるかもしれないし、それに一人で見るべきだと思ったので、一人で観てきました。

 

大雑把な説明としては、前半は性的虐待を行った実の兄への追求。後半は自分が5歳の頃一年間あずけられた当時のヤマギシ会の幼年期のメンバーを訪ね歩くという内容。

 

やはり、前半はきつかったです。性的虐待を行った兄に謝罪を求めるのですが、兄は言葉では「悪かったと思う」とか言っているけど、画面から伝わってくるのは「俺は全く悪くないよ。そんなことをなんで今更蒸し返すの?」というふうに思っているように伝わりました。私も兄に謝罪を求めたことがありますが、私の実兄は「俺そんなに悪いことしたかな」と言っていましたし。

 

さやか監督が兄に「土下座して」と言ったら、兄は「すまなかった」と言って土下座しました。でも、やっぱり形だけのように感じました。「土下座したよ。これでいいでしょ?」というふうに感じました。その後さやか監督は兄に向かって「許す」と言って「え?許すの?絶対反省してないよ」と思ったのですが、やはりそこはさやか監督もきちんと感じていたらしく、その後画面に「許さない」と言う文字が出ました。

 

その後とは自分が5歳の頃預けられたヤマギシ会について。ヤマギシ会に預けられたことにより「親に捨てられた」とさやか監督は思いました。そしてそのショックのせいかヤマギシ会にいた時の記憶をなくしてしまいます。その頃のヤマギシ会幼年部のメンバーの名簿を見つけ、一緒に時を過ごしたヤマギシ会幼年部のメンバーに当時のことを聞いて歩く。と言う内容でした。ヤマギシ会に入れた親や、ヤマギシ会の当時のお母さん係(今もヤマギシ会にいる)にも会って話したりしていました。

 

あまりネタバレもしてはいけないので、割愛しますが、親は「ヤマギシは素晴らしい。あそこに子供を入れなければダメだ」と言う感じでしたが、実際に預けられた子どもたちは、母親係からの折檻、親のいない寂しさに耐えられなかったようです。

 

印象的だったのは、ヤマギシ会に入れた親が「おねしょをしても正直に言えるような子供になって欲しかった」と言っていたのに、実際にヤマギシ会に入れられた子は「おねしょをするとおしりを叩かれて怖いので言いづらかった」そうです。

 

最後は両親と川の字になって寝るのですが、私はそのシーンがどうしても受け入れられなくて「え?本当に親を許せたの?そんな親と寝れるの?」と疑問符が出てきてしまいました。

 

「生きていてよかった」とさやか監督がラストで言いますが、私はそこまでの気持ちの変化に至った形跡があまり掴めず、なんか突然許してしまった感が強かったです。

 

上映終了後にトークがあり、さやか監督が「映画には入れられなかったが兄も被害者(なんの被害者かは伏せておきます)だった」と言っていて「私の兄も何かの被害者だったのかな」と思い、この言葉が聞けただけでこの回に行ってよかったと思いました。しかし、「兄のことはもう恨んでいない」と言っていて「どうしてなんだろう」と思って凄く聞きたかったのですが聞けませんでした。終わった後出口のあたりにさやか監督が立っていて、話しかけたりサインをもらってる人もいたのに私は目をみることすらできませんでした。自分のミニコミも持っていって、一応カメラも持っていったのですが。

 

なんとか、無事に帰ることはできましたが、なにぶんショックが大きすぎて家に帰っていつもより薬を多めに飲んで寝ました。

 

トークに出てた芹沢俊介さんが「この映画は自傷的だね」と言っていて、私もこの作品を見たと言うのは自傷行為だったのではないかと思いました。

 

ポレポレ東中野で18日まで公開中です。

アヒルの子公式サイトhttp://ahiru-no-ko.com/

10

6月

2010

認知と記憶

放送大学が私の家のテレビでも映ることを知り、どんな授業をやっているのか見ていたら心理学とか認知療法とか興味のある事についてやっていたので、録画しておいたのを今日見ました。

 

認知と記憶についてのことが興味深かったです。

 

テストで皆に同一の事故の映像を見せて「これは車がどうなった映像ですか?」と複数の人にたずねます。

「激突した」「衝突した」「接触した」「かすった」など皆答えは様々ですが、興味深いのは皆同じ映像を見てるのにいろんな答えが出てその答えが一つのことに集中せずどの答えも40%〜50%くらいでした。

 

人によって認知がちがうということです。

 

「その車のガラスは割れたか」という質問を一週間後に皆にしました。実際は割れていないのに割れたと答えた被験者が1割くらいいました。(すみません、ここのあたりはうろ覚えなので数字は少し正確ではないかもしれません)記憶も皆曖昧です。

 

さらに、「幼い頃に性的虐待を受けたと言う人の記憶は正しいのか」というドンピシャな内容も出てきて必死に見ていました。

 

しかし、「それぐらいの強烈な体験の記憶を自分で創りだすのは難しい、実際に虐待は行われたのではないか」と言う見解と「成長してから似たような体験をしてそれをもとに過去の記憶を作り出しているのではないか」と言う見解もあり、今のところはどちらが正しいのかはっきりと分かっていないそうです。残念。というか、私の場合は20歳過ぎてから、兄に確認したところ、はっきりと兄が「した」と言っていたので行われてたと思います。

 

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さらに、安倍晋三さんの奥さん、安倍昭恵さんが私のことをブログに書いて下さりました。恐縮です。

安倍昭恵のスマイルトークhttp://www.akie-abe.jp/

07

6月

2010

地域包括支援

この間、NHKの福祉ネットワークで精神医療への取り組みが2日間に渡り特集されていて、録画しておいたのを昨日見ました。

 

一日目はACTについて。ACTは今は京都にしかないのですが、地域包括支援といって、病院に通院するのでなく訪問看護をしています。単純に訪問看護と言っても、精神科医、ソーシャルワーカー、臨床心理士、作業療法士など、いろんな人がその人の家に訪問します。実は私も2年前に見学に行ったことがあります、24時間体制で患者さんたちのSOSに応対しており大変そうでした。儲からないですしね。

 

やはり、病院に通えないほど具合が悪い人もいますし、普通の病院では24時間体制で見てくれるなんてありえないし、病院に行っても診察に2時間待ちとかざらですからね。診察だけでも一日かかります。行っても3分診察ですし。ACTの高木医師は30分くらいは診ていました。それで、訪問看護をするんだから移動に時間はかかるので一日にあまり人数は見れません。市川にもACTはありましたがなくなってしまいました。全国的に広まってくれたらいいと思いますが、なにぶん国は医療費にあまりお金をかけないので。

 

2日目はイギリスの取り組みについてです。

 

イギリスもACTのような取り組みを行っています。(ACTはもとは日本で始まったものではないのですが。たしかアメリカかな?)日本と違うのは国がかけるお金です。

 

精神疾患を持った人は社会にでることができない人が多いです。それに、ホームレスの8割は精神疾患を持っていると言う調査結果も出ています。そういう人達が回復して社会に出て働くことができたら、国にとっては大きな利益になるのではないか、ということを換算して、イギリスは医療費にかけるお金を増やしました。それによって細やかなサポートが出来ています。

 

テレビを見てて印象的だったのは、イギリスの医療者がインタビューに答えている時にポケベルが鳴りました。患者さんが具合が悪いと言うSOSでした。そうしたらその医療者はすぐに電話をかけ、その患者のところまで車で向かいました。そして話をして落ち着かせ「また、いつでも電話をかけてきておいで。また来るからね」と言って別れました。衝撃的でした。

 

ちょっと私情になりますが、私は現在2週間ほど引きこもっておりますが、通っているクリニックからは一切連絡が来ません。(それまでは、デイケアに通っていた。まあ、連絡が来ても嫌ですが)苦しくてもどこに頼ればいいか分からず、ひたすら生きるか死ぬかという状態です。それなりに外に出ることもありますが、一日中胸が苦しくて不安で不安で泣いてたり叫んだりしています。お酒を飲むと体を壊すので(というかもう壊れてるけど)ひたすら耐える、ということしかできません。クリニックには通ってたころ、相談しても「自己対処しろ」としか言われないし、診療時間が過ぎたら「もう、プライベートだから」と言われるし、お恥ずかしい話「いのちの電話」に電話する始末。でも、「いのちの電話」って全然つながらないんですよね。どこに頼ればいいのか。頼っちゃいけないのかなあ。

03

6月

2010

6月2日中野べてるの集い

昨日、中野べてるの集いに参加しました。感想を書きます。

 

かなり新しく来た人が多かったです。「治りませんように」の書評が読売新聞にも載ったそうなのでその影響でしょうか。当事者がたくさん来るのは嬉しいけど、愚痴吐き大会にならないように気をつけなければなあ、と思います。

 

で、当事者研究を行いました。

 

当事者研究の3つの枠組みは

「何がどうなっているのか」

「何にどうしてきたのか」

「何にどうしたらいいのか」

です。

 

とある当事者の研究は、外でトラックなどの音がすると「いやがらせ?」と感じてしまい「子供をいじめてる」と言う幻聴がきこえるということです。

 

この「子供をいじめてる」と言う幻聴は、トラックの音が聞こえたのを自分で後から意味をつけてるのではないか、と言うことです。「ごにょごにょ」と言う感じで幻聴さんがなにか言っててよく分からないけど、自分の主観の世界で「子供をいじめてる」という幻聴を創り上げる。聞こえてくるのは無作為なので仕方ないのですが、幻聴と言うのは自分の知っている範囲内で言ってくるそうです。だからフランス語を知らない人にはフランス語では幻聴さんは話しかけないし、自分の知らない事は言ってこないそうです。

 

幻聴が聞こえた時の今までの自分の助け方は

●音楽を聞く

●テレビを見る

 

これからの助け方

●ご近所づきあいをしてみる(あいさつ等、近所の子供のことが気になるので)

●ゴニョゴニョいう幻聴の分からなさに耐える

●上手にあきらめる

●無心になって体を動かす(体に訴えかけるのは効く)

●高尾山に行く(体を動かす)

 

統合失調症にはドーパミンが深く関わっているのですが、これは学習に関わってるそうです。

 

嫌なことが起こった時にトラックが通っていた、と言うことが昔あると、またトラックが通った時、反応してしまう。この反応のことを「サリエンス」と呼ぶそうです。

 

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29

5月

2010

卑しい作業

心のゴミ拾いがやめられません。

 

デイケア行った時とか、ひとりで家にいるとき、いろんな心のゴミを拾ってきてしまいます。憎しみ、悲しみ、妬み、嫉み、怒り、その他もろもろ。

 

それらのごみの量に耐えきれず、一人で潰れて、その重みを紛らわすために酒を飲みます。

 

心のゴミ拾いも、酒を飲む口実にしているのかもしれません。

 

支援者に言われました。「治りたくないんでしょう。自分を多量服薬に追い込んだ人に仕返しをしたいんでしょう」

 

正直どうなのかは、あんまり良くわかりません。

 

私は、オレオレ詐欺という誤作動にだまされてるそうです。オレオレ詐欺という誤作動に生きてきた実績(お金)をだまされて渡してるそうです。

 

もう全部取られて、すっからかんです。

 

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25

5月

2010

治りませんように

斉藤道雄さんの「治りませんように」を読みました。泣いてしまいました。

 

斉藤道雄さんはTBSの報道の人で、長年べてるを取材していて、「悩む力」と言う本もだいぶ前に出しています。

 

序文と最後の話がリンクしていって「え!?」と驚くとともに、向谷地さんの「苦労の哲学」に涙しました。最後の方での驚きは、山本周五郎の小説はよく最後にどんでん返しがありますが、それを連想しました。

 

向谷地さんが学生の頃、教師に暴力を受けていた、と言うのは今までに、少し触れられていましたが、あそこまで語られていたのは初めてでした。そして、向谷地さんも壮絶な苦労をしており、自分の苦労と向谷地さんの苦労をリンクさせてしまいました。

 

私も学生の頃、結構苦労していて、高校生の頃は、教科書なんか開かず、ずっと純文学や哲学書を読んでいる学生でした。

 

一番、よくわかったのは「自分の苦労が、地球の裏側の苦労とリンクしている」と言うあたりです。

 

私も、行き詰まっていた頃、世界で戦争や飢えに苦しんでいる人達のことが他人事では無かった。そういう人達の写真をスクラップしたり、支援しようとしていました。(親に反対されたのと、そういう団体が本当に信用出来るのかと言うのと、偽善なのではないか、と言うあたりで支援はしなかったのですが)自分と世界の人が「苦労」でリンクした、と言うのはよく理解できました。

 

あんまり書いてしまうとネタばらしになるし、本当に沢山の人に読んでもらいたいので、多くを語りたくはないです。これはもう文学です。

 

とにかく、べてるを教えてくれた、短大時代の恩師と、向谷地さんをはじめとするべてるの人々、そして、この時代に生きれたことを深く感謝します。

 

本日の誤作動更新しました。「治りませんように」を読んでいないと分からないと思います。クリック

24

5月

2010

文学フリマに来てくださった方々ありがとうございました!

昨日の、文学フリマに来て、ミニコミを買っていただいた方々、本当にありがとうございましたー!

 

あれですね、やっぱりお客様の顔が見れるのは違いますね。ホストみたいな人が買いに来たりして、ちょっとびっくりしてしまったり。迷うことなく新刊を買って下さる人、全種類買って下さる人。親子で来てる人。いろんな人がいて楽しかったです。

 

特に、お隣のブースの方がとても親切でした。私がトイレに行きたくて、席を立つ時も「すみません、ちょっと見ていてください」といっても、とてもにこやかに「いいですよー」と言ってくれたり、最後の片付けの作業の時も一緒にやってくれたり。

 

友達も来てくれて、買ってくれたりしました。お菓子をくれた人までいました。

 

べてるのある浦河から直輸入した「べてるの家は今日もぱぴぷぺぽ」を置いたのですが、正直1000円もするので「誰も買ってくれないんじゃないか」と思ってしまったけど、4冊も売れました。(一冊は私が買ったんだけどね)

 

しかし、文学フリマはなんか客層がこいですね。コスプレは禁止なのですが、ヴァンパイアハンターDみたいな人がいた。コスプレでなくて普通に売ってる服を着てるはずなんだけど、あの帽子、長いコート、黒尽くめ。天野喜孝ワールド。

 

次回は12月だそうです。新刊出せたら出したいです。

 

お買い上げくださった皆様、ありがとうございましたー!

 

22

5月

2010

明日文学フリマに出店します

明日、文学フリマに出店します! http://bunfree.net/
ブースはR-02です。 
新刊の「精神病新聞全部5」を出します。今までの精神病新聞を集めたもので、正直、「自分としてはあんまり発表したくないです。今は、昔とだいぶ方向性が変わったので。 
でも、作ったものが溜まっていたので、一応まとめました。 
売れないと困るけど、あんまり売れて欲しくない。という、微妙な気持ちです。 
「精神病新聞編集部」と言うサークル名になってますが、「精神病新聞社」に名前を変えました。知り合いに『「精神病新聞社」の方がいいんじゃない?』といわれてそのとおりだな、と思い、変えました。 
サークル名って全然今までなんにも考えてなくて(と、いうか無かった)出店するときに、書かなきゃいけない欄があって、その場で適当に付けていました。まあ、何でも良かったんだけど。新聞だから『新聞社』のほうがいいですね。 
フリーペーパーはリニューアルしたやつを持っていくので、どちらかというと、そっちの方を持っていっていただきたいです。 
作風は常に変化しなきゃならないし、ずっとおんなじことをやっていくのも飽きたので。って、大して売れもしないミニコミででかいこと言って申し訳ないです。 
と、いうか、今本当に金欠なので、買っていただきたいです。 
見苦しくないようにと、美容院に行ってストレートパーマをかけたらかなり取られてしまって、へこんでます。あと、普段お世話になってる友達にも焼肉をおごってしまったりして、本当にお金が無いです・・・ 
私はミニコミは金儲けとは思っておらず(結構同人誌とかって高いですよね)なんというか、読んでいて楽しいひとときと、なにか心に残って欲しいと考えていて、だからあんまり高い値段設定ではないです。表紙がずっとモノクロなのも、見た目が派手なら売れるけど、私は文章の方を読んでもらいたいので。漫画とかイラストとかの人はもちろんカラーとかの方がいいけど。それで、安くしていろんな人に読んでもらいたいので経費削減です。 
ちなみに今回ミニコミは、ページ数が結構あるため、400円です。すみません。 
次のミニコミを作る資金も必要なので、よろしくお願いします。 
アップしてある画像のポップが目印です。

21

5月

2010

アルコールの研究

昨日、昼間に酒を飲みたくなり、これは研究のチャンスだ!と思い、アルコールの研究をしました。

 

眠れなかった。体がだるい。酒を飲みたい。でも飲みたくない。

 

酒を飲みたくない私に相談。

<酒を飲みたくない私の言い分>

●一日が潰れる

●やらなきゃならないことがたまってる

●体を壊す

●金がかかる

●人から怒られる

●周囲の期待への裏切り

●父と同じ道

 

<酒を飲ませたいお客さんのささやき>

●眠れるよ

●リラックスできるよ

●何も考えないですむよ

●一日が早く過ぎるよ

●みんな飲んでるんだからいーじゃん

●飲んだら楽しい

 

<飲まないことのいい点>

●一日を有意義に使える

●たまってる仕事が減る

●体に優しい

●人にあっても平気(酔ったまま合うのは失礼)

 

<そこから得られる利益>

●文学フリマに向けての準備が終わる

●頼まれてることが終わらせられる

●やらなきゃならないことが終わって気が楽

●飲まないでいることができたという自信

 

でも、飲んでしまいました・・・・あんまりにも体がだるかったので。

 

<飲んだ時の私がノートに書きなぐった文章>

かなり薄めて飲んでおりますが、酒の匂いをかぐのも嫌です。飲んでしまった罪悪感でいっぱいです。ツマミの缶詰の匂いも味も気持ち悪い。

てめぇみたいなダメ人間にきちんと仕事ができるワケねーだろ!!というお客さんが来てます。

 

その後、3時間くらい寝れてスッキリしました。でも、体はだるかったです。(眠れなかっただるさはとれたが、肝臓が悪いのか体がだるい。)

 

という、研究でした。

 

 

18

5月

2010

SAのありかた

今日、ちょっと、北海道でSAをやっている人と話しました。

 

SAのチェアマンには権威を持たせてはいけないと言っていました。

チェアマンに権威を持たせると、そのSAは潰れちゃうかなとも。

 

チェアマンは、まあ、マニュアルを読んで進めるだけなので、やろうと思えば誰でもできるし、2,3回しか参加した事ない人でも、本人のやる気とか、センスがあれば出来る。と、いうか、むしろ一回目でもいいんじゃない?とまで、言ってた。

 

一年以上参加してるからとか、毎回参加してるからとかでなく、始める前に「今日、チェアマンやりたい人ー!」って声かけすればいいって。やりたい人がいなかったら、なんとなく「どうかなー」って人に目線を送るとか。

 

まあ、やはり自助グループだし、制限つけたらキリがないし、安心して話せる「場」作りが必要かと思った。

 

で、明日は横浜SA。明日は早いのでもう寝ます。お休みなさい。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

13

5月

2010

なつひさお

べてる好きなら必ず知ってる「なつひさお」です。

 

なんのことか説明します。

 

林園子さんの研究から解明されたものです。

 

林園子さんには幻聴さんが「明日のミーティングのことをみんなに確認した方がいい」と言ってきて、みんなになんども、くどく電話したり話したりしてしまう。この時の状態のことを「くどうくどきが来る」と呼ぶのですが、くどうくどきが来るときは「なつひさお」の時だ、と言うのが解明されたのです。

 

ーーー「なつひさお」とは!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なー悩みがあるとき

つー疲れてるとき

ひー暇なとき

さー寂しいとき

おーお腹がすいてるとき

  お薬を飲んでないとき

  お金が無いとき

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

と言うものなのですが、幻聴が聞こえるときに、こういう状態の時が多い、と言うことなのだけれど、これは幻聴の時以外にも使えます。

具合が悪い、調子悪い、眠れない、誤作動、お客さんだらけの時、etc・・・

 

これに対処があります。「たなかやすお」といいます。

 

ーーーー「たなかやすお」とは!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たー食べる(お腹がすいてるとき)

なー仲間(寂しいとき)

かー語る、体を動かす(暇なとき)

やー休む(疲れてるとき)

すーすぐ相談、すぐ受診(悩んでいるとき、お薬を飲んでないとき)

おーおろす、送ってもらう(お金が無いとき)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

このユーモア感覚と当事者感覚の鋭さ。研究が行われたのはいつかわからないです。でも、けっこう前です。今でも、この「なつひさお」と「たなかやすお」は当事者研究や仲間の間でよくキーワードとして出てきます。

 

「具合悪いの?「なつひさお」だったらどれかな。やってみた?」

みたいに。

 

林園子さんは2004年に亡くなられています。でも、林園子さんの研究は皆の中で受け継がれています。林園子さん、研究をしてくれてありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

 

11

5月

2010

びっくりした瞬間

先日、横浜の当事者研究会に参加してきました。

本日の誤作動にもアップしましたが、本当にびっくりしたことがありました。

 

幻聴が聞こえる女性がいるのですが、過去のトラウマからか幻聴が(彼女は「黒い声」と表現していた)聞こえるのです。「消えろ!死ね!」などと否定的なことを言ってきます。

 

幻聴にはいろいろあって、まあ、基本的には否定的な「死ね!」系の声が多いですが、幻聴さんを褒めたすると「ありがとう」と言ったり、幻聴さんがセロリを食べると自分の口にもセロリの味がしたりとか、ラブソングを歌ってくるとかいろいろあります。

私は聞こえたことがないので、よく分からないけど、かなりの自己対処能力が必要だなとは感じます。

 

それでその女性に、向谷地さんが「ぜひその黒い声さんとお話したいですね」と言ったら、彼女は「呼んでみます」と言って黙っていました。

そしたら「きました!死ね!と言っています!」と言いました。

向谷地さんは丁寧に「黒い声さん、今までありがとうございました。これからも彼女を宜しくお願いしますね」と言いました。彼女は「こんなオヤジ信じるな!と言っています。」と言いました。そしたら、向谷地さんは「ちょっと、皆と握手してみたらどうですか」と言いました。

そして、彼女は皆と握手し始めました。「こんな宗教団体にだまされるな!と言っています」と言いました。でも、皆と握手をし始めたら「あれ、なんかきげんが変わってきました」と言いました。

そして、最後に仲間と握手をして、励ましの言葉をかけてもらったら「黒い声さんが、こんなところにいられるか、バカバカしい!と言って帰っていってしまいました」と言いました。

皆で拍手をしました。

 

彼女は、自分で黒い声を呼ぼうとしたのも初めてで、黒い声が来たのも初めて。自分から帰っていってしまったのも初めてだったそうです。

 

いや、なんだか不思議で不思議で。

 

宗教団体ぽいといわれればそれまでだが、参加費300円で幻聴が帰るのなら安いものではないでしょうか。あと、私は宗教は他人に危害を与えなければ、自分が救われるのなら、それでOKと思ってます。別にべてるは宗教ではないけど。社会福祉法人です。

 

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08

5月

2010

酔いがさめたら、うちに帰ろう。

鴨志田穣、カモちゃんの「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」を読みました。

 

アルコールにより体がぼろぼろになるさま、内科と精神科への入院の繰り返し、そして最後の自分の人生の語り。私自身もアルコールに溺れ、精神を患って、入退院を繰り返しているので、あまりにリアルで、気持ちが伝わりすぎてしまい、手や足に変な汗を書いて、涙を流しながら読んでいました。

 

最初のほうは体がぼろぼろになっているさまを書いてあるのですが、正直、あんなにひどいとは思っていませんでした。ビール瓶2本ほどの吐血、尿も茶色いのが数滴でるだけ。便や尿も寝ている間に漏らしてしまう。

 

「もう、酒はやめる。この後、ビールをジョッキ一杯飲んで、蕎麦屋で蕎麦を肴に冷酒を飲んだらやめる」と頭の中で思っても、果てしなく飲み続け、朝起きてもすぐに飲む。

 

内科で入院して3ヶ月、退院して抗酒剤を飲んで3ヶ月の間は一滴も飲まなかったが寿司屋でたらふく食べた後、板前が気を使って奈良漬を出してくれた。「まあ、大丈夫だろう」と思って食べたら強烈な香りと味。それでスリップ(再飲酒)してしまう。

 

アルコール依存症は自分の意志で飲まないと決めて飲まなくなるものではない。私の場合は、嫌な事やイライラすることがあると、もう頭の中はアルコールのことしかない。飲むこと以外に選択肢がない。

 

印象的だったのが、精神科医とカモちゃんとの会話。

 

医者「それで、どうして血を吐くまで飲んだの?」

カモちゃん「さびしくて、かなしくて」

 

もう、ここに集約されてるんじゃないかな。すべてのアルコールに溺れてしまう人の理由が。

 

カモちゃんは3ヶ月アルコール病棟に入院するが、3ヶ月後になんとか退院する。

アルコール病棟を退院する人は、退院するときに「体験発表」というのをする。

夜にタバコを吸いながら明日、体験発表をする人と話す。「ちょっと練習するから聞いてくれよ」と言って、その人の体験発表の一部を聞くのだが、あまりに凄まじい。仕事のことで自暴自棄になり、アルコールを飲んでいたら、父親が「明日、会社まで車で送ってくれないか」と言ってきた。父親のことは好きなので「送る」と言ったが、一緒に飲んでいた悪い友達が「今から帰ったら起きれないぞ。朝まで飲めよ」と言って飲んでしまった。気がついたら電柱に激突し、自分は頭から血を流し、父親は体を曲げて、耳から血を流し死んでいた。

 

「そんなことまで話すのか?」というカモちゃんにその人は「おお、酒をやめるって言うのはこういう事さ。よく覚えておけよ。なんでアル中になったか。アル中でどんだけ人に苦労かけたか。それを毎日忘れねえようにしないと、治んねえぞ。だから自助グループに出席して自分をさらけ出すんだよ。皆な」

 

その後、カモちゃんは癌により持っても一年と宣告される。それで、退院が決まり自分も「体験発表」する。やはり、カモちゃんも凄まじかった。アルコールの影に潜むもの。それはやはり、先程も述べた「さみしくて、かなしくて」という一言にすぎない。

 

ぶっちゃけ、カモちゃんは「西原理恵子の夫」という位置づけからなかなか抜け出せなかった。何冊か本も書いているが、それは全部表紙の絵をサイバラが書いている。しかし、この本だけはリリー・フランキーが表紙の絵を書いている。そして、題名はそっとサイバラの字で書いてある。なんだかそこにカモちゃんの意地とサイバラの愛を感じた。この本はそんなに有名にならなかったし、多分あまり売れていないんだろうと思うけど、私にとっては名著だった。正直、中島らもよりいい。(と言っても中島らもは「今夜すべてのバーで」しか読んだ事ないけど)

 

最後にあとがきの文を抜粋して書いておきます。

 

同室の、いつも寝ているか、それとも本を読むしかないおじさんと退院する直前、話す機会にめぐまれた。

「生きていくって何が大切ですか?」

「うーん、やっぱり”気”だと思うなぁ」

「気ですか」

「そう、ディープ・インパクトみたいな馬はめったにいないんだ。そういうことだよ」

 

 

 

06

5月

2010

瞬間にしか生きれない

先日、友達がチケットを譲ってくれてピーズのライブに行ってきました。

 

ライブは最近も行くけど、若い頃は週に一回はライブハウスかクラブに行ってた。

 

ライブとアルコールは似ている。

興奮して、いろんなことを思い出したり、忘れたり、ウキウキしたり、悲しくなったり。

 

私の父親もライブが大好きな人間で、グランドファンクレイルロードのライブの話を何回も聞かされたり、私が初めて行ったライブ(コンサート?)はローリング・ストーンズなのだが、父がチケットを買ってくれて行ってきた。

 

父親も相当な人間で、シーナアンドロケッツのライブでステージに上がって警備員にぼこられ、メガネを壊されたり、40過ぎてハイロウズのライブに行ったりしてた。ちなみに、母とピンク・フロイドのライブに行ったらしいが、母は「何が何だかつまらなくて面白くなかった」と言っていた。もったいなすぎる。

 

ライブ会場に行くと、人と一緒にいてもライブが始まったらひとりの世界。名前も年齢も職業も分からないみんなが一体になる。すごく楽しくてすごく寂しい。モッシュしたりダイブしたりして、肌と肌をふれあわせ一緒に叫んだりしても、2時間経ったらただの他人。みんなと一緒の気分なのは一瞬だけ。

 

クラブも好きでよく行っていたが、あちらの方が孤独感は強い。

 

最近のライブハウスはタバコも外で吸わなきゃならないし、みんなゴミもきちんとゴミ箱に捨てる。私はあの、タバコの煙と吸殻とアルコールまみれなのが退廃的で好きだった。クラブに行くとそこにドラックをやる人が加わる。

 

明らかにキマってる人がハグしてきたり、どこの国の人かわからない人とハグしたり、全然知らない人に馴れ馴れしく話しかけられ、タバコをあげたり。

 

もう本当にその夜だけの一瞬の仲間。馬鹿な格好をして、大音量の人ごみの中で、頭を空っぽにしてひたすら踊る。人が沢山いるのにすごく孤独。同じハコの中にいるのにみんな一人ぼっち。あの恍惚感と虚しさはアルコールに似ている。

 

2時間だけでなく、一晩だけでなく、いろんな人と繋がりたい。

 

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明日、中野の中野勤労福祉会館3階の会議室2で「中野べてるの集い」があります。

私も行く予定ですのでお暇な方は足を運んでみてください。

04

5月

2010

文学フリマに出店します

一応告知しておきます。

5月23日の文学フリマに出店します。

ブースはR-02です。

場所は「大田区産業プラザPiO」京急蒲田駅から徒歩3分です。10時から16時までです。

新刊は「精神病新聞全部5」です。

46号から66号までの精神病新聞を集めたものです。

よろしくお願いします。

 

03

5月

2010

回復について

ちょっと前の日記で回復についてふれたので、少し回復について書こうと思います。

 

回復ってなんなんだろう?と思って辞書で調べてみました。

「一度失ったものを取り戻すこと。もとのとおりになること」

だそうです。

 

では、病気になる前の私はどんなだったのだろうと、記憶をさかのぼってみました。

 

古い記憶でよく覚えているのは、小学校低学年くらいの頃「お化けが見える!こわい!」と言って泣きじゃくり、心配した父親がお守りを買ってきてくれてそれを手に握りながらふとんに入って泣いていました。なんでしょう、思いだすと本当に見えていたように記憶します。なんか、こう、髪の長い怖い女の人が自分を布団の上から襲ってくるみたいな感じ。父親が筒井康隆が好きでかなり小さい頃に「時をかける少女」を読んでそういう場面があったので、それがイメージとして残っていたのか、小さい頃はかなり体が弱く、学校を休んではいろんな大学病院を廻っていました。

 

それ以前は、まだあんまり人格というものも形成されていないし、関係ないかな。幼稚園の頃兄に転んだところを助けてもらったとか、幼稚園に行くのを嫌がって泣いていたとか。

 

小さい頃から情緒不安定で体も心も弱く、病院に行ったのは高校生の時だったけれど、もう物心ついた時から病気なので「もとのとおりになること」といわれても、その「もと」がない。病気になる「前」がない。

 

だから「回復」というものがよく分からない。

 

精神疾患におけるリカバリー(回復)の定義というものがあります。

いま検索したけど出てこなかったのですが、内容として覚えているものは

 

①一日に家族以外の人と3人以上話す。

②一日週に◯回以上5時間(?)以上何か働くとか社会に貢献する。

 

あと5個くらいあったのですが、覚えていません。申し訳ありません。◯のところとかもよく憶えてない。

 

多分内容としては、「人とか社会とつながっていることが出来ている。」という状態のことを指すのだと思う。

だとしたら、私の目指す回復はこちら側だろう。

 

だが、現時点であまり人とつながってる感覚もないし、社会とつながってもいない。まあ、広義の意味では、昔私が主治医に言った「電車にのることでお金を落とす。喫茶店でお金を落とす。だから精神障がい者も社会とつながっている」ということかもしれないけど。

 

でも、実際のところは何かを作ったり売ったり、労働力を提供しているわけでもないので、やはり社会に参加していないと感じる。

 

なんか、回復とだいぶ話がそれてきました。

 

うまく言えないんだけれど、人と世の中とつながり生きているということを感じることが回復なのかな。病気を持っていても幸せでいられる。そういうところかな。

 

ただ、私は幸せを感じたことがなく、あったとしても、お酒を飲んでる時だけ幸せとか、刹那的なものしか感じたことがないので、何にも頼らず、本当の意味で幸せを感じたいです。

 

やはり、回復と話がそれました。うーん。やはり私は回復というものがまだあんまり良く分かっていないようです。

 

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29

4月

2010

境界性パーソナリティ障害

岡田尊司の「境界性パーソナリティ障害」を読み終わりました。いい本でした。

 

本に載っていた境界性パーソナリティ障害の特徴。

 

①見捨てられることに対する不安が強い

②対人関係が両極端で不安定である

③めまぐるしく気分が変わる

④怒りや感情のブレーキが利かない

⑤自殺企図や自傷行為を繰り返す

⑥自己を損なう行為に耽溺する

⑦心に絶えず空虚感をいだいている

⑧自分が何者であるか分からない

⑨一時的に記憶が飛んだり、精神病に似た状態になる

 

ということが載っていました。

「パーソナリティ障害じゃなくても、こういうのを読むと自分もそんな気がするけど」という人が結構いるのですが、本を読んだらズバズバと自分のことを言われていて、もう、絶対自分はボーダーとしか思えない。高校一年生の時に初めて「自分はなんか病気なんじゃないか」と思って本を読んだ時も「ボーダーだ」と思ったし。ずっとうつといわれていて、その後統合失調症といわれたが、統合失調症だけでは絶対ないと思う。

 

私は、かなり扱いづらい人間だし、今まで人間関係も結構ぶち壊してきたし、うつは短ければ3ヶ月、長くても5,6年で治ると言われてる。パーソナリティ障害は「病気ではない」とも言われてるし、実際、年金が降りないとか、障害者手帳が出ないとかいろいろあるし。統合失調症は精神病の中でも高いブランドのものなので、医者は統合失調症とつけたがる。パーソナリティ障害は薬が効かないとも言われてるんだけど、欧米ではパーソナリティ障害の人にも統合失調症の薬を使ったりもするので、統合失調症の薬が出てるからと言って自分が統合失調症とも言えないと思う。

 

パーソナリティ障害の治療に取り組むことは「リーグ最下位のハイスクールのフットボールチームの、シーズン最終試合でコーチをするようなもの」だそうだ。そのための作戦を「チアリーディング戦略と呼ぶのだが「大声で叫んだり、命令したり、怒鳴ったり、おだてたり、甘いことを言ってみたり、何かを言い張ったり、懇願したり、提案したり、脅したり、指示したり、気を紛らわせたりーこれらを、適切な文脈で適切な調子で行うことが、チアリーディングの手法なのである」ということだそうです。

 

責めたり、自己責任を問うことは良くないそうです。正直、前回の大量服薬でかなり責められ本当にきつかったです。大量服薬はたしかに周りはショックだと思うけど、してしまった本人が一番ショックで自信をなくしているんです。

 

結構、認知療法がいいらしいので、やりたいのですが、本を持っているけど、まだ読み終わってないし、たまにやって「効いた!」と思うことがあるけど継続するのが難しい。支援者をうまく使わなければならないとは思うのですが、使い方というのがあんまり分からないし、支援者もいい関わり方が分かってない気がする。まず、自分が心の底から「回復したい」と思わなければならないけど、まだ思えないのが正直なところです。

26

4月

2010

こころの遺伝子ー西原理恵子・鴨志田穣

こころの遺伝子というNHKの番組に西原理恵子が出てました。元夫の鴨志田穣さんのことについて語られていました。

 

西原理恵子は大好きな漫画家です。小学校6年生の時に初めて「はれた日は学校をやすんで」を読んで以来のファンです。だから20年くらいファンなのか。作品はほぼ読んでいます。義理の父を自殺でなくしたことは知っていましたが、ギャンブル依存というのは知りませんでした。あと実父がアルコール依存でなくなっていたというのも知らなかったです。

 

私が読んだなかでは語られていなかったと思う。

 

西原理恵子も相当なアルコール好きだけど,やっぱり実父もアルコール依存だったのだと知って、自分と重なりました。

 

サイバラもカモちゃんも相当悲惨な家庭で育ったのを知りました。「負の連鎖は続く」私も今まさにそのまっただ中にいるのだけれど,断ち切ることはできないような気が・・・

 

でも,「どん底でも笑え」という言葉は良かったです。サイバラは漫画ではずっとおどけて笑わせ続け毒を吐き続けていた。「ぼくんち」で、ちょっと路線が変わってきたけど。でも,ここいら辺から売れ出した。スピリッツでの連載というのもあるけど。

 

カモちゃんとのやりとりは「毎日かあさん」で意外とおどけて時にはシリアスに書かれていたけど,実際は相当悲惨だったみたいですね。テレビでは言及されてなかったけど、カモちゃんはドラッグにも溺れていたし。

 

なんというか、吸い込まれるように見てました。番組がやっているのを知らなくて、教えてもらったのが始まってから15分くらい経ってたので最初から見たかった。再放送やらないかな。

 

西原理恵子には実物に3回ほどお会いしたことがあります。一度はロフトプラスワンでのトークショー。岩井志麻子とディープキスしてた。あと、2回はサイン会で。サイン会場に飾られてた花を「こんな立派な花はサイン会が終わったら捨てちゃうんだからみんな持っていって」と言ってサイン会に来た人にみんなに上げていた。「ずっと前から大ファンです!」といったら静かに黙ってサインをしていました。でも,ちゃんとリクエストした絵を書いてくれました。やっぱり西原理恵子は大好きです。

23

4月

2010

アルコールの研究

この間,当事者研究ミーティングでアルコールの研究をしたので、それを載せます。

でも,時間がぜんぜんなくてほんの少ししかできなかった。もっと深めたい。

 

アルコールの研究

 

<飲みたくなるとき>

イライラ

眠れない

落ち込んでる

どうしたらいいか分からない

 

他人とのコミュニケーションが上手く取れず、相手からの言葉や行いに対してうまく返せない。認知が歪んでいるため、いい情報も悪い情報に変換される。

そこで辛く苦しくなると「飲んじゃえよ」というお客さんが来て飲んでしまう。

 

「アルコールの良い点」

どうでも良くなる(問題の棚上げ効果)

寝れる

楽しくなる

 

「アルコールの悪い点」

体に悪い

酔が覚めた時の気分が悪い

問題解決にならない

 

<対処>

量を減らしていく

運動

認知の苦労にアプローチ

考える

 

考えることが特に重要という結果になりました。しかしこの研究をしてから2週間くらい経ったけど結局まだ飲んでます。研究継続です。

 

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20

4月

2010

みんなの医学「うつ」

今日テレビの「みんなの医学」でうつについてやってた。途中からだったので最初から見たかった。

 

コーピング(対処)を普段みんなどんなものを使っているかというので「積極的」(自分がから進んで物事をしたり、人の中に入る)「気晴らし」(映画に出かけたり、家族や同僚と食事に行ったり)「否認」(問題解決を先送りする)「回避」(嫌いな人を避けたり、人に会わなくなったり)

 

私は「積極的」と「回避」が圧倒的に高かった。ほかはすごく低い。

 

私は問題に対して「頑張らなきゃ!」と積極的に問題を解決しようとする一方で、「もうダメだ・・・」と思うとひきこもって誰ともコンタクトを取らなくなったりします。

 

でも、そんなうつの症状を3ヶ月程度でよくしてしまう方法が!それはなんと・・・「認知行動療法」

 

やってますよ。SSTと当事者研究。

 

自分の問題をみんなの前に出してコミュ二ーケーションの練習。

自分の考え方を柔軟なものにしていく。

 

テレビでは一対一でお医者さんとやってたけど、あれは限界がありそう。やっぱりみんなの前でやることによって自分の認知が歪んでるとか、問題を共有できたりするし、なにより楽しい。そういう認知行動療法を受けたいですね。

 

今日、アマゾンから5冊本が届いた。読みきれるかな。

ちなみに買った本は「認知行動療法べてる式」「境界性パーソナリティ障害」「物語としてのケア」「SST実践ガイド」「こころが晴れるノート」

アマゾンの人も「こいつメンヘラーだな」とか思ってんだろうな。

 

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18

4月

2010

降りてゆく生き方「生き方の祭典」

今日、降りてゆく生き方の公開一周年記念の「生き方の祭典」に行ってきました。

武田鉄也さんが司会で「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん、清水義晴さん、べてるの家の向谷地生良さんなどがシンポジウムを行いました。

「降りてゆく生き方」は映画館では上映せずに市民会館などで全国を回っています。一年続くのは凄いなと感じます。会場は午前も午後も満席でした。

 

武田鉄也さんの話し方は軽快で面白かったです。

 

木村秋則さんは害虫があんまりリンゴの木の葉を食べるもんだから「害虫さんこれ以上害を出したら農薬をまきます」と警告文を段ボールに書いて木に貼っていたそうです。しかも、木に付いてる虫の卵を寝っ転がって一日中見ていて近所の人からは昼寝していると思われてたとか。

 

「降りてゆく生き方」という映画はお酒の発酵の話も出てきます。昔、巫女さんが米をかんで瓶に入れて水を入れて発酵させたお酒があるそうですが、男性が米かんで瓶に入れて水を入れても発酵しないで腐っていくそうです。女がかむとちゃんと発酵してお酒になる。不思議ですね。女にしか新しい命は作れないし、女は強いというか神秘的だなと感じました。

 

べてるの渡辺さや可さんも来てて会いたかったので凄く嬉しかったです。沢山話しました。もっと話したかったな。

 

田口ランディさんにもお会いしました。自分のミニコミを渡せて良かったです。小柄な穏和そうな方でした。コンセントを読んだときは作者は神経質そうな女性のイメージありましたが。田口ランディさんをTwitterでフォローしていてそのことを行ったら「リツイートしといて!」と言われました。返信くるかな。わくわく。

 

その後、向谷地家やさや可さんとかとご飯を食べて帰りました。

 

会場に向かうときは辛くて泣きながら行ったのですが、帰るときは笑顔になった自分がいました。

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17

4月

2010

被害者意識

被害者になるのをやめた方がいいと言われた。

 

私は常に被害者の立ち位置を先取りしている。

 

被害者になるためには不幸にならなければならない。

 

私は常にどんどん不幸をため込み被害者になって世の中を恨んでいくしかない。

 

そうすると心地のいい悲愴感にまみれることができるし。

 

「人生はそれ自体に意味があるのだからどんな状況にも人生にイエスという意味がある」フランクル

 

他にも前にも書いたけど、私たちが人生に意味を問うのではなく、人生に意味を問われているそうです。うう、難しい。生きていくこと自体が人生の問いに答えていくことなのだろうが。

 

今は、昔みたいな劣悪な状況じゃないけど、私の体はまだ昔のサバイバルな状況だと勘違いして、勝手に防空壕に避難してる。昔に比べたらだいぶ平和なはずなんだけど。

 

頭の中のお客さんの処理に困ります。

 

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15

4月

2010

境界性パーソナリティ障害

「こころの元気」ってメンタルヘルス系の雑誌を見ていたら、もう自分が境界性パーソナリティ障害としか思えない。

 

ちょっと一文を載せます。

 

「自分に対してだけでなく、親や身近な人などに対しても、自分の期待通りにしてもらえないと「私のことなんか全く考えてくれてない」と考えてしまい、相手なりに努力し、配慮してくれることが見えなくなってしまうことも結構あるようです。そうなると「親なのに分かってくれない!」から「この世界では誰も私を理解して受け入れてくれる人がいない!」そして「私は全く独りぼっちだ!」と考えてしまい、辛い気持ちが倍増してその気持ちに圧倒されてしまうこともあるようです。また「全く分かってくれない」その人に対して、どうしようもない怒りを感じる、と言う人もいました。」

 

いや、もう全くこの通りなので何のコメントもしようがありません。

 

後、私は別にべてるを理想郷とは思っていません。

 

実際に2週間いて寂しくて仕方なかったし、グループホームに滞在してたんだけどなんか凄く静かで活気がないし。日曜日とかべてるもデイケアもないのでべてるで知ってる人のところに遊びに行こうと思っても、なんか「具合が悪い」と言っても会ってもらえないこともあったし。

でも、日赤のデイケアで泣いてたらメンバーがなぐさめてくれてスタッフのところに連れて行ってくれた。スタッフはただ見学に来た外部の人間の私の話をきちんと聞いてくれた。凄く物腰が柔らかく、話し方は上からとかでなく横に立って話す感じ。隣人という感じ。

当事者研究も活気があって楽しかったし、みんな意見をばんばん言って、話すのがうまい。SSTも良かった。

川村先生の診察も受けたけど「いやー、僕も同じようなことがあるよ」などと言ってくれた。

他にもべてるの人はなす事とかあるけど「あー、問題だらけだなあ」と思うこともある。べてるの人の間でも「あの人苦手」とか言うのもあるし。だから、もちろんいいところばかりではない。でも、考え方とかは凄く好きだ。

 

私は東京の文化が好きで(住んでるのは千葉だけど)ライブハウスも劇場も無い浦河で暮らすのは絶対無理だと思う。サブカルチャーな本も漫画も音楽もないし。

 

でも、べてるはやっぱり好きです。

 

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12

4月

2010

精神病新聞はこれから売れなくなります

この間香山リカのトークショーに行ってきました。

映画「降りていく生き方」に関係するやつです。

なんか、香山リカが裁判の話をずっとしてたけど、「降りていく生き方」の関係者の人たちも話しに混じってきてなかなか興味深い話が出ました。

 

香山リカのところに患者で「年収を多くできるならした方がいい。スキルや資格を身につけて稼げるだけ稼ぐ。稼いだ人が一番偉い。」という話をして、香山リカが「私が新しく出した本、あんまり売れてないんだけど、100万冊売れるすっごくくだらなくて中身がない本と、500部しか売れないけど深くて人のためになる本はどちらがいいと思う?」と聞いたらその患者は「そりゃあ、100万冊売れるくだらない本じゃないですか。」と言ったそうです。

 

私も最近、精神病新聞のこれからの方向性に悩んでいて(たかがミニコミで悩むってのもどうかと思うけど。)10人が読んでゲラゲラ笑うけど何にも残らないミニコミと、1人が読んで「助けられた」と思うミニコミだったら後者をとりたいなと。まあ、今もそんなに売れてないけど。

 

そんなわけでこれから精神病新聞は売れなくなります。

11

4月

2010

サイコドラマをやった

この間デイケアでサイコドラマをやりました。

かなり心が動いてしまい大変でした。

 

サイコドラマは他のクリニックでも一度やったことがあるんだけど、何がいいんだか全くよく分からなくて面白くもないので次からは出なかった。

 

私の通ってるクリニックの先生は上手いと思う。月に一回しかないのであんまり出る機会がないんだけど、なんか凄く心が動く。サイコドラマは特に資格とかはないらしいけど、なんか凄い技術がいりそうな感じがする。受けてて思う。

 

過去にも一度自分が主役でやったことがあるけど、今回のことを書こうと思う。

 

まず、自分が今までであった中で過去、または今現在大事だと思う人を3人あげてみてと言われた。みんなやっぱり「母親」とか家族が多いんだけど、私は家族を入れなかった。

 

先生が「じゃあ、みんな自分が自分の母親になって自分の子供について井戸端会議をしましょう」と言った。私は「自分の母親になる・・・」と考えたら涙があふれて止まらなくなってしまった。

 

先生がそれをみて「じゃあ、小林さんは小林さんのままでみんなの井戸端会議を聞いて」といって、みんなのをきいてたんだけど、みんな「うちの子は片付けできなくてねー」と明るく言ったり、「小さい頃はいたずらしたりとかね−。」とか楽しそうに話す。私はどんどん惨めな気分になった。

 

そこで終わりにして先生は「小林さんは大事な人の中に彼氏を入れたわよね。じゃあ、今桜も咲いてるし彼氏とお花見してるところやってみよう」と言った。他の人が私になって、私の彼氏役をやった。私は桜になってくれと言われたのでピンクの布を持って(桜の花に見立てる)桜の木になった。他にも何人か桜の木になった。

 

「桜の木になった人たちは小林さんと彼のカップルをみてどう思う?」と質問して、みんな「幸せそう」「うらやましい」「楽しそう」と言った。私も聞かれ「なんか仲が良くて幸せそう」と言った。桜の木からはこう見えていたのかと感じた。

 

それでまた、私は桜をやめて彼氏役の人の隣に来て桜の人にどう見えるかを声をかけてもらう。桜は「いいなー!」「幸せそうだねー」「ほらほら花びら落とすよー」とか言ってくれた。

 

最後にまた私が桜になって、先生に「桜の木になってそこから見える小林さんと彼のカップルに何か応援の言葉をかけてあげて」といわれ私はちょっと考えて震える声で「がんばって!」といった。

 

そのあと、また私は自分役をやって桜のみんなに「がんばって!」と言ってもらった。沢山の桜が私たちを応援してくれた。

 

いろいろと辛いこととか悲しいことはあったけど、桜は励ましてくれてる。桜からみると仲が良くて幸せそうな二人に見える。そう思ったら何というかとにかく心が揺らいでしまった。

 

サイコドラマの後、心が動きすぎて先生と話した。「心が動くのは大変だしきついけど悪いことではない」と言われた。

まあ、ちょっとその後いろいろあって大変で「心が動くのはよいことではないのでは?」あのトラウマをずっと記憶のタンスの奥の方にしまって鍵をかけておく方がいいのでは?」と思った。でも、やっぱり時々空けて眺めなければならないかもしれない。

 

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09

4月

2010

ピアサポート

私はピアサポートの本を読んだりとか(退院支援べてる式は読んだ。ピアサポートについても触れられている)、研修にも一度も行ったことないので、ピアサポートについては全く勉強をしていませんが、自分なりに感じたピアサポートについて書きます。

 

私はなぜかよく病気の友達に相談されたりされることが多く「死にたい」などの魔球。「眠れない」などの苦労から「あの人は私のことを絶対嫌っている」系の誤作動系の苦労まで幅が広い。

 

私は人からそういうことを相談されるとどんなに具合が悪くても、遠出して疲れてご飯を食べていないときでもきっちり電話に出てしまう。さすがに、調子悪いのに深夜に2時間くらい電話して、何言ってもダメで、もう眠たくて「ごめんね、ちょっと眠たいから」と言って切った。しかし、次の日もかかってきたらどうしよう・・・とか不安になってしまったりして山下英三郎(ソーシャルワーカー)の「相談援助」と言う本を読んだりした。まあ、いい本でしたが、私は当事者なので。

 

相談されると「そうか、眠れないんだ。ちょっとあたたかい飲み物でも飲んでみたら?」と自己対処を提案したら「したんだけどダメなんです!」と言われたり、「あの人私のこと嫌ってるんだよー!」と言われたら「誤作動かもよ」と言ってみたりした。それは、自分を支援してくれてる人のまねをしてただけなんだけど、うまくいかない。

 

それで、ちょっと変えてみた。「眠れない」と言われたら「あー、私も最近よく眠れなくてさー。気持ち分かるわー。どうしたらいいかねえ。」とこっちから相談することにした。「あの人私のこと嫌ってる!」と言われたら「私もそう感じるときあるよ」と答えた。実際私も誤作動体質なので。

 

まあ、「眠れない」は別にして誤作動系は認知の歪みも入ってるかと思うのでそのあとは慎重に言葉を選んで「私」はこう感じてしまうので、認知が歪んでるような気がする、とか言う。ここら辺は時間をかけてじっくりやらなきゃ無理だとは思うが。

 

あと、凄いよく「苦しい」「辛い」という電話が一人の人からかかってくるときがあって、何言っても聞かないし、こっちも具合悪いし、それでその人からの電話に出れなくなってしまって、支援者に相談したら「私も具合悪いから、って言っていいんだよ」と言われ、電話がかかってきたときに、もう私が話す前に「薬が効かない」という相談を持ちかけられたんだけど「ごめん、今調子が悪いんだ」と言ったら切ってくれた。

 

いままで、自分が病気だと言うことを忘れていた。

 

まあ、あと基本は「心配しない」って事かな。全然音沙汰なくて「心配して」って電話とかすると相手はいい気持ちしないと思うので。私も心配なんてされたくないし。まえ、支援者に「小林さんのこと99%心配してないから」と言われて凄くほっとした。

 

ピアサポートについてなんにも勉強していない私が感じたことでした。

 

07

4月

2010

ありのまま

今日は疲れました。

 

今日、スタッフと面談だったのですが、面談前で誤作動とお客さんが強くなり、不安感が高まり人とも会いたくなくなって、彼氏が家に来たけどチェーンロックをかけて出ませんでした。

 

「ごめん、嫌いじゃないんだよ。人が怖いの。誰にも会いたくないの」

 

彼氏は怒って帰ってしまいました。

そのあとすぐメールしたら「具合がよくなったら連絡してね」って来たけど。

 

緊張感が高まり、またお腹が痛くなってきて、一生懸命対処として水を飲んでみたりとかトイレに行ったりとかしたけどダメでした。

 

郵便が来たんだけど出られなくて居留守を使いました。

 

向谷地さんに電話したら「だまされてるね」と言われました。何にだまされてるのかよく分からなかったんだけど、向谷地さんは考えさせる話し方をするので、後で考えることにしました。向谷地さんは「こうしなさい、ああしなさい」とは決していいません。考えさせます。質問すると逆に質問されます。西坂自然さんの言う「向谷地さんの話し方は考える力を奪わない」ということでしょうか。

 

「どういうときが誤作動か」と紙に書いて壁に貼ってごらん。と言われ、取りあえず電話を切って紙に書いて壁に貼りました。

 

「どういうときが誤作動か」

 

ぼんやりとはっきりしない頭で考えたけどよく分からない。

考えてることとかを紙に書いてみたりして考えを整理したけどうまくいかなくてしばらくしてまた電話をかけました。

 

「面談をのばしてもらった方がいいんでしょうか?」と言ったら「ありのままのKさんをスタッフの前に出してごらん。Kさんの悲壮感にスタッフが巻き込まれてるんだよ。言葉を上手く外在化した方がいいよ。具合が悪いから病院に行くんだよ。かっこつけない、情けないKさんをスタッフに見せてごらん」と言われました。

 

弱いところを見せたら見下されたり、あきれられたりする。例えるなら心をブランド品や高級なアクセサリーで固めていた感じ。裸の自分は怖い。恥ずかしい。見せたらなんて言われるか分からない。でもそんなものはもう捨てたい。バカにされても相手にされなくてもいい。どうせ状況は変わらない。やけくそだ!思い切ってぶちまけてみよう!自分が今何で苦労してるのか、何に困ってるのか、情けなくて弱くてぼろぼろのもうどうしようもない自分を見せよう。評価はそれからでいい。そう考えたらもう一生開けられないと思っていたチェーンロックを外せました。

 

ぼさぼさの髪で化粧もなにんにもしないで行って、デイケアですれ違ったメンバーは少しびっくりしているように見えた。

 

面談室でスタッフに言いました。「誤作動とお客さんが強すぎてデイケアには来れません。これから自分がどうしたいのかもよく分からない。夜もよく眠れないし、お酒も昼から飲んでしまうし、誰にも会いたくなくてチェーンロックをかけて彼氏が来ても出ませんでした」飾らないで正直に言いました。

 

そしたら、いつも怖くて怖くて仕方ないと思っていたスタッフは、いままでよりも優しく話してくれたように感じました。「頑張って来たって事は自分でもどうにかしたい、ってことなんだよね」と言ってくれました。「頑張ることができない」「回復する勇気がない」とも言いました。私の白黒思考についても指摘され、分かっていたのか、と思い、前の面談では「デイケアに半年通うか通わないか決めてきて」と言われていて、はっきり決断を出さないといけないんだ、と思っていたけど「取りあえず、明日デイケアにいらっしゃい。そしてまた面談しよう」と言うことで話は終わりました。

 

まあ、やけくそで行ってみたら案外いい結果になりました。と言うお話。

本日の誤作動アップしました。今回のことを4コマにしただけなのであんまり面白くないかもしれないけど、読んでみてください。クリック

 

 

05

4月

2010

人のつながりという力

今日は本当に大変でした。リアルに知っている方々には本当に感謝としか言いようがありません。

 

最近眠れなくて昨日なんとか一時頃寝たものの4時に目が覚めてしまい、寝ることができず起きていました。人にメールとか書いてたんだけど、寝不足のせいもあるし最近いろいろ悩んでいてどんどん不安になってくる。もう最近は「回復したい」と思えず「回復なんてできない、したくない。」と考えてしまい「もう悲壮感を溜めに溜めて「いける!」ってときに飛び降りるしかないな。」とずっと考えていました。

 

で、あまり良くない助け方。そう、アルコール。

 

我慢できず、朝の7時頃飲んでしまいました。

 

ふだん仲間にSOSを出すことが全くできず「悩みなんか話せない。ウザイと思われる。SOS出したって相手にしてもらえない」と、ずっと弱さを出せませんでした。徐々にアルコールが切れてきてどんどん焦って具合が悪くなってきました。そしたらべてるの渡辺さや可さんからメールが来ました。昨日の夜も具合が悪くて思い切ってメールを出していたのです。でも、昨日は返信が来ず今日来たのです。

 

さや可さんも相当の苦労をしてきている人で、私より苦労をしているさや可さんなら話を聞いてくれるんじゃないか、と思って勇気を出してメールしました。本当に勇気を出しました。でも、さや可さんおよびべてるの人たちは調子が悪いときはメールの返事もしないし、電話にも出ないと言うことが良くあるので、さや可さんもダメ元でメールしました。

 

さや可さんに電話して私は堰を切ったように話しました。さや可さんは「回復してるね」と言ってくれたけど全然そう思えません。自分の苦労を話したら「私もあるわー」と笑って話してくれて、私もつい笑ってしまいました。

 

で、何となく電話を切ったのですが、極度に緊張してきて胃が凄く痛くなり、手に汗をかき始め心臓がドキドキしてきました。アパートに一人。もうどうしたらいいか分からない。

 

私はミクシィとTwitterをやっていて、ミニコミを作っているせいもあり、マイミクやフォロワーはそれなりにいて、リアルで会ったことも何回かあるけど、一年以上も会ってなかったりとか、メールも電話もろくにしないという感じ。

 

思い切ってSOSを出しました。お酒を飲んでしまったこととSOSと書きました。そしたら結構早くマイミクの人たちからコメントが来ました。みんないろんな対処法とか、応援してくれたりしました。ふだん全然連絡を取らないし、仕事も住むところも離れてるのにみんなが応援してくれて私はパソコンの前で泣いてしまいました。

 

それと同時進行で信頼できるスタッフとTwitterのダイレクトメッセージでずっとメッセージの交換をしていました。チャットみたいに。

 

絶望と恐怖のどん底。怖くて怖くて仕方ありませんでした。心配してくれた友達が2人ほど電話をくれました。病気じゃない友達が電話をくれて、その人はお酒が好きで「いいじゃん、飲んじゃいなよ」と言われて「できれば飲みたくないんです」と言ったときに初めて自分は酒を飲みたくないのだと知りました。

 

信頼できるスタッフは上手く私を誘導してくれ5,6時間くらいメッセージの交換をして最終的になんとか落ち着くことができました。そのスタッフはやはり上手く、私に全然ひっぱられないし、諭したりしないし、ただ「この仕事してもらえる?」と仕事を与えただけです。

 

基本的に精神障害者は仕事を持ってない人が多いです。障害者雇用とかあっても、精神障害者は障害者雇用してもらえるのは3%くらいだそうです。それ以外は知的障害者か身体障害者です。まあ、それだけ精神障害者は扱いづらい。

 

私は仕事をしていない、なんの役割を持っていないと言うことに凄く絶望していて、もう自分は必要のない人間なんだ、と感じていました。仕事をしていないと人とのつながりも少ないし。その人はそのことをよく知っているので仕事を与えてくれました。別に就職したとかそういうわけでなく、SAの冊子を作るのを手伝ってくれって事です。不安がたくさんあったけど引き受けました。嬉しかったです。

 

そしたら、落ち着いてきてお腹の痛みも和らいできました。

 

ネットは好きなんだけど、所詮、ネット。ずっとそう思っていたけど、今回はネットに助けられました。パソコンを通じて人と人は繋がっていたんですね。そう感じた一日でした。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

 

 

03

4月

2010

べてるの集いin中野

今日は中野のべてるの集いに参加してきました。

病気に興味がありそうな友達に2人声をかけたんだけど、2人とも始まっても来なくて「なんだろう、私何かしたかな・・・嫌われちゃったのかな」とか思ってたのですが2人とも遅れてしまっただけでした。誤作動でした。

 

向谷地行良さんを迎えて会は進行しました。

 

北海道の当別の岡崎さんの話が面白かったです。むじゅん社のブログにも載ってます。http://mujun-sha.blogspot.com/

岡崎さんという人は「つくしの郷」という作業所で働いているのですが、凄い大声を出してサングラスをかけて怖い。「自民党はー!」とか突然政治の話を始めたり(政治好きらしい)「俺のおじさんは組長なんだ!」とか言ったりする。で、みんな怖くて作業所を辞めてしまうんですね。

 

べてるの人たちがそこと交流を持つことになり、みんなで岡崎さんと話してたんだけど、やはり岡崎さんは一方的に大声で政治の話。そして、話してたら幻聴さんの話になったのですが、そこで岡崎さんが「おれも聞こえるんだよ」と言った。そこで向谷地さんは「しめた!」と思って「これから当事者研究というのをやるんですが講師をしていただけませんか?」と持ちかけた。岡崎さんは「講師?先生?やってもいいよ!でも講師料取るよ!」と言った。「おいくらですか?」と向谷地さん。「んー、5000円でいいよ。・・・うそだよ!ただでやるよ!」と岡崎さん。

 

で当事者研究が始まる。また政治の話を大声で始める岡崎さん。向谷地さんが「何でそんな大声を出すんですか?」と聞いたら「気合いだよ!」と岡崎さんは言った。「何で気合いを入れるんですか?」と向谷地さん。「気合いを入れないと「お前はダメだ」って言う幻聴が聞こえてくるんだ。大声を出して気合いを入れると幻聴が弱くなるんだ。」と岡崎さん。

 

岡崎さんは別にみんなを怖がらせようとして大声出したりしてたんじゃなくて、ただ幻聴さんに対して自己対処をしてたという話。むしろ「つくしの郷」は好きで居心地が凄くいい、とも言っているそう。そして、「つくしの郷」ではコーヒーを売ってるんだけど、もっとコーヒーを売りたい、と言う思いもあるそうです。作業所のスタッフはそのことを初めて知ったそうです。

そして、べてるのメンバーが「怖いからサングラス取ってよ」といったら以外と優しい顔だった。

 

明日は横浜でまた当事者研究があります。行ってきます。

 

 

02

4月

2010

認知の歪み

今日、人と相談して私には認知の問題があると言われた。まあ、認知の歪みってやつですね。

 

認知の歪みにはいろいろ種類があって「一般化」とか「マイナス化思考」とか「レッテル貼り」とかいろいろあるのですが。私は「白黒思考」が強いかな。(認知の歪みについては聖和書店から出てる「いやな気分よさようなら」と言う本が詳しいです)

「心の元気」って雑誌にあったんだけど「曖昧な状態にたえられず、物事をすべて白か黒かでという極端な考えで割り切ろうとすること」とあった。

 

私は「いい」「悪い」、「好き」「嫌い」と、両極端で中間がない。人間はいい面もあるし悪い面もあるし、その人にしてはいい人でも、他の人から見たら悪い人だったり。あれだ、作者忘れたけど「小僧の神様」って小説みたいに。

 

「中庸」って言葉があって、仏教用語だけど、これが凄い好きで、まあ、何事も中間がいいって事なんだけど。

 

仏陀が言った言葉で「張りすぎた琴の線は音が良くない。ゆるくても音が出ない」ということ。ほどよく、きつすぎず、ゆるすぎず。

 

でも全然それができない。一度きつく言われたりすると「もうこの人は私のこと大嫌いなんだ!」と思う。今日人と話してて「好きな人にも怒る」という話を聞いてびっくりしました。怒る人は私のことが嫌いなんだという認知があるので。

 

中学生の時、教師に反抗したときがあって(お前はクラスのみんなに嫌われていると言われた。教師に。それで反抗を始めた)授業放棄とか先生蹴っ飛ばしたりとか酷かった。別にヤンキーだったわけではないが。毎日のように生徒相談室に呼ばれてた。それが親にばれたんだけど、父が烈火のごとく怒ってもう私の言い分なんか聞かないんだよね。私は泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい、もうしないから怒鳴らないで」って言ったけど一向に怒鳴るの止めなかった。母は「もうそれくらいに」とか言ったけど。

なんかそれから、思っていることを言ってはいけないとか、言っても分かってもらえないとか、言っても無駄みたいな考えが根付いたような気がする。

それから日本語失調症な様な気も。

 

トラウマは腐るほどあって語ったらきりがないし、精神病の人たちだったらもっと凄いトラウマとかいっぱい経験してる人とかいるだろうが。

でも、短大の時の友達に凄い家庭環境の子がいたけど精神病ではなかったな。何でだろう。

 

話がそれましたが、過去の出来事によって自分の認知は相当歪んでると思う。これを今から変えれるのか、と思うと全然自信が無くて絶望的な気分になります。

 

私はお風呂に入ってるときとか、料理してるときとかに凄く昔の嫌なことを思い出してしまい、今日もシャワーを浴びて泣いてた。こんな酷い誤作動体質ではこれから人とうまくやっていく自信もないし、会社にも勤められない気もする。そう思うと絶望的な気持ちになって、社会で生きていくのが無理なら死んだ方がいいのかな、と真剣に飛び降りた方がいいのか考えた。と、これが「白黒思考」ってやつですね。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

兄についてはまだ語れないな。本当にトラウマスイッチが多すぎる。

 

31

3月

2010

アルコール依存症

自分がアルコール依存症なのかと不安です。

自分のアルコールの歴史については本日の誤作動に書きました。クリック

 

初めてお酒を飲んだのは小学校3年生。父親がアルコールの問題のある人なのですが「俺のついだ酒が飲めないのか!飲め!」と言われて飲みました。一緒にいた兄にも注いでましたが兄は飲みませんでした。ビールでしたが「苦い」という印象でした。

 

ビールがおいしいと思ったのは小学校6年生の時。父がよく飲むので何となく一口とか二口飲んでそんなにまずくもないと思いました。

 

中学生の時にカクテルの缶で出てるやつが流行って、毎日のように父が買ってきて、ジュースみたいでおいしくて毎晩飲んでいました。いろんな味もあるし。母は特に止めませんでした。父は暴力的で逆らえなかったんでしょう。

毎日飲んでいたら生理が一ヶ月くらい止まらなくなり、まずいと思い飲むのをやめました。あれは誰にも相談できなくて焦った。

 

で、高校生になり病気を発症。毎日死にたい気持ちになり苦しくて、お酒を飲んだら何とかなるかと思い、父は洋酒は飲まないのでお歳暮できたウイスキーとかがたくさんあってソーダで割って飲んでいました。ボトル半分くらいは空けてた。一回飲むときで。トイレに立つときにふらふらして立てなかったけど、苦しい気持ちが消えてへらへら笑ってました。

 

父はよく「お酒を飲めないやつは人生の半分損している」と言っていました。私もそんな気がしていました。

 

父とサウナに行って上がってから水分を取るのを我慢して居酒屋に行ってビールを飲むのが楽しかったです。父とはよく飲みに行ったりしてました。

 

短大に入り飲む機会が多くなりました。小さい頃から飲んでいたせいか酒に強くて凄い量を飲んでいました。居酒屋ではジョッキ3杯にカクテルとか2杯くらい。そのあと締めで日本酒。リバースはしたこと無いです。

良く覚えていませんが2日に一回は確実に飲んでいたと思います。家でも一人暮らしだったせいか止める人もいないので一人でがんがん飲んでいました。ビール1リットル缶チューハイ3缶。焼酎3杯くらい。良く記憶をなくしていました。

大学でも学校で飲んでいました。お昼休みに教室で。一人で。友達もいなかったので。夜は違う大学のサークルに入っていてそこで飲んでました。

 

卒業して就職してからもお酒はよく飲んでいました。まあ、仕事があるので昼間は飲まないけど、夜晩酌をしながらポケモンを見るのが楽しみでした。

 

で、仕事で行き詰まり自殺未遂。一ヶ月半精神病院に入院しましたが酒が飲めないのがきつかったですね。父は1,2回見舞いに来て「酒持ってこようか悩んだ」と言っていました。

 

で、退院して仕事とか探したけど、なかなか見つからず、面接まで言ってもうまくいかない。バイトもしたけど続かない。昼間することがない。苦しい。お酒飲む。と言うことで昼間からまた大量に飲んでました。で、夜になってなんか空しくなる。お酒は飲み始めと飲んでる最中はいいけど、醒めてくると辛い。

 

3日に一回と決めて飲んでたけど、脂肪肝になってしまいウコンを飲みながら酒を飲んでました。脂肪肝は治ったけど、治ったらまた飲んでた。

 

飲むことを楽しみに生きてた。

 

で、半年前に多量服薬してから体を大事にしようと酒はやめました。

ストックしてあるお酒にも手をつけず、作った梅酒も飲み頃になっても飲みませんでした。居酒屋に誘われて行ってもずっとウーロン茶を飲んでた。

 

しかし、また最近飲み出してしまいました。

苦しくなったり、空しくなったりしてもお酒を飲むと取りあえずどうでも良くなるので。

醒めてくると最悪だけど。

 

長くなりました。

そんな私のアルコールの歴史でした。

 

29

3月

2010

怒りのコントロール法

怒りのコントロール法というお題で当事者研究しました。

 

何が原因かは分からないが突然頭の中に「昔ああ言われた、こう言われた」というお客さん(マイナスの自動思考)がくる。

 

私は仕事がない、頭が悪い、年だ、など現在の自分を考えると怒りがこみ上げてくる。→泣く、叫ぶ、死にたくなる、電話でSOS

 

多分頭にくるお客さんの原因は「無職だ、働きたい、でもどうしたらいいか分からない」というところから来てるのかも。

 

怒りにとらわれたときは・・・

見返してやる

食べて考える

ほかの関係に目を向ける

ボランティアなどにトライする

 

一つのことに失敗してもそれにとらわれすぎず、ほかの自分の評価に目を向ける。

総合評価で自分を見る。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

27

3月

2010

当事者研究

横浜のSAに行ってきました。ついでに午後の当事者研究会にも出てきました。

 

当事者研究では病院との付き合い方の研究のお題が出されました。

 

○いい病院とは?(みんなの意見)

 

薬の処方が上手

待たない、人が多くない

近い

話を聞いてくれる

怒らない

入院が少ない

患者で自己実現しない

他科とのつながり

年金を取りやすい

コメディカルの対応がいい

受付の対応がいい

医者が変わらない

コンコーダンス、アドヒアランス

投げ出さない(エンゲージメント)

 

などがでました。まあ、そんな病院は存在しないといった方がいいんだけどね。そんな場合どうするか。

 

求めすぎない(そうすると好転する場合が多い)

割り切る力

振り回されない

ゆるくいく

 

などの意見が出されました。

病院という一本の柱だけでなく、もっとほかの柱も作る。支援センターとかサークルとかボランティアとか友達とか家族とか。そうすると、病院という一本の柱が揺らいでもほかの柱があるので自分は安定できる。細い柱でもいいから沢山作るといいと言うことでした。

 

25

3月

2010

明日横浜SA

明日も横浜SAに参加してきます。相当遠いんだけど。行っていいのかもよく分からないんだけど。取りあえず行きます。

ちょっとここのところ、心がすさんできてるので弱さを語った方がいいのかな。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

今回はまた空腹誤作動。もう、常に腹が満たされてれば死にたい気持ちはなくなるのかって感じ。ま、食べても死にたいときは死にたいですね。泣きながら食べるときもある。

 

本日の誤作動、見てる人少ないんだよね。ブログよりもこっちを頑張ってるのだが。

 

引きこもりを決めて2日目。冷凍食品とカップラーメンにもはや飽きて「野菜!魚!」と叫びたくなり、スーパーに行って野菜と魚を買って、ぶり大根と炊き込みご飯とか作った。ちょっと食べ過ぎたが栄養が回っていい感じです。野菜ジュースとか飲みまくってたけど、あれで補給できてる感じがしない。

 

松本人志って罰ゲームで坊主にしたんだよね?まだ罰ゲームは続いてるのか・・・

24

3月

2010

うつ

本日の誤作動アップしました。クリック

 

本日の誤作動の方には書いたけど、このSSTはうまくいったけど、仕事の方はうまくいかなかった。それでずっとうつです。

 

SSTっていうのは生活技能訓練と言って、まあ、コミュニケーションの練習ですね。デイケアでやってました。精神障害者は一様にコミュニケーションが下手なので。

 

ロールプレイと言って、一度みんなの前で今までやってるとおりにやってみて、良かった点を指摘してもらう。そしてさらに良くする点を言ってもらう。他の人がお手本を見せて、練習したい人がそれを見て使いたいところを使う。といったところかな。今は学校とかでもやってるみたい。

 

仕事の方はとあるNPOに電話をして研修というかたちでお金はいらないのでお手伝いさせて欲しいと言うことを言ったのですが「人が足りているので」と断られました。うまく話せていたとは思うのですが。

 

それでずっとうつです。お酒を飲んだりしてしまい最悪でした。お酒はやめたんだけどね。

 

今日診察だったんだけど、薬が増えるのが嫌で調子がいいふりをしてました。薬は減りました。

 

もうしばらく引きこもろうと思って、スーパーで冷凍食品とかカップラーメンとかしこたま買って帰りました。

 

 

22

3月

2010

紙−1に行ってきます

今日は新宿のレッドクロスでやる紙-1グランプリに行ってきます。

 

主催者の三本美治さんとは昔働いてた会社で知り合いました。三本さんはガロなどで活躍している漫画家さんでミニコミなども出しており、私がフリーペーパーやミニコミを出すきっかけになった人でもあります。

 

会社はエロマンガやエロ本を作っている会社だったけど、働いてる人は意外と普通の人が多かったな。

 

三本さんはスキンヘッドという風貌でも目立っていましたが、一人でミスコピーの裏に社内報を作って刷っていて変わった人でした。私は変わった人が好きなので自分から誘って飲みに行ったりしてました。私が多量服薬して会社を辞めたときも連絡を取ってくれた優しい人です。それから結構三本さんに誘われて寿町やらルチャを見に行ったり私の知らない世界を教えてくれました。だいぶお世話になりました。

 

三本さんは本当に天才の漫画家だなー、と思います。何より絵が凄いよね。もう自由というかのびのびしてて。内容も洞察力が鋭く、世の中を皮肉っていて深く物事を見ているというか、三本さんの頭の中を覗いてみたいと常々思います。あまりにも天才過ぎて話すとき恐縮してしまってうまく話せない自分が悲しいですが。でも、ご本人は腰が低くて全然偉ぶらない凄くいい人です。図々しくも、一度私のミニコミで対談していただいたことがあります。私の馬鹿さ加減が露呈することになっただけだったけど。

 

三本美治さんの「順風」という漫画(青林工藝舎)に、主人公が精神科に行って薬をもらうシーンがあり「こっちが抗うつ剤、落ち込んだとき気分を盛り上げる薬。こっちが精神安定剤。盛り上がりすぎてイライラした心を落ち着かせる薬。飲んでも飲まなくても一緒なんじゃないか」という台詞が印象的です。

 

いま、落ち着かなくなり、メイラックスを飲みました。落ち着いてきました。これからカップラーメン食べて新宿に行きます。

 

本日の誤作動アップしました。クリック

 

 

 

 

20

3月

2010

思うように書く

このホームページも開設して一ヶ月以上たって、あんまり方向性が見えてこず、ブログもどういう内容のものを書いたらいいか悩んでいましたが、まあ、精神病新聞って精神病のことにも関係ないことを書いてるので、関係なくてもいいかなあと。精神病と関係ない事書いても、それなりに数は出るので。時々精神病でいいかなあ、と。

 

で、精神病と関係ない話題。

 

テレビが苦手。人との共通言語として芸能人とかテレビの話題って重要だけど、そういうの全然わかんないんだよね。ニュースすらもまともに見なくて、やばいと思いTwitterで政治家をフォローし始めました。(Twitterは見るがニュースは見ない)

 

まあ、今日やばいと思って7時にNHKつけたけど。明日が嵐と言うことが分かりました。高校生と短大生の頃は頑張ってたけどね。毎日ニュース23見てたし。頭のいい大学の学生の友達とお酒飲みながら世の中の出来事語り合ってたからなー。その子今弁護士だよ。

 

ゴーマニズム宣言が凄い好きだった。毎日死にたい気持ちがあっても「今日はSPA!の発売日だから死なないようにしよう」とか頑張ってた。SPA!は下品だとは思うがゴー宣は面白かった。

 

小林よしのりにはちょっと気に入ってもらえて一時期電話してた。あんな大物の漫画家と話したのはあの時だけだ。食事もしてカラオケも行って仕事場にも行った。食事はおいしすぎてもう訳が分からなかった・・・なんか会計で小林よしのりは3万くらい払ってたかな・・その時の私の財布には300円しかなかった。当時一人暮らしでお金無かったな。

 

そのあと、小林よしのりが「脱!正議論」書いて龍平くんをあんな感じで書いてびっくりした。原告をあんな風に書かなくても・・・

 

「新ゴーマニズム宣言1」には私も出てます。もう古いからブックオフにあるんじゃない。

 

なんか今日、思うように書いたらスッキリした。楽しい。文章を書いて楽しいのは久しぶりだ。これからもこういう感じで行こう。

 

タコシェで最新刊の「和解」ネット販売されてるよ。http://taco.shop-pro.jp/?pid=17740117

19

3月

2010

新しいミニコミ

今日は新しいミニコミの表紙を作りました。Macにしてからの初ミニコミです。Photoshopで作りました。そんなに時間はかけなかったのでたいしたものではないけど。しかし、私は無難なものしか作れないな。まあ、デザインについて勉強してるわけでもないので。

メイラックスは依存性があるとか。突然やめるとイライラしたりするみたい。飲みたくないな。

いま、また精神病新聞を書き始めたのだけれど、笑える内容を書いてない。まじめ。昔みたいに馬鹿な内容の方がいいのかな。でも、タコシェとかって精神病ぽい人多そうなので、病気の人に有益な内容の方がいいのかな、と。10年この芸風で飽きてきたし。でも、10年この芸風だから変えない方がいいのかな。悩む。

本日の誤作動アップしました。クリック

本日の誤作動が最近暗すぎる。どうにかならないかな。

18

3月

2010

日記

ブログはなるべく個人的な日記にならないようにしなきゃ・・・と心がけているのですが、あんまりそうなりませんね。

ちょっとイヤなことがあり、うつになってます。お酒を飲みたいけど、がまん。

早く元気になって、ハローワーク行って職に就きたい。

16

3月

2010

お酒は誤作動に悪い

お酒は誤作動に悪いそうです。向谷地さんに言われました。

昨日、苦しくなって耐えられず、お酒を飲んでしまいました。梅酒3杯。

くらくらして寝てしまいました。

そのあと、起きたけどスッキリしなくてイヤなことを思い出して、辛くなる。

本日の誤作動アップしました。クリック

新しい精神病新聞をタコシェとべてるに送りました。

今「単純な脳、複雑な『私』」読んでます。

その中から「哲学では『存在とはなんぞや』と、大まじめに考えていますが、大脳生理学的に答えるのであれば、存在とは『存在を感知する脳回路が活動すること』と手短に落とし込んでしまって良いと思います。つまり私は『事実(fact)』と『真実(truth)』は違うのだと言うことが言いたいのです。」

脳が『存在』を感知しなかったら、目の前にリンゴが置かれていても、自分はリンゴが『存在』しない、と認識する。本当はあるのに。

『嫌われていない』のに、感知しなかったら『嫌われている』と認識してしまうのです。本当は嫌われていないのに。

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14

3月

2010

横浜当事者研究

昨日、横浜の当事者研究交流会に行ってきました。

早坂潔さんが来て、絶好調でした!後、下野勉さんとよしめぐが来てました。

みんなで、ポストイットに苦労を書いて、模造紙に書いて苦労の仕分けをしました。自分の苦労がなんの種類なのか、その苦労は別の苦労と関係してるのか、などなど、面白かったです。

その後は、家族当事者研究。家族の方は向谷地さんに「自己紹介して下さい」と言われてるのに、自分の子供の紹介ばかりしてました。他己紹介ですね。

私も出たんだけど、背中が痛くて不調。

潔さんに「みんなで焼き鳥屋に行くから行こう!」と誘われても行けませんでした。残念です。

今日も横浜で当事者研究の会があったけど行かなかった。

本日の誤作動アップしました。クリック

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12

3月

2010

精神病新聞作りました

新しい精神病新聞作りました。今回は薬の飲みごこちについて。クリック

ワイパックスがだいぶん効きます。でも、最初の頃に比べたらいまいちかな・・・

Twitterはじめました。IDはdennouseisinです。

明日は横浜に行ってきます。

14日の日曜日は横浜の桜木町でべてるの当事者研究の会がありますよ!http://bethel-net.jp/event.html

これから、ジェイゾロフトと眠剤と、リスパダール飲んで寝ます。ジェイゾロフトが効くようだったらリスパダールは切ると思う。

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11

3月

2010

ジェイゾロフト

ジェイゾロフトは飲んで特に気分が上がったと言うこともないですが、悪く事もないので、効き始めるまで様子を見ます。1,2週間くらいかかるかな。効き始めるの。

恐れていた副作用の吐き気もなく、眠くなることもないです。

今日は、デイケアで少し調子が悪くなり、ワイパックスを飲んだら落ち着きました。

ワイパックス合ってるのかな。

彼氏が風邪を引いてしまいました。講演会から9時半頃帰ってきて、買い物をして、栄養ドリンクとか果物を買ってお見舞いに行きました。

良くなるかな・・・

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10

3月

2010

自殺はしてません

本日の誤作動アップしました。クリック

かなり暗い内容になってますが、本人は別に死んでません。

元々そんなに調子は上がっていたわけではないですが、就職のことを考えたり、本を見だしたら、どんどん具合が悪くなり、もう頭の中は死ぬことばかり。

SPIの本を読んでも問題が解けず、面接の本を読んだら自信が崩れ去り、もう自分はダメなんじゃないかと。

相当死にたかったのですが、うつ過ぎて死ぬ気力すら起こらず、何とか今日の診察に行ってきました。

私は前の主治医には統合失調症と言われ、統合の薬を飲んでましたが飲んでもあまり聞かず、憂鬱なのがとれないので新しい主治医に勧められていたジェイゾロフトを飲むことにしました。ジェイゾロフトはうつの薬です。さらに、もう耐えられず「頓服で何か出して欲しい」と言ってワイパックスを出してもらいました。うつとかパニック障害とか神経症の薬です。「これが効いたら私は統合じゃない・・・」と思ってたんだけど、見事に効きました。今はさっきほど落ち込んでません。彼氏とも普通に話し、こうして久しぶりにブログも書けました。

今日の夜からジェイゾロフトを飲むので、期待します。でも、副作用で吐き気とかあるみたいだし、効き始めるのに2週間くらいかかるそうなので、頑張って飲みます。副作用でないといいな。

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07

3月

2010

明日、当事者研究ミーティング

昨日、美容院に行ってさんざんな目に遭いました・・・

本日の誤作動アップしました。クリック

明日、当事者研究ミーティングがデイケアであって司会を任されてるのですが、不安です・・・

彼氏の当事者研究を練習にとしてみたのですが、全然うまくできなかった・・・笑いを少しも入れられなかった!(当事者研究の理念は「にもかかわらず、笑うこと」)

彼氏の当事者研究をできた分だけ書いておきます。

 

テーマ

何もやる気が起きない

 

自己病名

ダルダルダルメシアン病

 

状況

半年くらい引きこもってる

 

対処

テレビを見たり、ゲームをしたり

 

メリット

気が紛れて楽しい(満足度60〜70%)

 

デメリット

ゲームが終わるとむなしい お金がかかる

 

人に会いたくない

引きこもる

ゲーム、テレビ

お金がかかる ゲームが終わってむなしい

またゲーム、テレビ

 

どうしたら人に会いたくなるか

○会いたいと向こうから言われる

○メールが来る

 

デイケアに思い切っていったときは?

声をかけられると誤作動が治まる

 

課題

デイケアにいって、みんなの前でこの苦労を発表してはどうか。

そして、デイケアに行って、みんなに声をかけてもらう。

 

彼氏は眠たがっていて、全然集中してくれませんでした・・・

だからこの研究も、いまいちだと彼氏に言われました(あまりまじめに参加してくれなかった)

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04

3月

2010

当事者研究の進め方

 今度の当事者研究ミーティングで司会を頼まれたので、べてるの人たちに進め方を聞いたりしてます。

西坂自然さんに聞いたものは

 

①場の力を信じて任せること。
②苦労の経験を皆から教えてもらう感覚、分かち合う感覚で司会をすること。
③当事者研究のテーマと同じような苦労をもっていそうな仲間に、なるべく多く「似た経験がありますか?」と話をふること。
④話す人がいなくて場が保てないときは、自分の経験や弱さの情報公開をしてみると次のきっかけが生まれるときがあります。
⑤研究する人の苦労について、みんなで一緒に考えることができれば、上手な解答が見つからなくてもOKです。

というもの。

ためになる・・・

 

宮西勝子さんから聞いたのは具体的です。

1 初めのあいさつあまり発言のない参加者にお願いします言葉につまるようなら耳打ちします「これから当事者研究ミーティングを始めます」



2 今日の理念当事者研究の理念からひとつ選び誰かに読み上げてもらい自分の経験からの意見を二人か三人位に話してもらう



3 報告講演の報告や研究の実験結果の報告



4 今日のお題時間の有る限りやります



5 終わりのあいさつ
1 と同様に「これで当事者研究ミーティングを終わります」




4 の進行について基本形は大まかにすると

テーマタイトルを決める

自己病名を決める

苦労のプロフィールを話してもらうその中で図式化出来たり循環図化出来たりする

質問タイム随時はさんでいくテーマが皆の中で深まります

対処法の更新アイデア募集

何となく納得解決してないけどそのうち解消しそうな気がすると本人に思ってもらえるラインが大切ですズバリ解決したい!という衝動を抑えてKH(空気を外す)のが司会の力量です肩透かしで行きましょう

 

ちょっと今度自分でまとめてみます。

今日は誤作動まみれでした。

でも、今日のSAは盛り上がって良かったです。


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03

3月

2010

ホームページ

私はこのホームページのことを人にあまり言っていないです。デイケアのメンバーはほぼ知らない。まあ、検索すれば引っかかるし、今度、本に紹介してもらう予定もあるので、そのうちみんなにばれると思うけど。

でも、なんか毎日会う人に読まれるのはなんか恥ずかしい。結構自分の心の内を書いているので。

本日の誤作動アップしました。クリック

評価を気にして行動すると、自分の行動が制限されてしまうので、本当に自分がしたいのかよく考えるようにしています。

たとえば、デイケアで誰も使っていないコップを洗うとき、本当に自分が洗いたいのか、スタッフによく思われたいから洗うのか。自分でよく考えて、自分がしたいようにしてます。

いままでは、いやでも無理して洗ってたけど、最近はイライラしてるときとかは洗いません。散らかってていやだな、と思うと洗うようにしてます。最近は機嫌がいいので毎回洗うけど。

最近は、スタッフにそんな期待されてない気がするので、どうでもいいや、頼まれた仕事だけやろう、と、あまり深く考えません。

評価が気にならないというか、評価の対象じゃないんだろうな、と。気にされないから気にしない。テイクイットイージー。

 

 

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01

3月

2010

眠れません

現在、夜中の3時。眠れません。ので、本日の誤作動アップしました。クリック

夜中はろくな事考えないなー。

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01

3月

2010

具合が悪くなる

今日、彼氏が具合が悪くなり、大変でした。

「すべてが怖い。助けて」というSOSのメールが来て大変不安でした。親しい友達が彼氏の家に行ってくれて安心しましたが。しかし、具合は一向によくならず、結局、注射を打ちました。いくらか落ち着いて良かったです。本人は入院を望んでいて、訪問に来たスタッフも、入院させようかと思っていたみたいですが、入院は免れて良かったです。

注射をした後、良くなっても、また具合が悪くなり、なんやかやと大変でした。でも、彼氏のことを心配した人がケーキを持ってきてくれて本人は喜んでいました。

私も彼氏もそのケーキを持ってきてくれた人に対して、誤作動を起こしていて今まであまりいいことを言っていませんでした。そんなわけで二人でその人に対する誤作動がどんどんふくらみ、きつかったのですが、ケーキを持ってきてくれたので「誤作動だった」と思えて安心しました。

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28

2月

2010

死にたい

本日の誤作動を見直してたら、私の台詞は「死にたい」ばかりですね。

私の当事者研究を見てもらえば分かるけど「多量服薬の研究」私の「死にたい」は「寂しい」とか「お腹減った」とか、いろんな不満が「死にたい」の一言で表されてます。どんな「死にたい」なのかモニターするのがめんどくさいんですね。きちんと、どんな「死にたい」なのかモニターしてそれに対処できればいいんですが。

最近、怒りが私を襲います。何で私が多量服薬しなきゃならなかったのか、周りが何でこんな扱いをするのか、イライラして、独り言をつぶやきながら道を歩く始末。まだ怒りのコントロール法がつかめません。

本日の誤作動アップしました。クリック

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27

2月

2010

横浜SA無事終了!

横浜SA(以下YSA)無事に終了しました。

一時間半くらいやりました。SAに初めて参加する人も、うまく語れていたと思います。YSAがこれからもどんどん発展していけばいいな。

それと「降りていく生き方」を見に行きました。市川に。

印象的な台詞は「発酵って言うのは腐るっていうことなんだよ。良くなるために悪くなるんだよ」というのです。自分の病気が少しいやでなくなりました。

 

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26

2月

2010

うちのひと達はおもしろい

昨日、佐俣ユミさんという漫画家さんがうちに来ました。

佐俣さんは吉祥寺のバサラブックスで私のミニコミを買って下さった方で、それで連絡をくれて仲良くさせていただいています。

佐俣さんは「ル・コルビュジエの生涯」という書き下ろしの漫画を出されてます。

佐俣さんの出されてる同人誌の「うちのひと達はおもしろい」という本は面白いです。4コマ漫画なのですが、レベルはかなり高いです。4コマ漫画というと、穴埋め的な感じですが(実際私が漫画の編集してたときも、4コマ漫画は穴埋めだった)読み過ごせないおもしろさです。業田良家っぽいかんじかな。

ユーモアもありますが、自身の家族の話ではシリアスな感じに。

自分の辛い体験、漫画家としての苦悩、表現者としての立ち位置。苦悩するさまがまざまざと紡ぎ出され、決して答えは出ませんが、答えを出そうとする姿勢が見事です。悩む姿は美しいなと思います。

ご本人は柔らかい物腰ながら、ものを考えるお仕事のため、結構ストレートに話す方なのでドキッとさせられますが、全く嫌みな感じはなく、むしろ惹きつけられます。

正直、今の漫画界は低迷していますが、そこに新しい風を送り込む漫画家さんだと思います。

コミティアにはまめに出展しているそうなので、そこでご購入いただけたらと。もちろん「ル・コルビュジエの生涯」は本屋さんで売っております。一番アマゾンが手っ取り早いかと。

これからの活躍に期待です。

本日の誤作動アップしました。クリック

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25

2月

2010

背中が痛い

背中が痛い。すっごく痛い。

原因はなんだかよく分からない。整形外科にも行ったけど、特に何も言われなかった。体を暖めたり、電気を流したりした。でも、あんまり良くならない。体の緊張をとる薬も出されて飲んだけど、あんまり効かない。

昨日の夜なんかは泣き出してしまったほどだ。

人に電話して「私はクズなんです!」とか言い出す始末。体が調子よくないと、考え方までおかしくなってきて、周りに迷惑をかける。今朝電話して謝ったといたけど。

かなり、精神関係の本を読んでいるが、全く自分の認知のゆがみというか、考え方のゆがみは矯正されない。

もう一度、認知療法の本読み返すか。

本日の誤作動、アップしました。クリック

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23

2月

2010

横浜SAが立ち上がる

横浜でSAが立ち上がりますよ!

今週の27日に桜木町で10時からやります。SAやってるのは浦河と札幌と千葉と横浜くらい・・・?私も参加するので、よろしくお願いします。

しかし、27日は市川の「降りてゆく生き方」を2時から見に行くんです。横浜と市川を行き来するのはちょっと大変だな。

降りてゆく生き方というのは、武田鉄也さん主演の映画です。べてるの本のタイトルを取ったそうです。内容はなんかお酒の酵母の話なのかな。(ごめんここら辺曖昧。見てないので)URL貼っとく。http://www.nippon-p.org/blog/cat18/

映画館ではやらないで、全国をいろいろと回ってる映画です。

 

今日は、友達と3人でCATANと言うボードゲームをやりました。これすっごくおもしろいんです。無人島を開拓していくゲームです。ちょっとうまく説明できないな。アマゾンで売ってるので、おすすめです!

3回やって、2回勝った!いやー、気持ちよかった。

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21

2月

2010

嬉しかったこと

今日、デイケアのプログラムで「考えが似てる人には好意を抱く」という話をしていて「考えが似てるメンバーはいますか?いたらどんなところが似てますか?」と言う話が出てみんなで話したんだけど「私と考えが似てる」という人が3人もいて嬉しかったです。デイケアでは一人でいることが多いので、そう思ってる人がいるのは嬉しいなあ。

3人とも近所で一人暮らしをしている仲間なので、繋がっていきたいです。

辛くなったら、家族より仲間です。親と電話するとストレスがたまるだけだし。

前、統合失調症の番組がNHKでやってて「幻聴が聞こえたときはどうしたらいいでしょう」という質問に「仲間に相談」と偉い先生が言っていて、べてると同じ考えだー、と感心しました。家族には幻聴のこと言っても体験したことはないので、完全には理解しがたいけど、仲間のところに持って行くと「あー、同じ苦労したことあるよ」とかなるだろうし。また、仲間の対処法も聞けるという利点もある。それに仲間に話すとほっとする。

私は家族には、苦労してることとか全然話せません。心配かけるだろうというのもあるけど、家族に話しても、全然満足しない。

あ、ちなみに私は幻聴はないです。幻聴はNHKの話です。

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20

2月

2010

今日は暇

今日は掃除もしたし、洗濯もしたし、やることないです。

暇だったので、友達に電話したけど、出なかった・・・そのことをマンガにして本日の誤作動にアップしました。

本日の誤作動はほぼすべて起こったことを書いてます。いや、もう99%本当のことです。毎日誤作動起こしてます。本当に自己病名の「評価依存型 誤作動起こしっぱなし 涙腺崩壊型」って自分でつけたけど、あってるなー。

どこかでかけたいけど、別に欲しいものも、行きたいところもないし・・・

欲しいもの・・・コンタクトの保存液がなくなってきたので欲しいです。

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19

2月

2010

診察

彼氏が診察のことで悩んでます。彼氏のことなのであまり書けないけど。

今日は精神病新聞を書いてました。

良かったら見て下さい。クリック

 

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18

2月

2010

SA

今日は久しぶりにSAに出ました。

SAとはスキッゾフレニックスアノニマスの略で、統合失調症などの病気を持った人たちのミーティングです。アメリカで始まり、日本では浦河で初めて行われました。

8ステップを読んでそれに沿った話をします。当事者だけで回します。

私がチェアマンを務めたのですが、フリートークが盛り上がりました。横浜でもこれから行われるそうなので、興味のある方は参加されるといいかも。

病気についてがつんと語れる機会はあまりないので、貴重です。

昨日は、精神病新聞書けませんでした・・・

なんか、Wordがおかしくなってしまって。パソコンが詳しい人に聞いたけど、直ったと思ったら、直ってなかった・・・でも、何とか大丈夫なので、明日書きます。

明日デイケアでボーリングだけど行かないです。だって、ガーターばっかりだし。運動という運動はすべてダメです。スポーツはトラウマです。でも、体が痛くて運動してないからかなーと。いま、背中に湿布貼ってます。

本日の誤作動アップしました。

 

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17

2月

2010

講演会

昨日は、八千代台のかたくり会の講演会に行ってきました。向谷地宣明さんと、私と私の彼氏で。内容はべてるの家と、当事者研究について。

講演会にはだいぶん行ってるけどあんまりうまく話せないです。頭では理解してるつもりだが。

多量服薬の研究も発表しました。彼氏は、出されたお菓子を早々と食べ「あ、もう食べてしまってごめんなさい」と言って笑いを取っていた。

べてるには2回行きました。2回目は単身2週間。共同住居に滞在しました。べてるでの体験を話したりしました。はじめて行った時はべてる祭りと当事者研究交流会に参加して、普段のべてるは見なかったので2回目のべてる訪問は貴重でした。

質疑応答が結構長かったです。やはり、家族の方々は悩んでる方が沢山いますね。(あたりまえか)当事者として私の言葉が参考になればいいな、といつも思います。

ミニコミが持っていたのが全部売れて、買えない人もいたので、もっと持って行けば良かったと後悔。講演会に持って行くミニコミの冊数はいつも悩みます。

今日は精神病新聞を半年ぶりに作ろうかと。頑張ります。

世の中の役に立つ人間になりたい。

 

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15

2月

2010

誤作動が強くなる

今日、デイケアのメンバーに誘われて飲み会に行ったのですが、あまり楽しめませんでした。

話していたら「え?あのメンバーあんなこと言ってたんだ、私には違うこと言ってたのに」とか「なんか、今の言葉、私への当てつけかな・・・」とかいろんな事が頭の中を、ぐるぐる、ぐるぐる。

学生の頃の飲み会を思い出しました。

ちっとも楽しくなくて、酒をがんがん投入して、べろべろに酔って、泣きながら帰る。ひどくなると、薬を多めに飲む。(具合が悪いと思い、頓服と思って飲むのですが、立て続けに5回くらい飲んだりしてた)ひどいときは駅で、根性焼きとかしてたな・・・。

昔、(今もだが)相当苦労していたし、自分の弱さとか、苦労とか全く出せていなかったので、少しでも周りに出せていたら違ってたかも。

自分が弱くて、みっともなくて、情けない、と言うことを出せなくて、むしろ逆に「私はこんなにすごいんだ!」と強がっていました。弱いところを見せたら馬鹿にされて相手にされなくなると思っていました。今も、弱いのを見せられていないけど。デイケアでも、人とあまり話さないで、本を読んだりしてるので(読む本がたまってるのもあるが、デイケアに行ってるのに人と話さないのも何かと思うのだが)周りは私が何考えてるかあんまり分からないかな。しかし、自分を客観的にみることが全くできないので、どう思われてるかも分からないが。

デイケアのスタッフに話しかけられて嬉しい自分がいます。それはまるで、王様に話しかけられる家臣のよう。嬉しいという反面、自分がどれだけ低いのかと。

大島弓子の「8月に生まれる子供」の「わたしはわたしの王女様である。そしてその民である」という言葉を思い出しました。

明日は、講演会です。

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14

2月

2010

落ち着きました

先ほど、人と相談をして、落ち着きました。

鳩山総理の話をだされて(最近ほとんどテレビを見ないので説明してもらった)人から人へ伝わる話は、正確には伝わらず、誤解を招きやすい、と言う話をされました。

あー、母親から伝わった話だから、半分くらいしか正しい情報が来ていないんだと。

デイケア以外の活動も大事だと言われ「ほかのところで活躍できると思うよ」と言われて元気が出ました。

 

14

2月

2010

なんだかかんだか・・・

母親と電話したら、デイケアのスタッフと前の主治医と話したと聞いた。

その話した内容が、私のことがスタッフの主観で、一人歩きしてる。

もう誰も信じたくないし、みんな嘘つきだ。

本日の誤作動アップしました。

14

2月

2010

バレンタイン焼き肉

今日はバレンタインです。昨日、バレンタインにかこつけ焼き肉を食べてきました。バレンタインに焼き肉。流行るかもしれません。

彼氏は、かわいく言えばぽっちゃり、はっきり言えばデブなのですが、大ライス2杯食べる暴挙に出てました。止められなかった・・・なぜなら私も大ライスをたのんでいたので。(1杯だよ!)

で、バレンタインにはティラミスをあげようと思って作ったのですが、牛乳を入れすぎて固まりませんでした。まー、しかたない、と思って冷蔵庫に放置していたら、彼氏が「ティラミスジュース」と言ってごくごく飲んでました。ああ!ますます、どすこいに!

 

きのうはフランクルの「それでも人生にイエスという」と少し読みました。「自殺の無意味さ」「人生が出す問いに答える」「苦悩で意味のある人生を実現する」などのタイトルがあってドストライクです。「私たちが人生に問いを発しているのでなく、人生こそが問いを出し私たちに問いを提起しているのです。私たちは問われている存在なのです」とあり、私はもごもごしてしまいました。

 

13

2月

2010

本日の誤作動アップ

本日の誤作動アップしました。

彼氏に「下手くそすぎるよ!ひどいよ!」と言われました。

分かってる、下手なのは分かってる。でも、やるんだよ!

わたし、学生の頃は美術はほぼ5だったんだけどね。

文章よりもマンガの方が好まれるかと思い、描きました。

今日、ミクシィの方で通販の申し込みが来ました。一気に5冊も買ってもらえて良かったです。

 

12

2月

2010

開設します

やっとできました。ホームページ。

Dreamweaverで結局作れず、jimdoで作りました。Dreamweaverでは遅々として進みませんでしたが、jimdoでは3,4日でできました。

ホームページで何をするのかと言えば「ブログを書き、精神病新聞に興味を持ってる人に、著者の近況報告。自分の思ってることをうまく言葉にする練習。」「本日の誤作動を4日にいっぺんくらいアップ。(彼氏に、下書きを見せたら「つまらねえ!」と言われ、モチベーションが下がったが、別に自分がやりたいからやるので頑張る)」

あとは、掲示板とか問い合わせフォームとかで読者の人とやりとりかな・・

ミニコミの紹介とか立ち読みコーナーも設けたので興味のある人はぜひ。

あ、あと、半年ほど精神病新聞を作っていませんでしたが、これを機にリニューアルしてまた作ってタコシェに置きます。で、こっちにもアップします。

 

なんだろう、今日はデイケア最後までいれませんでした。なんか元気がなくなってアパートに帰りました。

なんか、SSTの始まる前のメンバーの下品な話でもういやになりました。それを受け入れる周りもいや。それ言ったら「いやな人いろんな人がいて社会」って言われるんだろうけど、あんな発言する人健常者の社会じゃいないよ!

 

で、半年ぶりに酒を飲んでしまいました・・・飲んだら苦しくなって切れるまで大変でした。もう飲まないー!

 

みなさま、電脳精神病新聞をよろしくお願いします。